ラストパイ 大阪3日目🥧
ラストパイ 大阪3日目
2023/3/16(thu) 14:00開演
森ノ宮ピロティーホール
1階Y列 下手 ラストパイ1回目私的感想
前2日のレポを拝見して望んだ私的初日。
何日も前からずーっとそわそわするし、何も手につかないし、不安で不安で…自担の舞台を観に行く時の感情ではまったくなくて…
なんだろ…とにかく「なおくんが大丈夫でありますように」と願う?祈る?しかなかったな。
共演者の方々に抱えられてカテコ出てきたとか、呻き声が…とか、レポ見るだけで苦しくなって心配になって。直前に少年収で見た彼が鮮明に頭の中に残ってたから余計に…。
暗転してた舞台が明るくなって、そこに居た織山尚大はただただ美しくて綺麗で。勝手にしてた心配とか不安とかよりも彼が何を表現していて私たちに何を伝えたいのか、それを感じたくてわかりたくて必死でした。
一点を見つめて祈りを捧げる儀式をしているような。と思ったらゆっくり回って群舞の方々→客席を鋭い眼差しで見つめてまた一点を見つめて舞う。1つ1つ丁寧に繰り広げられ紡がれていく動きを観て、あぁ…なおくんだなぁ。と💭彼の何を知ってるわけでもない担歴も短い私ですが🫥彼が今まで発してくれた言葉や行動そのままで…前半は心配してたことも忘れ、ただただ見つめて胸がいっぱいになってました。
頭を前後に思いっきり振るフリがあって、2回目にはもう汗の飛沫がキラキラと舞ってて…幻想的で本当に綺麗だった。
脚を振り上げるフリは終始まっすぐ上まで上がっていて、回数を重ねる度に蹴り上げる速度が上がってって…本当不思議だった。左キックより右キックのが得意なのかなぁ🤭ってなんか嬉しくなったり←なぜw
10分?15分すぎたくらいだったのかな?眉間にシワ寄せることが多くなって、でも「辛そう」って感じた直後のフリが直前のフリよりキレが良かったりして…気力とか精神力とかまで自分のものにしてて、本当凄い。しか出てこない。(語彙力乏しすぎて泣きそう🤦🏻♀️)あ!高速ターンの時の首の切返し🥹元々凄く上手くて大好きだったんだけど昨日は一段と美しくて、バレエのダンサーさんのようでした。これは最初の方のがキレキレで、最後の方は回転と角度が若干ズレてきたりして…それでもよろけたりすることはなく…体幹?なのかな、本当に素敵だった。
指先を見つめる時の視線が…美しくて美しくて…まるでそこに何か愛しいモノがまるで存在しているかのように感じました♡
倒れるフリがあるんだけど、右や下や上と色々で、上を向いて倒れた時…肋骨が折れそうなくらいの勢いで呼吸してるのがわかって…でもそのあとのジャンプが、何よりも高くて…鹿みたいな形のジャンプがめちゃくちゃ綺麗で芸術そのものでした。
胸の前で手をチョンチョンチョンって下から上にしていくフリが凄く印象的でその時の手を見つめる目が優しくて大好きでした。
一度だけウワァーって大きな声で鼓舞してて、あぁ…🙉ってなりかけたんだけど、直後にまた鋭い眼差しに戻ってて…私の心の中の心配する感情🙉も一瞬で消えた。
40分間踊り続けることで無の境地に〜的なことを見た記憶があるのだけれど、冷静→苦しさ→無と段階的なものではなくて、それを行ったり来たりしているような、場面場面で色んなラストパイが現れるような…そんな風に観えました。(あくまで私個人の感覚なので…わからないですが💦)
なおくんから出てくる今まで見たこともないような生命力だったり、ラストパイの生命賛歌だったりを本当そのまま…そのまま感じられて。愛情のような捧げモノ…身体は絶対辛いし苦しいはずなのにそれと比例して愛情がどんどん膨らんでいくような…そんな素敵で不思議な体験でした。
3日目が1番しっかりしてた。って聞いて、3日目のこの公演じゃなかったらこんな感情にはなれなくて、また違った感想になったんかな?て☺
初日も2日目ももちろん観たかったけど😀←👊
終演直後はこの感覚をどうしたらいいか全くわからなくて…言葉が出なくて…涙を流すとはまた全然違くて。
でもお友達とポツポツ言葉を交わして織山尚大の凄さについて讃えあって…帰りの新幹線で思いつく限りの言葉を劇場の入口でいただいたA4紙裏にブァーって書いて、ソワソワしてた気持ちがほわほわになって、周りに感謝したくなったり、子どもたちに優しくできたり、自分を褒めたくなったり…
家を出る時とは真逆の感情で帰宅出来たことに自分が1番驚いていて🙉受け取り方に正解はない。と黒田さんが仰っていたけれど、私のラストパイは「生きてく上での幸せに気づくきっかけをくれた作品」でした🍀今このタイミングで観れて良かった。本当に素敵な機会をありがとうございました。
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