マナイズム・レクイエムシリーズ作成秘話①


皆様どうもこんばんは、織坂一です。
急なのですが、ただいま小説家になろうにて連載しているダークファンタジー『マナイズム・レクイエム』シリーズの制作秘話をしたく、記事を作成させていただきました。

「おい! 甘彼の更新まだやんか!」と思う方もいれませんが、それについては少々お待ちを……。では、まずは何故こんな突発的なことを始めたのかからどうぞ。



そもそも、なんで制作秘話を語りだしたのか

これについてですが、ただ語りたかったそれだけです
えっと、私諸事情でTwitterを辞めておりまして、今までTwitterで吐き出してた色んなことが吐き出せなくなったのです。

なら! noteでも! いいだろ! ということ、それにTwitterでぽつぽつ呟いても実際読者様が拾えるはずもないのでこうしてまとめることにしました。

ただ、時間があるときに書いていますので完全に不定期です。(そもそもそんなに長いんか


マナイズム・レクイエム制作秘話 ~執筆の経緯について~

では、早速本題へと入りましょう。
このマナイムズ・レクイエムという作品は、そもそも私がツイキャスにてシナリオ作成講座と訳分からん枠を開いていたときに生まれました。

ただシナリオの作成の仕方を解説していたのですが、その際「厨二的な内容でプロットを作るよ!」といっていたにも関わらず、全く厨二な内容じゃなかったんですよ。これが始まりです。

「全然厨二じゃないやんけ!」というツッコみを受けて、「なら、厨二っぽい作品のプロット作るわ!」とムキになった結果がこれです。

なんとか、1時間半ほど格闘し、私は「気が向いたら小説を書くかもしれません」と宣言。
しかし、熱の冷めなかった私はなんとその日から執筆をするという暴挙に出ました。

そして4日ほど格闘し、その結果マナイムズ・レクイエムという作品を執筆し終わり、また完成した日になろうにて毎日連載を始めるという暴挙に出たのでした。


マナイズム・レクイエム制作秘話~物語のスタンス~

このマナイムズ・レクイエム(以下、マナレク)のスタンスは主人公であるリアムの転落劇というスタンスで書いていました。

そしてそれに沿って、リアムの愚かさや人間の感情の薄汚さなどが現れた感じです。なので、人間の感情云々の部分は特に意識はしていません。

なので、初めて感想をいただいた際に復讐譚との感想をいただき、「あっ、これって復讐譚に見えるのか……」と作者も目からウロコ状態でした。

本来私はこのようなダークファンタジーは不得手だったのですが、本業で色々ありまして、薄暗い雰囲気の話を書くことが一気に増えました。なので、あのような感じになったのもその影響かと思います。


マナイズム・レクイエム制作秘話~実は続きを書く気はなかった~

本来はこのマナレクだけで終わるはずが、何故か外伝である『ゲヘナ・ハーモナイズ』を執筆し始めていました。
それは何故か? 簡単です。また暴走が始まったからです

いや、なんか執筆している最中からソフィアへの愛情を拗らせてしまいまして、「彼のカッコいいところが見たい!」という本能に従った結果、彼視点のお話を書いたのでした。

しかし、暴走列車織坂一のブレーキなどどこにもございません。
『ゲヘナ・ハーモナイズ』連載終了後に一息ついていた中、私はあることを思いついてしまったのです。そう、それがマナレクにおいて主人公であったリアム君のことを考えていたときのことです。

始まりは『原初の災厄』が顕現を繰り返す話をしており、その際ソフィアのIFルートなども考えてしまいました。
そんな中、「絶対リアム君だけは何回生まれ変わってもあのままだろうな~」といったのが最後、今度はリアム君に感情を拗らせました。面倒くせぇ。

結果、彼が邪神になったらどうなるか、『原初の災厄』の呪力を食い破った結果どうなるかの妄想を繰り広げた末路が『マナイズム・レクイエム ~Allrgory Massiah~』の生まれたきっかけです。


マナイズム・レクイエム ~Allrgory Massiah~制作秘話~物語のスタンスとラインバレル君の誕生~

さて、こっからはマナレクの続編となる『マナイズム・レクイエム ~Allrgory Massiah~』(以下、マナレクAM)の制作秘話となります。

しょっぱなから邪神リアム君を妄想した結果、では主人公はどうすべきかとかなり悩んだ私は、「ならリアム君とは真逆のピュアな善人を主人公にしよう!」と考え、早速ラインバレル・ルテーシアという善人キャラの設定を練った訳です。

あんな憎しみが通貨となる世界で唯一の常識人・それこそがラインバレル君です。

呪力が一切使えない設定は最初からあり、例え貶されようが騙されようが笑って許してしまうある種の狂人を生み出してしまいました。

まぁ最初から、リアム君とは正反対のキャラを書きたかったので利他的に……と設定したはずが、予想もしないところで曲がっていくのです。


マナレクAM制作秘話~実は呪術が当たり前なんて設定にする気はなかった~

これは意外かもしれませんね。
まぁ先程も発言しましたが、そもそもマナレクという話はリアム君の転落劇を描いたものです。
なので、呪術によるバトルは後付けで、プロット構成の最中では呪術でのバトルなんて呪術〇戦のパクリみたいなものはなかったんですよ。

なので、マナレクAMではこの呪術バトルを継続するか悩みました。
ですが、このマナレクAMはマナレクの続編です。なら、また呪術でバトルするしかないじゃないとなりました。

ただ、呪術とは憎悪が根源であるとマナレク本編でソフィアが語ったため、これを准えた結果、あんな憎悪が通貨になる悪夢みたいな世界観が生まれました。もはやこれは作者自身の秩序のなさがうかがえる問題……。

けれども「詠唱使ってのバトルは絶対するもん!」と詠唱をすることは継続。おかげで上機嫌で織坂は詠唱を次々と練っていたのでした。


と、なんか物凄く長くなりそうですし疲れてきたので、一旦ここで切り上げます。
また気が向いたら更新する予定なので、本当にこのマナレクシリーズの裏側を知りたいというもの好きな方はどうかお付き合い下さいませ。ではここら辺で失礼します~。


いいなと思ったら応援しよう!