おり桐戦争 #12 畑の運命を賭けた死闘
一方その頃、畑近くでは、神宮司、春日、舎弟達とゴリブレタック、とゴリドウが畑の運命を賭けた死闘を繰り広げていた。
ゴリドウ「ゴリナッコー!」
春日「グワー!」
舎弟「オラァ!」
神宮司「ちょっと本気を出させてもらおうかな?」
そう言って、神宮司が無線で増援を呼んだ。数分後、すぐに増援が到着した。それと同時に、どういうわけか、ゴリラナイト数百人とロオコポ兵数百名が現れた。
ゴリドウ「ど、どういう事だ!?味方も一緒に来るなんて…」
ロオコポ兵「実は、敵の無線の電波を少し奪って話を聞いていたのさ。」
すると、春日がこう言う
「もうすぐ俺の舎弟らに作らせた戦車と戦闘機部隊もここに来るぞ。楽しみに待ってろ。」
ゴリブレタッグ「ふざけるな!」
春日の腹に蹴りを入れる。
春日「グバァ!な、何しやがるぅ…」
ゴリドウ「お前があまりにふざけた嘘をついたから腹が立って思わず殴ったんじゃないか?」
春日「嘘じゃねぇ。本当だ。」
すると、大量の戦車と戦闘機部隊が現れた。
ゴリドウ「こっちの職員も無線での会話を聞いていたはずだからもうすぐ部隊が来るはず…」
今度はおりおり側の戦車、戦闘機部隊が現れた。
そんな中、ある一台の戦車に目が留まる。
ゴリブレイド「ん?あの戦車はカンクンのペットのジャンじゃないか!」
そう、カンクンのペット、ジャンが戦車に変身していたのだ。
それを気にしていると、すぐに戦闘が始まった。
ゴリブレイド「俺達も戦うぞ!」
そう言って、ゴリブレイドは舎弟の腹部を殴り、怯んだ隙にチャカを奪った。
舎弟「お、おい!俺のチャカ返…」
ドキュン!
ゴリブレイドは舎弟を一人倒した。
ゴリブレイン「まずい。もう味方側で死者が数名出ている。早く終わらそう。」
そこに、頼れる味方、おりおりナイトがやって来た。
おりおりナイト「こっちは敵が片付いたから来てやった。」
ゴリブレイン「あざー…」
ドガーン
おりおりナイト「ゴリブレさん…」
ゴリブレインは戦闘機に撃たれて死亡した。
ゴリブレイド「そんな…」
ゴリドウ「許さねぇ…あの戦闘機…」
ゴリドウは高くジャンプし、戦闘機を叩き壊した。
戦闘機は落下し、爆発を起こした。
ゴリドウは巻き込まれない内に距離を取り、安全な位置に逃げた。
ゴリドウ「ふう。なんとか仇は打てたぞ。ゴリブレさん。」
ジャンも他の戦車を破壊し続けている。
おりおり軍は、これ以上畑を巻き込まない様、戦いながらも畑から距離を置いた。
しかし、それが原因で近くのバナナ村を巻き込む事になってしまった。
その内、全員がバラバラになってしまいながらも、兵士が死亡しても、また新たな増援が呼ばれる為、戦闘は終わらない。やがて、多くの国民も巻き込まれてしまい、死亡してしまう。そう、戦争は最悪の状態となってしまったのであった。
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