超鈍感彼氏をどうにかしてください…

○○:……あれ？美穂、来てたの？
美穂:おかえりなさいませご主人様♡♡

○○:……ただいま

そう言って普通に部屋に入る○○

美穂:お〜い、なにかいうことないか〜？
○○:……ん？……特には
美穂:いやいや！私の格好！目立つよね？わかるでしょ！
○○:……服？……ああ、なんかパーティでもあったの？
美穂:なんでこの格好でパーティ行くの？仮装パーティ？
わかるでしょ？ほれ！
○○:……ツインテール珍しいね、可愛いよ
美穂:ふぇ？！あ、ありがと…//……てそれも嬉しいけど…//そこじゃないの…
○○:…………派手だね、僕を誘惑する気満々？
美穂:だぁぁ！そういうことじゃなくて！……いや…なくもないか…いやいや！ちがうからっ！//

ぼーとした顔で気づいてないの？
いや、絶対気づいてる……なのに言わないんだよ
…意外といじわるなところもある
けど、超鈍感には変わりないが…

○○:……メイド服着てるね
美穂:……それを早く言って…すぐわかるでしょ
○○:……分かってたけど言っちゃいけないのかなあって思った……美穂、頭変になったのかなって
美穂:あのさ……メイド服着たら頭変ってどういう思考なの？…たまにはいいじゃんこういうのも♡

じーと頭からつま先まで分かりやすく私を見てる
あの…そこまで見たら逆に恥ずかしいんだけど…

○○:……確かに悪くない…可愛いよ美穂
美穂:えへへっ♡♡やっと言ってくれた♡
○○:でも……
美穂:でも……なに？
○○:……やっぱりムチムチだね
美穂:ちょっと！なにみてんの！//
○○:いやだって…見せつけてるんでしょムチムチアピ
美穂:なんでメイド服着て二の腕とか太もものムチムチアピすんの！//
○○:……え？
美穂:えっ？ちがうの？
○○:……うん
美穂:じゃあなによ
○○:……(無言で指さす)
美穂:はっ？！へっ…！？
○○:ボタン弾け飛びそうなぐらい…ムチムチ…
美穂:……ど、どこ見てんのぉぉぉ！！//
○○:…強調するの悪くないよ、好き
美穂:そこ褒められても嬉しくないからっ！//

だけどメイド服は気に入ったらしく、お風呂入っても着せられて……そのまま……////

彼が寝るまで着てました…

まあ…嬉しそうだったし…可愛いっていっぱい囁いてくれたから…いいっか…//