(心)例え力になれずとも

《副業レベルでカウンセラー/セラピストになりたい人へ》

「たかだか未熟な人間一人の関わりで
誰かを完璧に癒そうなんて
おこがましいだろ?」

というのは僕が、常に
心に留めているものです。

カウンセリングという機会を通し、
カウンセラーと相談者の

人間関係が始まります。

大体は、その機会は1回きり。

多くて、10回程度の
人間関係ではないでしょうか。
(単発のカウンセリングの場合)

今や、人生80年。

その長いスパンで考えると

カウンセラーと相談者の
関わる期間など、

ほーんの刹那ですよね。

その一瞬の時間の中で

人、一人の人生を大きく変えようなど


 神 の 所 業 か よ


と思います(笑)


本来、相談者さん一人につき

その方の年齢の分だけ、
様々な人に出会ってきたはずです。

そうして形成されてきた、
一人の相談者さんの“今”の姿。

“今”は落ち込んでいるけれど
積み重ねてこられているものも
たくさん、ありますよね。

そしてその方の寿命が来るまで、
また、実にたくさんの人が

相談者さんに関わる事でしょう。

相談者さんに、これから関わる

一般の人、あるいは

カウンセラー、コーチなどの
専門家。

そうした、様々な関わりが
きっと今後たくさん起こり、
相談者さんは人間として
さらに成長していくもの。

僕が出来ることなど本当に、
「ほんのちょっとのきっかけ」
過ぎないと思っています。


もし、カウンセリングにおいて
相談者さんの期待に答えられず、

うまくいかなかったとき。

僕はこう思うようにしています。


「次の人に、バトンを渡した」と。


「僕は、あまり力になれなかったけど
この人はきっと、この先の人生で
多くの人に関わり、少しずつ
良くなっていくだろう。

今回の出会は無駄じゃない。
この人の人生のほんの、一部には
なれたはずだ。

その一部はきっと、この先どこかで
良い変化を起こすスイッチになる。

この出会がなければ生まれない
ものも、あるはずだ。」と。


独立を果たし、現役で活躍中の
友達のカウンセラーさんが
こう言っていました。

「昔、辛かったときにカウンセリングを
受けたの。そしたら、その先生が
全然ダメな人で、むしろ症状が
悪化しちゃって(笑)」

「だから思ったの。私が、
良いカウンセラーになろうって。」


ダメカウンセラーとの出会いも、
そのように、良いカウンセラーを
誕生させるきっかけになったんです(笑)

全てのことに、意味がある。
一見、うまくいかなかったような
“出会い”にも、きっと意味があると
僕は思います。

相談者さんの持つ力。

そして、相談者さんに今後
関わるであろう全ての人たちに

小さなバトンを渡すこと。

どんなカウンセリングの場面でも
どんなカウンセラーさんでも

みんな、その役割は果たしていると

僕は思っています。

イイじゃないですか。

いつか、その人が幸せになって
くれるのなら。

その幸せを完成させるのが
自分でなくたって。

相談者さんは、

相談者さんのことを想う
たくさんの人達の力で

幸せになっていくんですよ。

※注)
①「〜」まで改善させます!と相談者さん
と明確な約束がある場合は、そこまで
導けるよう死ぬ程がんばる必要と、
何らかの形で責任をとる必要は
あると思いす。
②今回の記事のように書きましたが、
当然ですが1回1回妥協無く、
全力で取り組んでいます。


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「次は、あなたが誰かを癒す人になる」
日本オリジナルセラピストアカデミー銀座
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