休職中の今思うこと
仕事を辞めて1ヶ月半が経過。
ジムに行ったり英語の勉強したり読書をしたり。
もちろん家事育児の時間以外でやっていることなのだが、私はなぜ「システムエンジニア」という職業を選択したのだろうか。
思い起こせば1995年。
Windows95で盛り上がった年。
何の事かわからないけどパソコンがすごいんだなぁ、欲しいなぁと思い貯めたお年玉で購入。
購入したのはNECのCanBe。
30万円くらいしたと思う。
購入したはいいものの、何をどうやって使っていいかわからずホコリを被ることに。
ただ興味が尽きることはなく、大学では情報学部に進学し、そしてそのままの流れでシステムエンジニアとなった。
以下の本は主に大学進学を控えた受験生に向けての一冊であるが、同シリーズの就職編も含めて感銘を受けた。
なぜ自分は仕事をしているのか?
私はソフトウェアの開発をしていたのですが、いわゆる一般消費者が使用するシステムではなく、業務向けの基幹システムの開発を主に担当していました。
システム開発が完了すると嬉しいのだが、実際そのシステムがどのように使われてどのように役に立っているというフィードバックを受けたことがない。そして知らない。
それどころか、開発完了後のバグ報告は頻繁に上がってくる。
チームの中では一定の達成感は生まれるのだが、誰かの、世の中の役に立っているとう実感はまるでない。満足度がない。
うーん。これでは続かない。
私は今まである程度お金のためと割り切って仕事をやっていた。
辛い仕事や残業なども受け入れるべきだと思ってやってきた。
ただ年を重ねる中で、そのような働き方では続かないという考えが芽生えてきた。仕事より大切なものができたのもその一つではあるが、一日の大半を仕事に費やしているため、楽しい、幸福、役立つ、といった欲求が満たされた上で仕事に従事していくべきだと思った。
もう少し社会復帰は後になる予定だが、そんな仕事に巡り会えるようにしたい。