岸田バファローズ政権について大いに期待をかけるオリファンの小話
2025シーズンのバファローズ体制がついに10月31日にて詳細が確定しました。
10月6日のシーズン最終戦となる楽天戦終了後、中嶋聡監督の電撃退任から始まった2024-25年のストーブリーグ。
先月のT−岡田選手・安達了一選手・比嘉幹貴投手・小田裕也選手の引退で一つの時代が終わったかと思いきや、中嶋聡監督の退任で本当に一時代の終わりを告げる大波乱。
そして3日後、次の監督が発表されました。
今年まで主に2軍で投手コーチを務め(今年のシーズン途中から1軍のブルペンコーチへ)たオリックス・バファローズ一筋の男、岸田護投手コーチが2025シーズンより監督就任。
2005年にオリックス・バファローズが誕生してから20年、ついに完全生え抜きの監督が誕生するとは開幕前に言っても誰も信じられない事でしょう。
少し話が逸れましたが、2025年の岸田バファローズについてどのような変化が起きたのか。
2024年の首脳陣と比べていきましょう!
(以下、敬称略
矢印前が2024年、矢印後が2025年
変更した所を太字で強調)
1軍監督
中嶋聡【78】→岸田護【71】
2軍監督
小林宏【89】→波留敏夫【81】
ヘッドコーチ
水本勝己【88】→変更なし(1軍)
中垣征一郎【無】(巡回)→風岡尚幸【76】(2軍)
投手コーチ
厚澤和幸【75】→変更なし(1軍)
岸田護【71】→比嘉幹貴【77】(1軍)
牧野塁【73】→変更なし(2軍)
平井正史【72】→変更なし(2軍)
打撃コーチ
辻󠄀竜太郎【79】→嶋村一輝【78】(1軍)
小谷野栄一【83】→川島慶三【82】(1軍)
髙橋信二【85】→変更なし(2軍)
不在→福川将和【79】(2軍)
内野守備、走塁コーチ
梵英心【77】→安達了一【83】(1軍)
小島脩平【80】→変更なし(2軍)
外野守備、走塁コーチ
田口壮【81】→松井佑介【70】(1軍)
松井佑介【70】→由田慎太郎【86】(2軍)
バッテリーコーチ
齋藤俊雄【87】→山崎勝己【74】(1軍)
山崎勝己【74】→松井雅人【97】(2軍)
育成コーチ
波留敏夫【90】→小林宏【89】(チーフ)
由田慎太郎【86】→小田裕也【90】
飯田大祐【91】→変更なし
鈴木昂平【84】→変更なし
その他変更点
齋藤俊雄【87】 バッテリーコーチ→戦略コーチ
風岡尚幸【76】 野手総合コーチ→2軍ヘッドコーチ
安達了一【83】 選手兼任コーチ→コーチ専任
以上が2024年から2025年の変更点でごさいます。
色々な意見がネットやSNS上で飛び交っていますが、個人的にはこれで大丈夫なんか?とは思っていません。
そもそもチーム成績が悪い=コーチ陣の問題に直接繋げるのも能が無いと言っちゃってるような気も……
いくら良いコーチがいても結局プレーするのは選手ですし、そこに現役時代の成績云々はほとんど意味無いです。
ただ一つだけ不安点を上げると、打撃コーチ4人全員が右打者であるんですよねぇ……
左打者に関しては森友哉選手や西川龍馬選手に聞き出すという方針でしょうか?
まぁそんな素人の意見は置いといて。
オリックス・バファローズ誕生から初の戦略コーチを新設、今年までバッテリーコーチだった齋藤俊雄コーチを抜擢。
それに伴い後任には山崎勝己コーチを1軍に昇格、2軍バッテリーコーチにスコアラーを務めた松井雅人氏が就任。
背番号97と言う事で古田島成龍投手が比嘉幹貴投手が15年背負った35に変更。
この戦略コーチについて本格的にスコアラー情報を分析し、同じ相手に散々とやられ続けていた我らがバファローズに大きな一石を投じたと言っても過言ではないはず。
リーグ4連覇を逃し、5年ぶりにBクラスに低迷したバファローズ。
だがこのまま終わる様なチームではございません。
完全に伸び悩み2軍で苦しんだ若手選手、マークの厳しさに1軍と2軍を行き来した中堅選手、そしてなにより怪我でフル稼働できなかった選手達。
2024年の苦い経験が、来シーズン以降の輝かしい未来へと繋がるのであればこれも大事な要素かもしれません。
我々ファンが出来る事は現地に赴き、チームの勝利を願う事しか出来ません。
2025シーズン、京セラドーム大阪そしてほっともっとフィールド神戸で会いましょう。
では。