獣害被害を下げ電気柵効果を上げる電気柵の入門書(新設設置編)
動物の被害を最小限に抑えたい。自身の管理している農地の作物を守りたい。私も農地をJAさんと一緒に農地管理して作物を育てているのですが獣害対策を先輩農家さんから教えていただいてもらっています。今後も電気柵を使って獣害被害を最小限に抑えていきたいと思っています。
2023年1月27日更新
(製作中)
目次
ステップ1
電気柵の仕組みを理解して知識を深めてみよう
電気柵の仕組みとしては「感電を引き起こす仕組み」になっています。動物が接触をして電気が動物を通って地面に流れていくといった際に”感電”するといった事象が起こります。その際に普段管理されている電気柵の取り付け不備箇所によって抵抗がかかってしまっています。その抵抗箇所が多ければ多いほど電気の抵抗が起こってしまって最悪は漏電という悪循環に入ってしまい電圧が無い状態のまま、ただの線状態になって多くの動物の侵入を許してしまいます。
漏電になると電気柵の本来の役目である「感電」という役割が果たせなく本来の電気柵効果が期待できなく獣害になっていきます。電気の抵抗だけであれば電流が線に流れて効果は低い状態のまま電気柵の効果が低いですが、潜在的に警戒するといった行為を動物に促すことはできるそうです。
ですが…..。もっと効果を上げていきたいですよね!?電柵抵抗箇所によって何段階にも効果を下げて最悪は漏電が起こり「侵入を許してしまう」といった事が現状で起こってしまっています。
漏電は避けたいですよね。ではどうすればいいのか!?私も管理してる農地があるので現状を把握して見るところからしてみました。
ステップ2
チェックシートで電気柵の現状を把握してみよう(新設希望者は⑶へ)
(※チェックシートは(仮)現在作成中)
チェックシートで自身が管理している電気柵の現状を把握して改善箇所を抽出して対策をして効果を上げてみよう。まずはチェックリストを見ながら
電気柵の支柱が内向きだと動物が支柱を押し倒して侵入を許して被害がおきてしまいますのでここも注意が必要です。
電線が緩んでいると接触での漏電や空間が空いた所から侵入されてしまいますので注意が必要です。また適切な高さを設置する事で効果が期待されます。(※設置高さの目安といたしましては参考はこちら)
電線が草木や金属に触れると電圧が落ちてしまう原因となって動物の侵入を許してしまうのでこれも注意したいところです。また動物が隠れられる茂みやスペースなども侵入を試みる際の安全スペースとなるのでここも取り除いておきたいですよね。
ステップ3
防護策の基本マニュアルを理解して自身に合った設置をしてみよう
予算に合った柵を検討しながら被害に遭いそうな獣害動物に向けて絞った柵を軸に設置について考えてみよう。まず初めに自身の予算について絞っていきましょう。