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iPadの中古はやめたほうがいい?そう言われる理由と注意点
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
円安の影響や製品の高性能化に伴って、iPadの価格は上昇傾向にあります。そこでいま注目されているのは「中古iPad」という選択肢。
価格が安くコスパ面で魅力の中古iPadですが、一方で中古ならではのリスクや心配事もあり、「買ったあとで後悔しないだろうか」と不安に感じる方も多いかと思います。
本記事では、
中古iPadはやめたほうがいいと言われる理由
それでも中古iPadがおすすめな理由
リスクを回避しつつ、中古iPadを安心、安全に買う方法
利用シーン・目的別のおすすめモデル
これらについて徹底解説します。
「少しでも安くiPadを買いたい」「中古iPadのメリットだけでなくリスクも知っておきたい」という方は、ぜひ参考にしていただければと思います👍
筆者おすすめの中古ショップ 👇
※ 本記事のリンクは広告を含みます。
「iPadの中古はやめたほうがいい」と言われる5つの理由
「やめたほうがいい」という言われる理由にはいくつかありますが、それらのほとんどは以下でご紹介する5つに集約されます。
1. フリマ・オークションなどでのトラブル
特に耳にすることが多いのは、メルカリやヤフオク、ラクマといった「個人間取引」でのトラブルですね。
出品時の説明と実物の状態が大きく異なる(傷や使用感の程度など)
アクティベーションロック未解除で使用できない
赤ロム化(ネットワーク利用制限「✕」)でモバイル通信ができない
動作不良に関するトラブル
明らかな詐欺は別にしても、フリマやオークションでは「個人間取引特有のトラブル」がつきものです。
そういったトラブルをSNSで報告されているため、「中古iPadはやめたほうがいい」というイメージが定着してしまっている場合が多いのかもしれません。
2. 傷や使用感がある
これは中古品全般に言えることですが、購入するiPadによっては、外装への傷や汚れ、皮脂汚れによる変色、ひび割れ、凹みなどがある場合があります。
中古iPadと一口に言っても、その状態にはバラツキがあります。新品同然の美品がある一方で、なかには使用感が目立つものも当然あるでしょう。
もしあなたが「新品同然のキレイさ」や「完璧な品質」を求めるのなら、中古iPadはやめたほうがいいでしょう。
3. バッテリーの劣化
iPadに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、充放電の繰り返しで劣化していき、次第に最大で蓄えられる電力量が減っていきます。
そうしてバッテリーの劣化が進むと、駆動時間が短くなったり、極端に劣化している場合には動作が不安定になったりすることもあります。
新品バッテリーに交換することで解決可能ですが、それにもお金がかかる話。新品あるいは未使用品でない限り、バッテリーの劣化は避けられません。
4. iPadOSのサポート切れリスク
最新のiPadOSは、毎年6月頃に発表されたあとに秋頃にリリースされます。発表時にサポートされるモデルが判明するのですが、対象外となったモデルは最新iPadOSにアップデートできず、機能的なアップデートはそこでストップとなります
モデルによって異なりますが、だいたい発売後5〜6年が経過するとサポート対象外となる場合が多いですね。
サポート対象外となっても、しばらくはセキュリティアップデートは配信されます。そのため直ちにセキュリティ的な問題がでてくるわけではありません。
しかし販売から7年、8年と経つと、今度は「アプリ側のサポート状況」の問題が出てくる可能性があります。よく使っているアプリの最新バージョンを利用できない、なんて場合も出てくるでしょう。
5年を超える長期の使用を想定しているのなら、中古iPadはやめたほうがいいかもしれません。新品を含め検討してみることをおすすめします。
5. メーカー保証がない
中古iPadには、購入1年以内のものでない限り、Appleによる1年間のメーカー保証はつきません。残っていればラッキーですが、基本的にアテにできるものではありません。
また有料保証の「AppleCare+」に加入できるのは、新品で購入された日の30日以内。中古でも購入日から30日以内であれば加入できますが……現実的にはほぼない話でしょう。
それでも中古iPadがおすすめな理由
確かに中古iPadにはリスクがあります。
しかし、それを超える大きいメリットがあります。事実、中古市場は伸び続けており、多くの人が中古iPadを選んでいます。
1. 新品よりも価格が安い
新品iPadの価格は円安や高性能化の影響で上昇中です。Apple公式サイトをみると、もっとも安いiPad(第10世代)で58,800円(発売時は68,800円)からと高額です。
iPad(第10世代):58,800円(税込)〜
iPad mini(A17 Pro):78,800円(税込)〜
11インチiPad Air(M2):98,800(税込)〜
13インチiPad Air(M2):128,800円(税込)〜
11インチiPad Pro(M4):168,800円(税込)〜
13インチiPad Pro(M4):218,800円(税込)〜
大手中古ショップ「イオシス」でiPad(第10世代)の価格を見ると、もっとも安いもので41,800円(税込)から、状態の良い中古Aランクでも46,800円(税込)からと、新品よりも1万円以上安くなっています(記事執筆時点)。
もし親しい友人に「iPadを安く買いたいんだけど……」と相談されれば、間違いなく「中古はどう?」とコスパのいい中古iPadを勧めます。
2. 型落ちモデルでも十分な性能がある
中古iPadを選ぶとなると、必然的に型落ちモデルが候補に挙がりますが、古いモデルでも普段使いには十分過ぎるほどの性能があります。
実際に、2019年3月に発売されたiPad mini(第5世代)が、いまだ現役で活躍してくれています。
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2025年現在でも動作は快適そのもの。エフェクト盛り盛りの動画を編集したり3Dモデルを扱ったりとなると快適とは言えませんが、WEBサイトの閲覧からゲーム、画像編集まであらゆる用途でストレスなく動いてくれています。
普段使いの範囲なら、最新モデルにこだわらずとも型落ちの中古iPadで十分快適に使えます。価格が安いだけではコスパがいいとは言えませんが、中古iPadは安くてもしっかり使える性能があります。
3. 長いバッテリー耐用年数
中古iPadを買うにあたって「バッテリーの劣化」は気になるところ。ただ、ここ3、4年以内に発売されたiPadなら、さほど気にしなくてもいいかな、と思っています。
Appleによると、
iPadのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
とのこと。
1日にバッテリーを70%消費すると仮定すると、0.7サイクル/1,000回で約1429日、つまり約3.91年で80%を維持できる計算になります。
バッテリー劣化の進行具合は使い方によって変わってきますが、約4年で80%維持ですから結構長持ちなんですよね。
ちなみに、私が約2年半にわたって使ってきたiPad Pro 12.9インチ(第5世代)のバッテリー最大容量を確認してみると「89%」となっていました。
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私の場合、2〜3日に1回フル充電、という感じの使い方。中古iPadでこのバッテリー劣化具合なら「アタリ」ですね。
バッテリーは新品に交換できますし、発売から3〜4年以内のものを選べば、バッテリー最大容量80%以上のものを狙えるでしょう。
ちなみに、iPadのバッテリー最大容量は、デバイス上で確認するか、Appleに問い合わせ確認する方法があります。
4. 長いサポート期間で中古でも長く使える
iPadOSのサポート期間が長いことも、中古iPadがありな理由です。
⬇️ iPadOS 18対応のiPad
iPad:第7世代以降
iPad mini:第5世代以降
iPad Air:第3世代以降、M2モデル
iPad Pro 11インチ:第1世代以降、M4モデル
iPad Pro 12.9インチ:第3世代以降、M4モデル
最新のiPadOS 18に対応するもっとも古いモデルは、2018年11月に発売された11インチiPad Pro(第1世代)と12.9インチiPad Pro(第3世代)。
これらは少なくともiPadOS 19が登場するであろう2026年秋頃までは最新の状態で使用できます。
サポート対象外となったとしても、最新iPadOSの新機能が使えないだけで何ら問題なく使い続けられます。セキュリティアップデートの配信があるため、ただちにセキュリティ的なリスクが高まるわけではありません。
セキュリティアップデートの配信は、だいたい販売終了から7年が経過し「オブソリート製品」に追加されるまで続きます(配信頻度は低くなってくる)。発売からだと、トータルで8〜10年といったところでしょうか。
こう考えると、iPadのサポート期間の長さは非常に良心的。iPhoneにも同じことが言えますが、長く面倒を見てくれるからこそ、中古でも選択肢に入りやすいと言えます。
5. 中古ショップ独自の保証や赤ロム保証が整備されている
中古iPadにはメーカー保証はつきませんが、中古ショップで買えば数か月程度の「ショップ独自の保証」があります。
保証付きで買える方法があることも、中古iPadがおすすめな理由のひとつです。
保証期間や保証内容は中古ショップによって異なります。そのためショップ毎の確認が必要ですが、中古iPadを買うなら鉄板の中古ショップ「イオシス」では3か月(未使用品は6か月)、豊富な在庫数が魅力の「ゲオオンライン」では30日間の販売店保証が付きます。
いずれも保証期間中に動作不良が発生した場合、同等品との交換や返金で対応してくれるので安心です。
購入前の疑問!中古iPadに関するよくある質問
ここでは中古iPadに関する「よくある質問」をFAQ形式でご紹介します。
フリマやオークションで購入するのは危険?
フリマやオークションなどの個人間取引での購入はおすすめしません。
前述したとおり万が一トラブルになると面倒ですし、一切の保証がないため「運要素」が強く、利用する際にはある程度の知識と自己防衛が必要です。
確かに相場より安く買えるチャンスもありますが、逆に相場からかけ離れた高値で出品されているところをよく見かけます。
一概に危険だとは言いませんが、やはり保証付きの中古ショップでの購入と比較するとリスクは高いでしょう。中古ショップなら保証があり、動作チェックやクリーニングもプロレベルで行われているので安心です。
傷や使用感の少ない美品を見つけるには?
もっとも確実なのは、リアル店舗での実機確認です。状態にこだわりたい方であれば、中古ショップ・リサイクルショップを巡り美品を探すのも手かと思います。
オンラインで購入する場合は、中古ショップが状態別に分類している「ランク」に注目です。たいていは「Aランク」「Bランク」「Cランク」といったようにランク付けされており、上位ランクを選べば傷や使用感の少ない中古iPadを購入できるでしょう。
iPadの寿命は?最大で何年くらい使える?
iPadの寿命に決められたものはありませんが、私は販売終了から7年が経ち、オブソリート製品に追加されるまでがギリギリのラインだと考えています。
Appleが指定するオブソリート製品に分類されると、Appleの修理サービスやサービスプロバイダへの部品供給が完全に終了します。またセキュリティアップデートの配信も完全にストップします。
発売されてからだと8〜10年経っている計算になります。ここまでくれば寿命は間もなくと言っていいかと思います。
最新iPadOSのサポート期間:発売から約5〜6年
Appleの修理サービス・部品供給が完全に終了するまで:発売から8〜10年
※ 販売が終了して「ビンテージ製品」に追加されると、部品在庫の状況によって修理できない場合がでてきます。詳しくはApple公式ページの「保証期限の切れたApple製品の修理サービスを受ける」をご確認ください。
すべてのモデルがこれに当てはまるわけではありませんが、このようなイメージです。
バッテリーの劣化が心配
バッテリーの劣化が気になる方は、発売されてから3〜4年以内のモデルを狙えばバッテリー最大容量80%に期待できます。
もちろん、新しいモデルであるほどバッテリーの劣化が進んでいない可能性が高まります。
新品レベルのバッテリー品質を求める方は、中古ショップなどで販売されている「未使用品」あるいはApple公式サイトで販売されている「Apple認定整備済製品」をチェックしてみてください。
未使用品ならバッテリーは劣化していないでしょうし、Apple認定整備済製品なら新品バッテリーが使われているので劣化の心配は不要です。
セルラーモデルのリスクは?ネットワーク利用制限や赤ロムが心配
特にドコモやau、ソフトバンクなどで購入されたセルラーモデルの中古iPadには注意してください。
本体代金の支払いが完済しているもの(ネットワーク利用制限が「〇」のもの)はまったく問題ありません。
支払い途中のもの(ネットワーク利用制限が「△」)のもの)は、もともとの購入者の滞納などで赤ロム化(ネットワーク利用制限が「✕」)してしまうリスクがあります。
ネットワーク利用制限が「✕」となると、モバイル通信ができなくなります(Wi-Fi運用は「✕」となっても可能)。
なお中古ショップでは「赤ロム保証」といって、万が一赤ロム化してしまったときに交換や返金で対応してくれる場合があります。
例えば「イオシス」なら、保証期間にかかわらず交換・返金してくれる「赤ロム永久保証」がつきます。あまりないケースかと思いますが、ネットワーク利用制限が「△」の中古iPadを購入する際には、赤ロム保証付きの中古ショップを利用すると安心です。
中古iPadはAppleCare+に加入できる?
できません。
AppleCare+に加入できるのは、新品として購入されてから30日以内です。厳密には30日以内なら加入可能ですが、現実的に加入可能な中古iPadに出会うことはほぼないでしょう。
中古iPadに保証をつけたい方は、修理費用に対して月額700円で年間10万円まで補償してくれる「モバイル保険」がおすすめです。
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最大3台まで登録でき、私はiPadは加入していませんが、MacBook Air、iPhone、Apple Watchの3台をモバイル保険に登録し備えています。
中古で買った端末も登録できますか?
販売店で購入された中古品であり、販売店により購入から3ヵ月以上の動作保証が付帯された端末であれば登録することができます。
iPadの中古でもApple Pencilは使える?
Apple Pencilが使えるかどうかは、iPadのモデルによって異なります。
Apple Pencil Pro
対応モデル:13インチiPad Pro(M4)、11インチiPad Pro(M4)、13インチiPad Air(M2)、11インチiPad Air(M2)、iPad mini(A17 Pro)
Apple Pencil(USB-C)
対応モデル:13インチiPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代、第6世代)、11インチiPad Pro(M4)、11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代、第4世代)、13インチiPad Air(M2)、11インチiPad Air(M2)、iPad Air(第4世代と第5世代)、iPad(第10世代)、iPad mini(A17 Pro)、iPad mini(第6世代)
Apple Pencil(第2世代)
対応モデル:12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代、第6世代)、11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代、第4世代)、iPad Air(第4世代、第5世代)、iPad mini(第6世代)
Apple Pencil(第1世代)
対応モデル:12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代)、10.5インチiPad Pro、9.7インチiPad Pro、iPad Air(第3世代)、iPad(第6世代、第7世代、第8世代、第9世代、第10世代)、iPad mini(第5世代)
イラストや絵を描くなどの高度な使い方をしたい方は、より低遅延で操作性に優れる「Apple Pencil Pro」あるいは「Apple Pencil(第2世代)」に対応するモデルを選ぶといいでしょう。
「Apple認定整備済製品」との違いは?
中古iPadとApple認定整備済製品は、まったくの別ものです。Apple認定整備済製品には以下の特徴があります。
Apple自身が新品レベルの品質にまで整備
バッテリーと外装は新品
新品と同じ1年間のメーカー保証、AppleCare+への加入も可
価格は中古iPadよりも高い
新品レベルの品質とAppleによるメーカー保証が欲しいならApple認定整備済製品、価格の安さや選択肢の多さで選ぶなら一般的な中古iPadが向いています。
中古iPadの安全な買い方、7つの注意点
続いては、中古iPadを買う際に知っておきたい注意点について解説していきます。押さえておきたい注意点は、以下の7つです。
1. 古すぎる型落ちモデルは避ける
iPadOSのサポート期間やバッテリーの劣化を考えると、古すぎる型落ちモデルは避けたほうが無難です。
どこまで許容できるのかは人によって違うので難しいところですが、「もし私が中古iPadを買うなら」という視点で考えると、
iPad(第9世代以降)
iPad Air(第4世代以降)
11インチiPad Pro(第3世代以降)
12.9インチiPad Pro(第4世代以降)
この辺を選べば間違いないでしょう。いずれも販売が終了して3年経っていないモデル。状態のいいものがたくさん販売されていますし、少なくとも2〜3年以上は最新iPadOSにアップデートできる可能性が高いです。
2. 傷や使用感は「状態ランク」で確認
中古ショップで設定されている「Aランク」「Bランク」「Cランク」などの状態ランクを活用して選びましょう。
過去にイオシスで「Aランク」のiPadを購入したことがありましたが、傷ひとつなく非常にいい状態でした。「ここまでキレイなら少し安いBランクでよいかったかも?」と思ったほど。
参考にイオシスでのランク概要をご紹介しておきます。
未使用品:使用されていない開封済み商品。動作確認のため通電済み。
Aランク:使用感の少ない中古品。美品。
Bランク:経年劣化に該当する使用感が見られる中古品。Cランク:
経年劣化に該当しない傷、ひび割れ、劣化、欠品が見られる中古品。
3. 中古ショップの保証期間をチェック
中古ショップによって保証期間は異なります。
おすすめしている「イオシス」では、3か月間の保証です。初期不良・動作不良に対して、交換・返金で対応してくれます。赤ロムは無期限の永久保証です。
ただし「イメージと違った」といったような自己都合による返品はできません。他にも災害による故障は対象外となるので、保証期間とともに保証内容も確認しておきましょう。
4. 使用できる「iPadアクセサリ」をチェック
モデルによって使える「iPadアクセサリ(Apple Pencil、iPad専用キーボード)」が異なります。
特に注意したいのは、上でもご紹介したApple Pencilですね。「Apple Pencilを活用したい」と考えている方は、Apple Pencilの違いと対応モデルの違いをしっかり確認しておいてください。
5. LightningポートとUSB-Cポート
現行のiPadモデルは、すべて「Lightningポート」から「USB-Cポート」に切り替わっています。
⬇️ USB-Cポート搭載のiPad
iPad(第10世代)
iPad mini(第6世代以降)
11インチ/13インチiPad Air(M2)
iPad Air(第4世代以降)
11インチ/13インチiPad Pro(M4)
11インチiPad Pro(第1世代以降)
12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
USB-Cポート搭載iPadでは、一般的なUSB-Cハブが使えます。外部ストレージやマイクなどの周辺機器を接続するなら、USB-Cポート搭載iPadが便利です。
6. アクティベーションロックのチェック
アクティベーションロックとは、第三者による使用を防止する機能のことです。中古iPadの場合、前オーナーにアクティベーションロックを解除して置いてもらう必要があります。
ロックが解除されていないとiPadをセットアップできません。中古ショップで買えば確認済みなので心配要りませんが、個人間取引で買う場合はチェック必須の項目です。
7. キャリア版セルラーモデルの「SIMロック」と「赤ロム」
2021年9月以降に発売されたキャリア版iPadはSIMフリーの状態で販売されているため、SIMロックが必要になることはありません。
⬇️ SIMロック解除が不要なキャリア版iPad
iPad(第9世代/第10世代)
iPad mini(第6世代以降)
11インチ/13インチiPad Air(M2)
iPad Air(第5世代以降)
11インチ/13インチiPad Pro(M4)
11インチiPad Pro(第3世代以降)
12.9インチiPad Pro(第5世代以降)
上記以外のキャリア版iPadは、SIMロックの状態を確認しておいてください。現在、SIMロック解除はオンラインだと無料で行えます。
赤ロムについては前述したとおり。ネットワーク利用制限が「△」のものについては、将来的に「×」に可能性があります。赤ロム化したときに交換・返金してくれる中古ショップで買えばリスクはありません。
中古iPadをどこで買う?おすすめの購入場所
「中古iPadをどこで買うか」は非常に大事なポイントです。ここではおすすめの購入場所について解説します。
数千台から選べるオンライン購入がおすすめ
自分の目で実機を確認できるリアル店舗も安心なのですが、おすすめは数千台の在庫から選べる「オンライン購入」です。
リアル店舗だと、
少ないと在庫が数台しかない場合も多く選択肢が少ない
ショップ巡りの手間や交通費がかかる
このようなデメリットがあります。
もちろん「自分の目で確認できる」メリットはあるものの、オンライン購入なら自分の予算や求めるものに応じてソートをかけ、数千台の在庫から自分にぴったりな1台を見つけられます。
イオシス:2,865台
ゲオオンラインストア:10,353台
あくまでも記事執筆時点(2025年1月20日)の在庫数ですが、「選び放題」といっていいほどの在庫数があります。
大手中古ショップが安心・安全
中古iPadを買うなら、オンラインストアだけでなくリアル店舗も展開する「大手中古ショップ」が安心・安全です。
代表的な中古ショップとしては、
創業25年以上の老舗の中古ショップ
「けっこ安い」のキャッチフレーズで実際に安い
中古は3か月、未使用品は6か月の保証 + 赤ロム永久保証
豊富な在庫数と価格の安さが魅力
お馴染み「ゲオ」が運営するオンラインストア
30日間の保証 + 赤ロム永久保証
常時1万台前後の豊富な在庫数が魅力
この2つですね。
特にイオシスの安さは魅力的。イオシスで探して、目当てのモデルがなければゲオオンラインストアで探す、という立ち回りが鉄板です。
Apple認定整備済製品
多少価格が高くなっても、新品レベルの品質と保証が欲しい。そう考える方は「Apple認定整備済製品」があっています。
iPadではなくiPhoneですが、実際にApple認定整備済製品を購入したことがあります。
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傷ひとつなく、外観は新品と見分けがつかないレベル。バッテリーは新品で、付属品もすべて揃っています。違うのはパッケージの箱くらい。
1年間のメーカー保証が付き、AppleCare+への加入が可能。品質だけでなく、保証面の扱いも新品と同じです。
デメリットとしては、中古よりも価格が高くなること、そして在庫が充実していないことが挙げられます。
価格重視の方には向きませんが、品質・保証重視ならApple認定整備済製品をチェックです。
まとめ:コスパ重視なら中古iPadがあり
今回は「iPadの中古はやめたほうがいいの?」というテーマで書かせていただきました。
実際に中古iPadは以下のようなリスクを含んでいます。
フリマ・オークションなどでのトラブル
傷や使用感がある
バッテリーの劣化
iPadOSのサポート切れリスク
メーカー保証がない
一方で、多くのメリットがあるのも事実です。
新品よりも価格が安い
型落ちモデルでも十分な性能がある
長いバッテリー耐用年数
長いサポート期間で中古でも長く使える
中古ショップ独自の保証や赤ロム保証が整備されている
メリットをひとことでいうなら「コスパがいい」となりますね。予算があるなら新品が選択肢に入りますが、その同じ予算で中古を探せば、さらに高性能な上位モデルを狙えるでしょう。
コストパフォーマンスの良さで選ぶなら、中古iPadは賢い選択肢となります。