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【2025年最新】iPhone SE(第3世代)はいつまで使えるのかを徹底解説

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

iPhone 16eの登場にともない、2022年3月の発売以来、多くのユーザーに親しまれてきた「iPhone SE(第3世代)」の販売が終了となりました。

手に収まるコンパクトさにTouch ID付きのホームボタン、そして価格の安さと、iPhone SEには「ならではの良さ」が詰まっています。

iPhone 16eの詳細が判明したことを受けて、おそらく「ちょっと期待外れかも」「もうしばらくiPhone SE(第3世代)で頑張るか」と考えている方が多いかもしれません。

iPhone SE(第3世代)
いまだ根強い人気のiPhone SE(第3世代)

iPhone SE(第3世代)を使い続ける上で気になるのは、「いつまで使えるのか」「あと何年くらい使えるのか」というところ。

そこで今回の記事では、

  1. ソフト的視点(iOSサポートやセキュリティアップデート)

  2. ハード的視点(バッテリー交換や修理サービス)

この2つの視点から、iPhone SE(第3世代)をいつまで使えるのかについて解説したいと思います。


1. ソフト的な視点

まずはソフト的な視点(iOSサポート、セキュリティアップデート、アプリ)から、いつまで使えるのかについて解説していきます。

✔️ iOSサポート

iPhone SE(第3世代)は2025年2月に販売が終了したばかり。もちろん最新の「iOS 18」に対応します。

気になる「いつまでサポートしてくれるか」ということですが、これまでと同じ流れであれば、iPhone SE(第3世代)の最終のiOSバージョンは「iOS 21(2027年9月リリース?)」になると推測されます。

そうなれば、2028年9月にリリースされるであろうiOS 22が登場するまでの「2028年9月頃」までは最新iOSを利用できることになります。

  • iPhone SE(初代)

    • 発売:2016年3月

    • 販売終了:2018年9月

    • 最終iOS:iOS 15(2021〜2022)

  • iPhone SE(第2世代)

    • 発売:2020年4月

    • 販売終了:2022年3月

    • 【未確定】最終iOS:iOS 19(2025〜2026)?

  • iPhone SE(第3世代)

    • 発売:2022年3月

    • 販売終了:2025年2月

    • 【未確定】最終iOS:iOS 21(2027〜2028)?

このように初代と第2世代ともに、発売されてから5年後の9月リリースのiOSバージョンが最終となっています。

iPhone SE(第3世代)もおそらく、発売された2022年の5年の9月、つまり2027年9月にリリースされる「iOS 21」が最終となる可能性が高いでしょう!

✔️ セキュリティアップデートの配信

iOSサポートの対象外となっても、しばらくは「セキュリティアップデート」の配信が続くためその後も安心して使い続けられます。

ただしセキュリティアップデートもいつまでもというわけではありません。

これも「いつもの流れ」に当てはめると、iPhone SE(第3世代)のセキュリティアップデートの配信は、販売終了から7年後の「2032年まで」と予想されます。

2032年ですから発売から約10年経っていることになります。セキュリティアップデートのフォローがなくなればセキュリティ的なリスクも高まりますし、10年経てば本体へのダメージもそれなりにあるはず。そろそろ限界か……というタイミングかと思います。

ちなみにiPhone SE(初代)の最終iOSバージョンの「iOS 15」に対するセキュリティアップデートは、直近では2024年7月に配信されています。

時間が経つにつれて配信頻度が低くなっていき、7年後には完全に途絶える、というのがいつもの流れです。

✔️ アプリの側のサポート

iOSやセキュリティアップデートはApple側の話ですが、それとは別にアプリ側のサポート状況の話もあります。

例えば「LINE」アプリの互換性を見ると「iOS 16.0以降が必要です」となっています。

LINEアプリのiPhone互換性

例えばiPhone SE(初代)はiOS 15が最後ですから、LINEアプリの最新バージョンをインストールすることはできません。アプリによっては、最新を使えないことで使用に支障をきたす場合も考えられます。

iPhone SE(第3世代)の場合はまだまだ先。なのでまだまだ心配する必要はありませんが、だいたい発売から6、7年以上経つと、アプリ側のサポート状況も気になってくる頃になってきます。

2. ハード的な視点

続いてはハード的な視点(バッテリー交換や修理サービス)でiPhone SE(第3世代)をいつまで使えるかを解説していきます。

✔️ ビンテージ製品について

Appleでは、販売終了から5年以上7年未満の製品を「ビンテージ製品」と言います。

販売終了から最低5年間は、修理サービスを確実に受けられますが、5年が経ちビンテージ製品に追加されると、部品の在庫状況によっては修理できないケースも出てきます。

バッテリー交換も修理サービスに含まれます。iPhone SE(第3世代)をお使いでバッテリー交換を考えている方は、販売終了から5年以内、つまり2030年までに済ませておくことをおすすめします。

✔️ オブソリート製品について

販売終了から7年以上経過した製品を「オブソリート製品」と言います。

オブソリート製品に追加されると、修理サービス・サービスプロバイダへの部品供給は完全に終了します。

iPhone SE(第3世代)の場合、オブソリート製品となるのは2032年頃となります。

ビンテージ製品は「部品の在庫があれば修理できるよ」というスタンスですが、オブソリート製品となれば「もう修理できません」という段階。

非正規の修理店などに修理を依頼することもできるかもしれませんが、ここがもう限界のライン。セキュリティアップデートも止まっているタイミングでもあるので、買い換えをおすすめします。

買い換えタイミングとなるのは?

続いてはiPhone SE(第3世代)の買い換えを考える4つのタイミングについて解説します。

1. バッテリーの劣化を感じたとき

iPhone SE(第3世代)の発売が2022年3月。2、3年以上お使いの方だと、バッテリーの劣化を感じている方は多いかと思います。

そこでとれる選択肢は3つ。

  1. iPhone SE(第3世代)を下取りに出して新機種に買い換える

  2. 新品バッテリーに交換する

  3. とりあえず我慢して使い続ける

iPhone SE(第3世代)のコンパクトさやホームボタンを気に入っている方だと、1つめの買い換えるという選択肢はとりにくいかもしれませんね。

そこでおすすめなのが「新品バッテリーへの交換」です。

iPhone SE(第3世代)のバッテリー交換費用は11,200円です。性能・機能的に不満がないのなら、新品バッテリーへの交換が経済的でおすすめです。

2. 最新iOSのサポート対象外となったとき

2つめの買い換えタイミングは、「最新iOSのサポート対象外となったとき」です。

上でも書いたように、これまで同じ流れなら2027年リリースの「iOS 21」がiPhone SE(第3世代)の最終iOSバージョンとなる可能性があります。

そうなれば次の「iOS 22」が登場するであろう2028年9月頃に、iPhone SE(第3世代)はサポート対象外となることになりますね。

最新iOSのサポートから外れると、機能的な進化はそこでストップします。セキュリティアップデートは続くためそのまま使い続けることはできますが、「新しい機能を使いたい」ということなら買い換えとなります。

3. よく使うアプリの要件を満たせなくなったとき

iOSのサポート対象外となってから2、3年経つと、今度はアプリ側のサポート状況が気になってくるタイミングとなります。

アプリの最新バージョンをインストールできないことで、アプリの機能面で制限がかかることも。アプリによっては使用できない場合も考えられます。

よく利用しているアプリが使えなくなったときは、そのアプリの要件を満たす機種に買い換える必要が出てきます。

4. 修理できなくなったとき

iPhone SE(第3世代)のケースだと、販売終了から5年が経った2030年頃にビンテージ製品に追加される見込みです。

ビンテージ製品に追加されると部品の在庫状況によっては修理できない場合も出てきます。

非正規の修理店に修理してもらうのもありですが、ビンテージ製品に追加される頃だとiOSのサポート対象外となっていますし、ハード的にもそれなりにダメージがあるかと思います。

iPhone SE(第3世代)を中古で買うのはあり?

ありです。

  • 👍 メリット

    • iOSサポート期間にまだまだ余裕がある

    • 2025年2月に販売が終了したばかりで、状態のいい中古を狙える

    • 価格が安い(3万円〜)

    • 中古ショップで買えば保証が付く

  • 👎 デメリット

    • 最新iOSを使用できるのはあと3年ほどの見込み

    • Apple Intelligenceに未対応

    • 個体よってはバッテリー劣化が進んでいる場合がある

iPhone SE(第3世代)は2025年2月に販売が終了したばかり。iOSのサポート期間を考えてもまだ余裕があります。

そしてなにより「安い」というメリットが大きいですね。人気の大手中古ショップ「イオシス」を覗いてみると、iPhone SE(第3世代)の中古価格は31,800円からと買いやすい価格帯で販売されています。

イオシスのiPhone SE(第3世代)のページ
安さが魅力のイオシス

ちなみにiPhone SE(第2世代)は15,800円からとなっているので、価格を重視したい方はあわせてチェックしてみてもいいでしょう。

 ⇒ イオシスでiPhone SE(第3世代)の価格をみる

ただ中古にはデメリットがあるのも確かです。バッテリーの劣化が気になる方は、バッテリー最大容量を表示してくれている「にこスマ」での購入がおすすめ。

にこスマのiPhone SE(第3世代)のページ
バッテリー最大容量が分かるにこスマ

このように個体別にバッテリーの劣化具合を確認できるため安心して購入できます。

イオシスと比べるとちょっとお高めな印象ですが、安心感をとるならにこスマで間違いありません。

にこスマでiPhone SE(第3世代)の価格をみる

まとめ:iPhone SE(第3世代)はいつまで使える

ということでまとめます。

iPhone SE(第3世代)は、

  • ソフト的な視点では、最新iOSを使い続けられるのは「2028年9月頃」まで。セキュリティアップデートの配信があるのは「2032年頃」まで

  • ハード的な視点では、修理できない可能性が出てくるのはビンテージ製品に追加される「2030年頃」、オブソリート製品に追加される「2032年頃」になると修理サービスが終了
    ※ これらは未確定情報で過去の傾向からの見込みとなります。

このようになりますね。ソフト的にもハード的にも、iPhone SE(第3世代)を使い続けられるのは2032年頃が限界ラインと言えそうです。

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