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紅林弘太郎は坂本勇人を超える選手になれるのか?

こんにちは、名無しの権兵衛と申します。
今回は紅林弘太郎選手(と坂本勇人選手)について書いていきます。

紅林選手は坂本選手を目標の選手と公言しており、ドラフト当時のインタビューでは以下の発言を残しています。

「坂本さんはすべてにおいて尊敬できる存在。僕は坂本さんみたいになるのではなく、坂本さんを超える選手にならなきゃいけない」

…しかし、実際の話、「坂本勇人を超える選手」になれるのでしょうか。

色々な角度で検証していきます。

1.紅林弘太郎と坂本勇人を知る

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通算成績は坂本選手の圧勝ですね。
守備の負担が大きいショートを長年守りつつ2000安打、200本塁打を記録するとは人外としか形容できません(笑)

そのほか、出塁率.360/長打率.460/OPS.820と非常に優秀な数字を残しています。

通算158盗塁と足もありますし、歴代の名選手を振り返っても、ここまで三拍子揃った選手はそうは居ないと思いました

一方で紅林選手は、まだまだ発展途上といった印象ですね。
とはいえ、まだ19歳の選手が10本塁打、100安打を達成しているのは、比較対象が異常なだけで十分な偉業と言っても良いと思います。

2.守備でも比較してみる

正直、守備に関しては素人判断で評価を下すのは難しいので、刺殺や捕殺等といった指標で比較してみます。なお今回はショートにのみ焦点を当てます。

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こう振り返ると坂本選手は圧倒的ですね(笑)

試合数、捕殺はショートとして歴代一位の数字です。また、若手の頃はやや低かった守備率も歳を重ねる毎に向上させている事が見て取れます。大きな怪我もなく、徹底してグラウンドに立ち続けた丈夫さも凄い。

他方で、紅林選手も十分に優秀な数字を残しています。2021年の数字に限れば、刺殺・捕殺・併殺で坂本選手を上回っていますね。

3.…坂本超えは厳しくないか?

厳しい。

なので次は同年齢のシーズン成績でも比較して、紅林選手が勝っている指標を探してみます。

4.紅林、長打力では勝ってるぞ!

*紅林選手は早生まれなので19歳になります。

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共に高卒2年目のシーズンを比較してみると、紅林選手は本塁打・打点・犠飛・本塁打率で坂本選手を上回っています!ほか、長打率でも同等の数字を残しています。

紅林選手は186cm94㎏と体格も大柄ですし、今後さらに本塁打等が増える可能性も十分に考えられます。

以上の事から、「長打力に限れば超える可能性もあるのでは」と思いました。

5.目指せ通算261本塁打+α

ところで、坂本勇人選手はショートで出場した試合での最多本塁打記録を持っている選手です。

坂本は16年9月8日阪神戦の代打本塁打を除いた249本が遊撃で出場している時に打ったもの。(中略)遊撃で出場時に記録した249本は池山に並び最多となった。

以上はシーズン中の数字。現在は260本塁打をショートで記録している事になります。

紅林選手も同条件で10本塁打を記録しています。

気の早い話ですが、紅林選手がショートの出場時に261本塁打+αを記録してショートの歴代最多本塁打記録を樹立した時、部分的にでも「坂本勇人を超えた選手」になったと言えるのではないでしょうか。

6.予想不可能な成長曲線が紅林の魅力

そもそも紅林選手は、去年は2軍でさえ1本塁打のみと非力な打者でした。

それでもオフの間に筋トレを重ねて、守備も鍛えて、打撃フォームも改良して、開幕戦ではスタメンの座を掴みました。

そしてシーズンでは10本塁打、100安打。
課題だった守備でも後半戦は明らかに成長していましたね。

この異常な成長力を鑑みると、「坂本勇人を超える選手」になるのも全然あり得るんじゃないか…と思ってしまいますね(笑)

美味しいご飯を食べて筋トレして、目標の坂本選手に少しでも近付けるよう頑張って欲しいです!

ご愛読、ありがとうございました!