来田涼斗の足跡を振り返ってみる
こんにちは、名無しの権兵衛と申します。
今回は来田涼斗選手について書いていきます。
1.来田涼斗を知る
ファームではチームで3番目の89試合に出場。高卒ルーキーながら.255/.286/.349と、将来の主軸として十分に期待できる成績を残しています。
特に打率.255は素晴らしいですね!
「来田と元はどんな成績でも起用し続ける」と福良GMは発言していましたが、チーム打率.216のファームでは既に最上位の成績を残しています。他の選手も頑張れ。
2.序盤はつまずくも、徐々に成長
ファームでの月間成績はこちら。
4月こそ苦戦しましたがそこから成績を向上させ、5月には初めてOPSが.700を超え、6月には月間3割超えを達成しました!
特に6月はマルチ安打7回、出塁出来なかったのは4試合のみと絶好調でした。
週刊ベースボールのインタビューではミートの確率を上げつつ強く振る意識を残したいという旨の発言をしていましたが、ある程度は結果で証明できたのではと思います。
同記事でも言及していた下半身を使ったバッティングを身につけられれば、更なる成績向上も見込めそうです。
3.釧路で初打席初球本塁打&猛打賞&初盗塁。一軍でもオリ達の度肝を抜く!
5月、6月と続けて結果を残し、7/11の試合で猛打賞を記録すると試合中に一軍昇格を伝えられ、すぐに合流し初打席初球本塁打。更に猛打賞&初盗塁。
この大活躍には正直、度肝を抜かれましたね。ファームでは流石の対応力を見せたものの、流石に一軍昇格は早いのでは…と懐疑的な目で見ていましたが、完全に節穴でした。笑
「一軍でも通用する」と結果で示したのは自信になったのではと思います。
4.高かったプロの壁。その中で得たもの
しかし、現実は厳しいものでした。
後半戦も一軍の切符を掴んだものの、8月.226/.226/.323、9月.129/.182/.226と一軍の壁に跳ね返されてしまいました…。
怪我で離脱していたT-岡田選手の復帰もあり、9/17に登録抹消。1ヶ月以上にわたる一軍生活に終止符が打たれました。
ただ、優勝争いするチームの雰囲気を味わいながら、70近く打席に立ったのは限りない財産になったはずです。
8/28には9回裏1死一、二塁でこの日ノーヒットの来田選手を打席に送るなど、首脳陣の起用法も育成を見据えてのものだったと思います。
結果が出ない悔しさを忘れず、目標を高く持って練習に励めば、一軍に帰ってくる日も近いでしょう。
5.トリプルスリーを目指して
ファームで着実に成長して結果を残し、短期間ながらも一軍で結果を残すなど、高卒ルーキーとしては満点に近い1年目を送れたのではないかなと思います。
外角低めの厳しい球を上手く流し打つ打撃センス、内角の真っ直ぐをスタンド入りさせるパワー、大柄な体格に似合わない俊足。
確かなセンスを見せてくれました。
今のオリックスなら、来田選手をトリプルスリーも達成する様な選手に育て上げる事も夢ではないと思ってます!
過去と未来を背負って、頑張って欲しいですね!
ご愛読、ありがとうございました!