ご相談 その31. 毎日、死にたいと思ってしまいます。(後編)
みなさま、本日もようこそおいでいただきました。
「燃えるようなイエス」を見つけたいという質問者のつのぴさん。
前回は100万人を集める企画を考えることで、生きる意味を作る、というお話でした。
今回はさらにそのお話を深めていくということですが。。。
役に立つ情報
八幡様:「皆様に質問です。もしも、自分が病気にかかっていたとしたら、と考えてみてください。」
僕:「いやです。怖いです。」
八幡様:「想像だけで結構です。では、例えばうつ病だとしましょう。
死んでしまいたい、何もやる気が起こらない。
なぜかいつも怒りが湧いてくる、涙が止まらない。」
僕:「わかります。もうつらいです。」
八幡様:「しかしある日、そんな症状を素晴らしく緩和する薬がひとつ見つかったとします。あなたはそれを、独り占めしたいですか?」
僕:「まさか! そんな薬が見つかったなら、誰しもがたくさんの人に教えたいと思うはずです。」
八幡様:「そうです。良い情報は、教えたくなるのが人の気持ちです。では、そのお薬をたくさんの人に知らせるため、アニキなら具体的になにをしますか?」
僕:「ええっと、そうですね。自分には効きました。という前置きがあった上で、普通にSNSで発信するかもしれません。」
八幡様:「あとは?」
僕:「いや、やっぱりSNSの前に、まずは近くの人に伝えますね。
まず身近な人に喜んでもらいたいなと思います。
薬が効いたよ! って、それだけで、みんな嬉しくなると思うんです。」
八幡様:「そうですね。そうやってみんなが嬉しくなる。
こうして小さなきっかけから、どんどん大きくなっていくのが、『誰かの役に立つ情報』です。
つまり、あなたの役に立つ何かは、他の誰かにも役に立つ何かなのです。」
僕:「ふむ。だから役に立つ情報は、勝手に大きく広がっていくんですね。」
八幡様:「はい。もっと丁寧に言うと、あなたという存在自体が、誰かの役に立つ存在であるということなのです。」
僕:「え? 存在しているだけで?」
八幡様:「そうです。
あなたが誰かの役に立っているのと同じように、周りの誰かも、あなたを必要としてるのです。
それが見えなくなると、消えてしまいたくなります。」
僕:「なるほど。じゃあ理想で言うと、生きていく上で、誰かから必要とされたら良いってことになりますね。」
八幡様:「そうです。必要とされるような言葉を使い、考え方を持ち、動いてみることです。」
僕:「でもそんなこと、ハンドルが高いですよ。」
八幡様:「であれば、座席を高くしましょう。ハードルのことであれば、低くすればいいのです。」
僕:「どゆことですか?」
八幡様:「大きなことは言わなくていいです。そのうえで、やってみようかな、と考えることができたら、少しだけ動いてみるのです。」
僕:「少しだけ? 僕の場合の少しだけって、1ミクロン以下ですよ。それで良いのですね?」
八幡様:「はい。そして、オープンな存在になりましょう。」
僕:「どゆ意味ですか?」
八幡様:「先日の赤い傘のお話です。」
僕:「あ、銀座の?」
八幡様:「そうです。あの日のアニキはまた見事に落ち込んでいましたね。」
僕:「・・・はい。この前、東京に台風が来た時です。バカなりに色々悩み事を抱えながら歩いていて、頭の中がニッチモサッチモいかなくて、呆然と歩いていました。
なんで僕はここを歩いてるんだろうなと思って、ふと空を見ると、黒い雲から雨が降ってきました。
その雨を避けることもできず、道に突っ立ったままメガネに雨粒を受けていると、赤いものが近づいてくるのがわかります。
傘でした。
僕がずぶ濡れになる前に、赤い傘をさしてくれたおばちゃんがいたのです。」
赤い傘のおばちゃん
八幡様:「頼んだのですか?」
僕:「頼んでいません。なぜか、僕に傘をさしてくれたんです。」
八幡様:「そしてアニキはどうしたのですか?」
僕:「おばちゃんにすいませんと言って、その傘をさされたままにしました。
すると、おばちゃんは前を指差して、雨宿りができる薬屋さんの前まで、僕をその傘で送ってくれました。」
八幡様:「その間、会話は?」
僕:「ありませんでした。」
八幡様:「一言も?」
僕:「はい。その間、何もしゃべらずです。そして、ただただお礼を言ってお別れしました。」
八幡様:「別れ際、そのおばさまの顔は見ましたか?」
僕:「はい。おばちゃんはなんだか満足そうに、そこから去っていきました。」
八幡様:「そのときのアニキの率直な気持ちを教えてください。」
僕:「まずは傘という存在がありがたいなって。そして何より、それを僕に差してくれたおばちゃんという存在が、とてもありがたく思いました。
あのとき僕は何も考えずにいたけど、おばちゃんは僕になにかを残してくれたと思います。」
八幡様:「なにを残してくれたのでしょう?」
僕:「僕も、誰かが雨に濡れていたら、そっと傘を差し出す人間、そんな人になれたらいいな。そういう心を残してくださったと思います。」
八幡様:「さらにそのおばちゃんは、アニキにもうひとつ、大きなものを残してきましたね。」
僕:「・・・それはなんでしょう?」
八幡様:「なんだと思いますか?」
僕:「この記事のネタをくれた、とか?」
八幡様:「それもありますね。でも、まだありますよ。」
僕:「あ。。。」
八幡様:「分かりましたね。」
僕:「はい。僕は、ひとりではないという事ですね。」
八幡様:「そうです。
おばちゃんは、言うなれば、赤の他人です。他人なのに、雨に降られて困っている人を見つけ、寄り添って、自分が半分濡れたとしても、助けてくれた。
おばちゃんは、それで嬉しかったはずです。喜ばしい行動を自分が取れたということに、満足できたわけです。
その満足をアニキは、その厚意に甘えることで自然に与えたわけです。」
僕:「ちょっと待ってください。僕が、与えた側なんですか?」
八幡様:「そうです。何もしていなくても、雨に降られて、濡れて歩いていただけで、おばちゃんを満足させたわけです。つまり、生きているだけで、歩いているだけで、雨に濡れているだけで、幸せを人に与えることができるということです。」
僕:「そ、その考え方は斬新ですね。。。生きているだけで、誰かの役に立っている。そういうことなのですね?」
八幡様:「その通りです。
さて、本題に戻りまして、100万人を集めるという話です。」
僕:「うーん、ごめんなさい。やっぱりいきなり100万人って、突拍子もなくて、みんな、そんなの無理だ! と思うと思います。。。」
八幡様:「そうでしょうね。しかし、そのきっかけはなにも難しいことではありません。
自分が本当に必要だと思ったもの、さっきのうつ病の薬ではありませんが、
自分がこの世の中に存在して、
何かを発見したとか、
何かを考えたとか、
歩いていて何かにぶつかったとか、
お風呂に入っていて気がついたとか、
誰かと喋っていて理解ができなかったが、
それが突然降ってわいたように理解ができたとか、
他愛もない話題でいいのです。」
僕:「他愛もない話題? そこから100万人が本当に可能なんですか?」
八幡様:「逆に、なぜ不可能なのでしょう?
あなたが生み出したもの。
それは全て、世界に必要なものとなっていきます。まさかこんなことが? というひとつのキーワードが、新しいものを生み出していくきっかけになるのです。」
僕:「そう言われると勇気は出ますが・・・。」
八幡様:「ただ、あなたは気づいていないだけです。もっと言うと、探していないだけ。そして、探し方を知らないだけです。」
僕:「じゃあ、探し方を教えてほしいです。」
100万人企画の作り方
八幡様:「かしこまりました。探し方の1番最初の手順としては、たくさんの人にそれを知らしめるためにはどうしたらいいか。そこから考えていくこと。そうすると、だんだん面白くなります。」
僕:「ふむ。そのたくさんの人に知らしめるための手段、それが、100万通りある、と言う事なんですね?」
八幡様:「そういうことです。
どんな手段を使うかは、人それぞれいろいろあります。アニキの場合ですと、
吹奏楽の経験があり、
坂根君と一緒にもう一度ファンファーレを吹きたいという夢があり、
全国の吹奏楽を愛する子どもたちと大人たちを一堂に集め、
さらに吹奏楽を経験したことのない人でも楽しめるような、
そんな祭典を行いたい
という夢に発生したのです。」
僕:「その通りです。やってみたいなって、ふと思ったことなんですが、八幡様と喋っているとだんだんできそうな気もなってきました。
あと、実際に100万人はいかないかもしれませんが、考えることができたことによって、空想は広がってきました。」
八幡様:「そうです。ですからまずは第一歩を踏み出してみることが大切なのです。
まず自分に何ができるのか、そこを知るためにも考えてみるのです。」
僕:「とにかく考える。もう、なんでもいいのですね?」
八幡様:「はい、例えば、そうですね。サッカーを題材に考えてみましょう。」
僕:「サッカーを100万人で試合する、のかムリか。」
八幡様:「可能です。そういうお題を出してみて、できることを考えてみるのです。」
僕:「といいますと?」
八幡様:「例えば、PK戦のみの世界大会を作ってしまうのです。」
僕:「PK戦のみの大会?」
八幡様:「ストライカーチャレンジコンテスト、ゴールキーパーチャレンジコンテストなどを企画して、全国のエントリーを募り、地区大会、県大会、国体、世界大会へと繋げていける新しいスポーツを作ってしまう。
日本一のストライカーと、日本一のゴールキーパーの決定戦で盛り上がるのです。」
僕:「わあ〜っ! それは面白いっ!!」
八幡様:「そして、それをeスポーツとマッチングさせて、リアルとバーチャルを融合させるゲームを作るのも面白いですね。」
僕:「ちょっと、そこまでいくと僕には先鋭的過ぎて・・・。でも、そうか。頭を動かして、いろんな可能性を見つけていく作業なんですね。」
八幡様:「はい。その通りです。」
僕:「でもそれ、すごく楽しそうな企画なんですが、実際にやるとなると、実現は難しそうだなあってことまで考えてしまいますが。」
八幡様:「もちろん大変です。しかし、すでにここまで進んでいますよ。」
僕:「おおっ! あるんだ!! これはすごい!!!」
八幡様:「やれば、できるのです。ですから、こんなの無理かな? と思う内容でもぜんぜんいいのですよ。
まずは、無理そうな企画であったとしても、面白くて、そしてそこに大義と愛があれば、一瞬で盛り上がります。」
僕:「そこに、大義と愛があるか・・・。」
八幡様:「動いてみて、そして失敗してみて、自分ではできないことをより良い企画に仕上げていく。
忙しくて、悩む暇もなくなります。こちらをお勧めいたします。」
僕:「悩む暇がなくなる! いいですね!」
八幡様:「はい。今回いただいたコメントの中にもたくさんヒントがありますよ。ではまた次回、お愛しましょう♡」
おわりに
みなさま、いかがだったでしょうか?
コメントもありがとうございます!
僕は正直、100万人と言う数字を最初に聞いたときにはビビりました。
吹奏楽の祭典なんて、果たしてアリのか? と自分の中でも恐々とお答えしましたが、八幡様の言っている事は、つまり、
きっかけというものは、
自分が興味を持ったことや、
大切だなって思ったこと、
誰かに伝えたいな、と思ったこと。
これを、どれだけたくさんの人に伝えることができるのかという思考になれ、という話でした。
たくさんの人に伝えようとするときに大事なのは、
それが皆さんに受け入れられるものなのかどうか、
それが喜ばれるものなのかどうか、
それが楽しめるものなのかどうか、
そういったことを再度考えて、検証して、動いていくことなんだなぁと思いました。
ご質問をいただいたつのぴさん、もうお分かりだと思います。
この世から、消えてはいけません。
消えちゃったら、これから始まる面白いことを、見ることも経験することもできなくなってしまいます。
まずは、存在するだけで良いのです。
生きているだけで、誰かの満足を生むチャンスがあります。
それか、もしよかったら、どうぞ僕たちの大いなる企画に、のっちゃってください。
僕たちはこれから、ただ記事を上げるだけではなく、ラジオも定期的に出していきます。(明日も出す予定です!)
メルマガも出します。
動画も配信していきます。
福井セミナーの動画も、いま編集に入りました。
あとは実際に読者の皆様や、面白い人に会ってお話もします。
つまり、旅をします。
読者のみなさまと一緒に、この日本の歴史の中で、人々の営みを、おいしいご飯を食べながら、楽しい会話を弾ませながら、この時代を生きていこうとしています。
僕の燃えるようなイエスは、自分が授かったこの命を、燃やし尽くすことに他なりません。
燃やして何をするかというと、その時、自分が決めたことを継続してやる。
まずはそれだけです。
それをすることによって、何かが変わってくると思っています。
ただ、自分の思い通りにやるだけではなく、周りがそれで喜んでくれるかどうか、それが基準です。僕にとっての大義と愛です。
その基準を満たさない限りは、やっても多分、つまらないんだと思います。
やり続けてみて、修正しながら、改善しながら、いろんなことを経験して、楽しみ尽くす。
そして大事なのは、いつか見つけよう、ではなく、今すぐに見つけよう! と足掻くことだと気づきました。
おそらく、失敗も日常的にしまくるでしょう。
泣きながら、でも頑張らなくちゃいけない時もあるでしょう。
それでも、続けてみる。
それを、よろしければ見ていて下さい。
そしてもし、心が熱くなったら、つのぴさんも動いてみてください。
余裕があれば、バカな僕を助けてください。
同じ時代を、一緒に生きましょう。
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