私はちょっとだけ、コロナに感謝している。
友人に気軽に会えなくなった。
大好きな旅行に行けなくなった。
マスク、消毒が手放せなくなって、手が荒れる。
肌が荒れる。
某ウイルスが広がり始めてもうすぐ2年。
もはやコロナ前ってどんな生活送ってたっけ?
と思い出せなくなるほど。
でも実は、私はちょっとだけコロナに感謝している。
1番の理由は、コロナがなかったら現在の内定先の
会社に出会えてなかったかもしれないからだ。
最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月頃、
当時大学3年生になった私は、毎日の生活が暇すぎて
なんとなく就活を始めた。
ずっと見る専だったTwitterを情報収集のため、同じ就活仲間や先輩、社会人と繋がるために始めた。
そこで、ある1人の先輩と出会った。
プロフィールやそれまでのツイートから、なんだか
素敵だなと直感で感じて、DMで声をかけてみた。
すぐにZoomで話すことが決まり、当日は2時間話し込んだ。
想像通り、とっても素敵な方で、似ている部分が多くて、仲良くなることができた。
その後も何回かZoomで相談に乗ってもらっているうちに12月になり、先輩の内定先の会社の選考を受けてみないか誘われた。
会社の話もよく聞いていて、強い憧れを抱いていた私は、二つ返事で選考に進んだ。
過程は割愛するが、最終的に私はその会社に内定承諾をする形となった。
その先輩とは今でも連絡をとっているが、まだ対面で
会えたことはない。
いつか直接会ってお礼を言って、近況報告なんかを
し合いたい。
コロナがなかったら多分その先輩に出会うこともなくて、現在の内定先の存在すら知らずに、全く違う所に
就職の決意をしていたかもしれない。
次に、自分の時間が増えたからだ。
現在の私、というかウイルスが拡大してからの私は
週の半分以上は家にいる生活となった。
「時間がない」を言い訳にしていた読書の時間が
増え、趣味のピアノを再開できて、大好きな映画を
たくさん見た。
心から愛せる人、愛してくれる人に出会いたくて、綺麗になりたくて、美容の研究を自分なりに
たくさんした。
初めて髪を染めて、脱毛に通い始めた。
まつげパーマ、エステ、パーソナル診断、、、
私には初めてのことばかり。
料理教室にも通い始めた。
2年前の今頃は、存在すら知らなかったnoteのことを
知り、投稿を始めた。
遊び呆けていたら、このような自己投資はできて
いなかったかもしれない。
最後に、紛れもなく素敵な人たちと出会い、
素敵な考えや価値観に触れることができたからだ。
Twitterとnoteを通して、私は多くの人に出会うことができた。
途中でSNSを挫折したり、連絡をとらなくなったり
した人も多くいたが、今でも関係が途切れない、
私の大好きな子がいる。
とっても素敵な子なので、ぜひ覗いてみてほしい。
今ではなんの違和感もなく、人生相談、落ち込んだ話、嬉しかった話、恋バナをしているが、思えばTwitterのDMで話したことがきっかけだった。
でも、コロナがなかったら多分出会うことのなかった人たちなのだ。
…そんなの考えられない。
正直withコロナのこの生活にはウンザリしている。
でも私は、今までコロナを100%の悪者にすることが
かったし、この先もきっとそうだ。
視点を変えれば、プラスに捉えられることも、
感謝の対象になることもあるのかもしれない。
最悪、つまんない
なんて簡単に言わずに、一呼吸おいて、
多方面から物事を考えてみたらどうだろうか。