登山用品店モンベルの魅力（後半）

登山が嫌いな理由は前の記事に書いたとおりだが、最近、登山用品ブランドの「mont-bell（モンベル）」にはまりつつある。

ことの発端は、「ポケッタブルライトパック」を購入したことだ。ポケッタブルライトパックは、折りたたみ収納が可能なリュックである。

【モンベル】ポケッタブル ライトパック 10

私は徒歩＋電車で通勤している。通勤用のトートバッグは、財布や定期、スマホ、ポーチなどを入れれば余スペースは無い。そのため、帰りに大きな荷物が増えたり、さらに雨が降って傘を持たなければならなかったりという状況になると非常に苦労する。そもそもの通勤カバンをリュックにしていた時期もあったが、荷物の出し入れが面倒でやめてしまった。

そこで、荷物が大きくなる予定のある日は折り畳みリュックをカバンに忍ばせ、帰りに広げるという方法を思いついた。早速ネットで「折りたたみリュック」を調べた。ころんとしてかわいらしいフォルム、ペットボトル用のポケットが外側に付いているということで、モンベルのポケッタブルライトパックを購入することにした。結果、大正解だった。生地は薄いが、背負い心地も悪くない。帰り道のスーパーで買った缶チューハイ、ドラッグストアで買った洗濯用洗剤をこの中に入れるととてつもなく楽だ。家に着き荷物を置いたら、折りたたむ。外側のポケットを裏返すと15*20㎝ほどのポーチ状になり、その中へ本体を押し込んでいくことで収納できる。重さも軽く、余裕で通勤カバンの中に忍ばせることができる。買ってからしばらくは、嬉しくて無意味に広げたり折りたたんだりして楽しんだ。

こうなるとモンベルの「折りたたみシリーズ」が気になり、調べ始めた。次に目を付けたのは、「U.L.MONOショルダー」という名のサコッシュである。

【モンベル】U.L.MONO ショルダー M

これの小さくなりっぷりが本当にすごい。広げると財布、携帯、定期、鍵、必要最低限のものが難なく入るサイズなのに、収納すると手のひらにおさまる。（収納の仕方はポケッタブルライトパックとほぼ同じく、内ポケットを裏返して押し込んでいくスタイル）こちらは、旅行先でホテルに大きな荷物を置いて出かけたいときや、ライブでコインロッカーに荷物を預けて貴重品だけ手元に持ちたいときなどに、すごく役立つと思う。

登山用品ブランドは、利便性への追及にかける情熱が半端じゃないのだろう。安全性や衣服の保温性などにも、きっと情熱を注いでいるだろうと思う。次はダウンジャケットが少し気になっている。もちろん山には登らないが。