SE職振り返り①
こんにちは。
18年4ヶ月のソフトウェアベンターを退職し、絶賛ニートのたかてぃです。
これを機に今までの業務内容を振り返っていきます。
私はこれまで大きく分けて6つのプロジェクトに携わりました。
1.物流系システムヘルプデスク
2.動画配信システム開発
3.百貨店向けギフトカタログ制作支援システム開発
4.電子商取引(EDI)新規基幹開発
5.ギフトカタログ制作支援システム開発
6.家賃保証会社基幹システム開発
今回は1.物流系システムヘルプデスクについて振り返ります。
2003年新卒で2ヶ月の研修を終え配属された最初の現場です。
東京都品川区にある超有名日本企業のグループ会社に配属され、
ヘルプデスク業務を任されました。
ヘルプデスク業務とは、そのシステムの問い合わせ窓口の事で、メールや電話での問い合わせを受け付ける業務になります。
窓口業務に加え、システムのユーザ登録や開発案件も行いました。
現在はクライアントサーバシステムやクラウドといったシステムが一般的ですが、当時のシステムはメインフレーム(汎用機)でした。
前者が複数コンピュータなのに対し、後者は高性能なスーパーコンピュータ1台です。
現在はほとんど目にする機会はありませんが、メインフレームに触れる機会があった事は貴重な財産となっております。
当システムはメインフレームが2台構成(IBMのZシリーズ、AS/400)となっており、私はAS/400を担当しておりました。
もちろんWindowsしか触ったことのない私にとっては初めて触れるメインフレームの使用に四苦八苦しておりました。
一番の失敗談は、配属当時テスト課題としてプログラムを組んで実行したのですが、それが無限ループ(永遠に稼働し続けるプログラム)になってしまい、ユーザも使用しているAS/400のリソースを99%使用し、一時的に業務を止めてしまった事です。
それ以来石橋を叩いて叩いてAS/400を使用するようになりました笑
その後時代の流れか、3年目の自分にWeb系サブシステム開発のリーダーを任されるチャンスが巡ってきました。もちろん引き受けましたが、メインフレームとはまたまた勝手が全然違う。。
また1からクライアントサーバーシステムを学び、Java(プログラミング言語/Java)を学び、struts(Javaのフレームワーク/ストラッツ)を学び、徹夜もよくしました笑
次にCAD(設計図)系のサブシステムに入力するデータを自動で作成するVBA(プログラミング言語/ヴイビーエー)のリーダを任されました。こちらは、ヘルプデスクの作業場所である品川区ではなく、神奈川県の藤沢市で行うということで、Zoomのような1人1台のリモート会議システムがなかった当時、片道45分かけて行ったり来たりしていました。
5年目、同期が色々な現場を渡り歩いて経験値を上げている中で、私だけ一つの現場で作業しているという劣等感が生まれ、リーダーに別の作業をさせてくださいと直訴しました。願いがかなったのはそこから3年半後でした(泣)
新卒で配属されてから8年半同じ現場で作業しましたが、色々な学びがありました。FAXの使い方もわからず、テーブル(机じゃないよ、データベースの方だよ)もよくわかっていない状態からメインフレームやWeb系システム開発のリーダーを任されるまでに成長しました。
人間関係に悩み、朝嘔吐しながら出社したことも懐かしい。。
辞めずに続けた事で今ではこの現場の方々が一番仲良くなれました。
ここでの経験を糧に、次の現場へ。