鼻の骨削った
の後編となります
※グロ注意
…さーん!
へぁっズン!
名前を呼ばれ。目覚めたとともに鼻にものすごい質量を感じた結果の感覚。
鼻の中を止血するために、ガーゼみたいなものを2.3本詰め込んでいるらしい。
そのせいで、麻酔で寝て呼ばれて起きたら鼻がめちゃ重い!ってなって軽くパニック起こすんですよね。
鼻で呼吸ができなくなっていることに一つの戸惑いを感じ、意識が何度か飛びそうになる。
その度に目を開けてー!とこっちの世界に戻ってくるように言われるので、仕方なく目覚める(おい
肺呼吸のパイプを抜かれて自力の呼吸をするよう言われるけど、
つらい
鼻で呼吸できないので、うまく呼吸できずに過呼吸ぽく、だんだん息が浅く…
そして、担架で病室まで運んでくれるのだが
そういえば麻酔科の先生が、麻酔で気持ち悪くなる可能性があります。って説明してくれてたなぁ。
それは理解してた。けど、
担架で運ばれる揺れが1番気持ち悪い!!!!
麻酔で気持ち悪くなるんやないんかい!
担架動くたびに吐きそうである🤢
瞬間移動してくんないかなってくらい気持ち悪くなったわ…
病室に着き、ベットに移される。
鼻の痛みは麻酔と点滴で感覚はなく、その代わり熱にうなされた。
担当執刀医がひょっこりとやってきて、
二日後の朝に鼻の中のガーゼとりますからね〜〜それまで頑張ってくださいね〜〜
と言われ、青ざめるわたし。
「あ、そういえばとった骨見ました?」
って言われて、そういえばなんか赤いの渡されたな…と思ってコレですか?
「俺も手術のときなんじゃこりゃ!って思ったよね(笑)」
※以下グロ注意
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え?
(渡されたのにちゃんと見てなかった)
わたしの小さいお鼻からこんなにたくさん削ったの?
ってくらいには削っていて、え、これ、こんな削ったら痛くないん?って思うんですけど、
お薬のおかげで痛くないんですね〜〜!
かがくのちからって、すげー!
後にお見舞いに来てくれた両親に見せたらびっくりしてた
そういえば診察の段階で
こんなに曲がってるのは外的要因なんじゃないかって何回も聞かれてね。
鼻なんてボール当たったりしたくらいで全然だわ
まぁ今までどこの耳鼻科行っても
なんだこれ…は絶対言われてたレベルのお鼻持ちでしたからね(ドヤ顔)
そんなこんなで、鼻の中の止血ガーゼ抜けるまでの辛抱期間がスタート。
口呼吸やべえよ…
たった二日とはいえ、口呼吸が辛すぎて看護師さんに「ちゃんと息して!」って怒られる始末。
気持ち悪いというか、吐かない気持ちだけど体が勝手に吐く!って感じなのと、口呼吸の辛さがくる。
唇の皮剥けるわ、口の中カッピカピだわ、よくわかんないカスがでてくる…
そして、うたたねする度に物凄い鼾をかいており、自分で起きるレベル。
同じ病室の人ごめん…て思うんだけど、みんな同じく耳鼻咽喉科なので、仲良く鼾かいてるんだZE☆
ガーゼとるゼ!
やっと来ましたこの日!
親が午後から見舞いに来てくれるというので、その前に終わらせてくれるみたいで、感謝。
まだ37.5度くらいある熱のまま、処置室に呼ばれ
さ、じゃあ抜きますよ!
(絶対力まない絶対力まない絶対力まない)
ズルゥッ…!!
?!
涙目の視界に映る止血ガーゼ…いや、これは医療用タンポンなるものだ!!!
その太さと長さに青ざめる私
約10センチくらいの人の指くらいの太さのね、血と様々な体液を吸収したグロテスクなやつが私の小さいお鼻から2本も出てきました。
えってかこんなおっきいの鼻に入る?!
困惑しながら、もう片方の医療用ガーゼを抜く
ズルゥッ…びちゃ
?!!?!??!
同時に鼻の奥、つまり喉に流れてしまった血が私の嘔吐を催し、治療用の椅子に座ったまま吐く。
血だけではなく、今朝食べたものまで…
しんどい
精神的にも体力的にもかなり疲弊し、吐いたあと椅子に座ったまま目を閉じる…
みんな、今までありがとう。
起きて!目開けて!
叩き起こされる。
まだあんのか…
なんと、今度はガーゼを鼻に入れるという。
鬼畜かよォ!!!
鼻水やら涙やら訳の分からない顔がぐしゃぐしゃの状態で、ティッシュも渡されず鼻の拷問をひたすら受ける私。
はぁツライ。ヴッ鼻そこむりやめデゥッ…ェェォエ
せめてティッシュくらいくれよな。ヘッ
極め付けは鼻を開かれすぎて切れ痔みたいに入り口が傷ついてて、しみる状態になってるところへ綿球を突っ込まれる瞬間ですよね。
コント?何これコント?ってくらいリアクション芸求められてんのかな?って錯覚しましたね。
「はい、じゃこれを来週の退院まで毎日やりますからね」
拷問〜〜!!
気分はジャイアンにフルボッコされたのび太である。
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ハードな処置すぎて、わたしのHPはゼロよ!
熱も血圧も再び上がってた。
天使の看護師さんに労わられ、病室まで車椅子で送ってもらう。
死んだように睡眠をとるわたし
こんなに頑張る意味あったっけ…?
いやいや、ツライ時期はいずれ過ぎる…明けない夜はない…
悟り始める
親の見舞い
まぁその後再び入れたガーゼを抜いたんですが、最初のに比べたらね。
へっちゃらですよ。
そんなこんなしてたら、旦那と一緒に親登場〜〜!
お正月以来に会う。
遠いとこからはるばるやってきてくれたことに感謝。
手術後でお風呂に入れない私は、思い切って親に甘えてみた。
病院内意外と暑いんですね〜〜。
あとで入院に必要なものリスト書こう。
薄手の長袖パジャマを持ってきてもらったり
身体を拭いてもらったり
頭を洗ってもらったり
病院内のレストランでクリームあんみつ食べさしてもらったり
親…😭ってなります。
帰り際、寂しかったけど、大丈夫やで!って背中押してくれて、ほんと暖まった。
その後、熱を測ったら
それまで下がる気配なかったのにガクンと下がった…!
すごいな…親の存在の大きさ…ありがたみ…
旦那もほぼ毎日見舞いに来てくれるし、私って幸せやん…って思った。
今現在、退院まで残り3日となり
こんなにゆっくりできるのもなかなかないので
これからの経過も楽しみに病院ライフを満喫しよ。
続く
…はず