体験会で伝えるべきは?

リクルートがラクロスチームにとって非常に重要なことは今更言うまでも無くて
だからこそ必死にそのリクルートを成功させるべく知恵を出し合っているわけで


そんな中で、よくある「体験会」というイベントを成功させるために打ち立てるべきコンセプトについて

・ラクロスチームの魅力を知ってもらう
・ラクロスという競技の魅力を知ってもらう

この2択に行き着いて悩むことが多い気はする。


でも答えはすごく単純で、伝えるべきはラクロスという競技の魅力ではない

それは何故か

実は、ラクロスという競技はあまり魅力的ではないから


ラクロスが魅力的なスポーツであるならば、こんなにも大量の大学生が毎年毎年引退するわけがない

ミーティング中にマンガを読んでたオレを殺そうとした先輩も
4年なのに寝坊したオレに、罰走を科した同期も
ラクロスにのめり込んで留年した後輩も
リーグ制覇したS大学の同期も

今ではほとんどみんなラクロスと無縁の生活を送ってる

社会人になってもラクロスを愛し続けてキラキラしてる人達もいるけれど、ほとんどだいたい少しだけどこかヤバい人が多い。
そんなヤバい人達が発するラクロスの魅力を同様に一年生に発信しても、一般的な人間には響かない。

(一方で中学時代に野球、サッカー、バスケ、バレーetc.をしていた友人は今でも遊びでやってる。楽しそうで羨ましい。そして、決して彼等はヤバい人達ではないと思う。)

何が言いたいかと言うと、ラクロスというスポーツそのものが楽しいという理由だけでやってるヤツは実はあんまりいない。
協会も「ラクロスは楽しいよ」とは言ってない、あくまで「ラクロス で おもしろく」と言ってる。

そんなラクロスというスポーツの非常にマニアックな魅力を発信しようとしても、ほとんど大多数には響かないんじゃないのかなぁ、と


そうではなくて

ラクロスをやることで、どうしてキラキラした4年間が送れるのか

そのヒントを与えられるのが体験会だと思う。

・先輩達と盛り上がる
・友人と一緒に出来ないことが出来るようになる
・目標を自分達で立てて、達成に向けて本気で試行錯誤する

そうした自分達が今ラクロスに向き合っている源泉のヒントを散りばめて、チームに惚れさせるのが体験会の狙いじゃないかなと私は思う

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