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【福岡県・門司】歩いてたらそのへんに学びと映えが転がってた

女子2人で門司港に行ってきたよ〜!観光するところが、1つの場所にぎゅっと凝縮されているから巡りやすい。お散歩感覚で楽しめるのよ。

歩くだけで楽しいし、学べるし、いい写真も撮れる、ステキなスポットがたくさんあった!

【1日のスケジュール】

11:30  門司港駅着
12:00  門司港茶寮
13:30  大連友好記念館、周辺さんぽ
14:00  「mojiko」オブジェ
14:15  門司電気通信レトロ館
15:00  関門海峡
16:30  門司港レトロ展望室
17:15  cafe MATIERE

門司港駅に到着した瞬間、駅全体のレトロさに驚いた。

ノスタルジックな駅名看板

駅として、日本で初めて国の重要文化財に指定された門司港駅。2013年から2019年に大幅な改修工事が行われて、1914年の姿を復元。地元住民や過去の資料をかなり丁寧に調べて、やっとのことで完成させたらしい。

改札を抜けると、かつての待合室を利用したスタバや、昔ながらのトイレ、手水鉢があってタイムスリップしたみたい。

戦時中は貴金属が禁止されていた

荷物をコインロッカーに預けて街にLet's GO!(アプリが鍵の代わりになるタイプのロッカー。20個くらいあったと思う!)この日は快晴だったから、クリアな青空と大正ロマンな建物たちがすごくきれいにマッチした。

さっそくお昼ご飯に、喫茶店のまかないとして始まった名物の焼きカレーを食べようとしたらどこも行列!比較的空いていた〈門司港茶房〉へ。ここは、客船の事務手続きなどに使われていた〈門司郵船ビル〉の裏にひっそりとあるから人が少なくて穴場かも。

待ち時間に周辺をふらっとさんぽ。大正時代に建てられた〈旧門司三井倶楽部〉は、かつてアインシュタインが宿泊したことがあるんだとか。1階はレストラン、2階は展示物が並んでいる。

そんなこんなで約20分後、店内へ。あつあつのとろとろチーズがこれでもかというぐらいにのっていて、22歳女子のお腹にはちょっと多かったかも(笑)。トッピングの卵は、生卵かゆで卵か選べるよ。

「焼きカレー(サラダ付き)」920円

お腹を満たしたら、いざ観光!なんだか写真映えしそうな黄色いポストを発見。門司はバナナの叩き売り発祥の地だから、それにちなんで赤ポストをバナナ色の黄色に塗り替えたんだって。2022年3月にできたからホヤホヤ〜。新スポットになりそうだね。

「幸福」も連想させる幸せな色

バナナの叩き売りも実際に行われていたよ。お客さんが値段を叫んだり、子どもが楽しそうにはしゃいでたり、見ているだけで面白かった!

続いて〈大連友好記念館〉へ。北九州市と中国・大連が仲良くなった15周年を記念して建てたもの。実際に、大連にも似たような建物があって、それを再現したんだって。

1階は中華料理屋さん、2階は昭和時代のお部屋の再現スペースや、休憩スペースがあるよ。昭和レトロな雰囲気で、窓から見える青々とした緑に癒された。

フラフラ散歩していたら「mojiko」のモニュメント発見!最近、観光地に大きい文字を置いて写真スポットにするの流行ってるよね。とりあえず記念にパシャリ。

マスクとサングラスがまるで不審者w

お次は大正時代に建てられた〈門司電気通信レトロ館〉。電話の誕生から現代のスマホになるまでの歴史が学べたり、電話機で通話の体験ができる。

昔の電話ってちょー大きくて重い。平野ノラさんでお馴染みの、ショルダーホンのレプリカを持ち上げたらパソコンより重くてびっくり!約3キロもあるって聞いて笑っちゃった。

超絶ディズニーファンの友だちはディズニーのテレホンカードを見つけて大興奮。めっちゃファンでもない私でも、これはかわいいからコレクションしたくなるかも。

世界中のカードも展示

1番面白かったのが、固定電話の始まりを知ったこと。1890年に、東京を中心とした都心部から始まって、新聞社や官公庁、大隈重信、渋沢栄一みたいに、超お金持ちだけが使っていたそう。一般庶民は「そもそも電話ってなに?」の世界。

黄色の電話帳「タウンページ」を想像してもらえたらいいんだけど、あの最初バージョンがこれ!197人だけが登録されていて、今のと比べるととても少ない。

記念に電話帳の写しがもらえる

そして、この電話初期に超必要な仕事だったのが、花形職業ともいわれていた「電話交換手」。電話がなったら受話器をとって、通話先を聞いて相手に繋ぐ。つまり、電話と電話を繋ぐ仲介人のようなことをしていた。すごくめんどくさい作業…。

回線が増えるにつれて、人の手だけでは対応しきれなくなったから、自動化していったんだって。ここのミュージアムでは、スタッフの方が丁寧に解説してくれるのも嬉しい。

実際に使っていた機械を触れる

私らさ、便利で快適な時代に生まれたよね。なんでも一台の小さな機械でできちゃうの、100年前は考えられなかっただろうな。

さて、旅も終盤。山口と福岡を結ぶ橋〈関門海峡〉へ!定番なのは、海の下に通された道〈関門トンネル〉を歩くこと。海の中にいるんだぁって不思議な気持ちで感動するけど、普通に疲れるから2回目はないかな(笑)。すりガラスにして魚とか海の様子とか見れたらいいのにねって話した。

個人的には外から橋を見てぼーっとする方がいい。海の風が超気持ちいい。

和布刈神社の鳥居とともに

日が傾いてきたから、夕日が見れるのでは、と〈門司港レトロ展望室〉へ。さっき行った関門海峡や門司の山々が見れて、いい休憩スポットだった。

奥に見える関門海峡

疲れたら甘いものが食べたくなる典型的な女子なので、最後に〈cafe MATIERE〉でスイーツを食した!バナナのたたき売り発祥の地だからね、どうせなら名物を。

「焼きバナナのフレンチトースト」650円

あつあつでトロトロなバナナと冷たいアイスクリームのコラボは言わなくてもおいしいってわかるでしょ?量が多いから、半分こでちょうどいいかも!旅の〆にこのスイーツは最高。

最後に、今回行った場所以外にも、歴史がおもしろい&楽しい&写真映えなとこを紹介して終わるね。

【門司港エリア】
関門海峡ミュージアム

九州鉄道記念館
旧門司税関
ブルーウィングもじ
みかど食堂
梅月
ミルクホール門司港
【下関エリア】
海峡ゆめタワー
火の山公園
茶翠縁

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