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まだ見ぬあなたへ 5/50

まだ見ぬあなたへ 


ー物語とパラレルワールドー

さて、唐突だがこの世にはパラレルワールドというものがあるらしい。
私が『パラレルワールド』という言葉を初めて知ったのは、某地獄先生のマンガだった。(再アニメ化おめでとうございます!)

もしパラレルワールドがあるならば、我々が娯楽として楽しんでいるマンガやドラマ、映画などの物語たちもそのひとつなのでは...と思ったりする。

オリジナルと呼ばれる一次創作。
二次創作などの二次元、2.5次元、別媒体でのメディア化などは、それぞれがオリジナル(原作)から派生したパラレルワールド。
だからオリジナルのイメージと違うとか、ストーリーが違うなどは仕方ない気もする。
他者が関わることで新たな物語の解釈が生まれ、色彩や音楽がついて鮮やかになったり、人によって間のとり方も変わる。

そういえばこの前、高校生の頃に好きだった作品が再アニメ化&再コミカライズ&映画制作が決定する夢のような夢(ややこしい)を見た。現実ではそのような動きはないので、あれもパラレルワールドの一種なのだろう。

この世界で人の手によって生み出された作品、ノートの落書き、今も脳内でひっきりなしに展開される壮大な物語たち。
すべてを数えたら、一体どれほどの物語が作られたんだろう。そして、まだまだ増え続けるのだろう。
私が子どもの頃に大学ノートに描いていた一次創作のキャラクター達も、どこかの世界でいきいきと暮らしているのだろうか。

この手紙もネットの海に投函される事で、パラレルワールドにいる誰かに届いたらいいな〜と思いながら。
私自身、今日も人生の物語を紡いでいく事にする。


それでは、また。

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