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キリンの子どもの動画を見ながら感じたこと
ある動物園が、ほぼ毎日動物たちの動画を投稿していて、私はいつもその動画に癒されている。
今日もキリンの子どもが屋外の餌場で、のんびりとエサを食べている動画を見ていた。
「かわいいなー、癒される〜」
そんな思いで見ていた。
キリンの子どものつぶらな瞳。
無心にエサを食む姿。
穏やかな風が、ツノやたてがみをサワサワとくすぐっていて、気持ちよさそうだ。
その時ふとよぎった思い。
「この子はこの動物園で生まれ、アフリカの大草原やそこに吹く風を知らずに、狭い檻の中で生涯を過ごすのか……」
そう思うと、「かわいいなー」とか「癒されるなー」とか思って動画を見ている自分が、とても残酷なことをしているような気持ちになった。
動物園を廃止にすべきだ、とかそういう事を言いたいのではない。
ただ、そこに考えるべき大切なテーマがあるように思う。
コロナで思うように行動できない今の自分と、キリンの子どもが重なったのかもしれない。
きちんと向き合って、地球上のすべての命と共に生きるとは、一体どういう事なのか、考えなさい、と言われているような気がしている。