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ご相談 その30. 魂が燃えない毎日です(後編)

みなさま、今日もようこそおいでくださいました。

さて、前回のお話の主題は、過程の中にこそ、求めている答えがあるということ。

ドカ食いも、お仕事も、恋愛も、すべて「身近な人との関係性」によって変わってくる。

なぜなら、それこそが人間にとって大きな「過程」だから。

そしてそれは難しいことではなくて、

  1. お互いを愛し、

  2. お互いを思いやり、

  3. お互いのために何ができるかを考え、

  4. 相手の喜ぶことをする。

という内容でした。

その相手は恋人に限らず、家族、親、子ども、友人など、身近な人だとのこと。

そして今回はまた僕の体験談からヒントを見つけ出すとのことですが、また僕は大恥をかいてしまうのでしょうか。。。


事件その1

八幡様:「大恥ではありませんよ。小恥です。」

僕:「サイズ関係ありません!」

八幡様:「まずお聞きしたいのは、先日アニキが落ち込んでいた件についてです。」

僕:「ああ、あれは本当に、落ち込みました・・・。」

八幡様:「詳しく教えてください。」

僕:「詳しくですか・・・。まず、僕が尊敬する大切な友人がいまして、長年、僕はその方と一緒にお仕事をしているんです。

まあ、勝手にコンビ気分といいますか。

で、そんな僕たちに新しい取引先ができまして、要はコラボをしましょうという企画です。で、その打ち合わせに僕も同席したのです。」

八幡様:「なかなか楽しそうな打ち合わせですね。」

僕:「はい! それはもうワクワク案件なんです。

で、その友人と僕、そして、コラボ先の担当であるAさんの3人が参加したキックオフMTG(初顔合わせ)のときに、ビックリなことが起きたんです。」

八幡様:「どんなことですか?」

僕:「まず、コラボの話を進めるためには、まずは礼儀、そしてなにより信用が大事です。なので、まずは

『今回のお仕事、とても楽しみです! 協力できることは惜しみませんので、なんでもおっしゃってください!』

なんてことをお互いに伝えるのが普通だと僕は思っていました。」

八幡様:「違ったのですね?」

僕:「はい。まさかの真反対でした。キックオフMTGなのに、ありえない展開で、Aさんからのオウンゴールを連発されてしまった感じです。

一言でいうと、僕と友人は、Aさんから罵倒を受けた、という表現がふさわしいと僕は感じました。

ビジネスの場で、しかもこれからコラボをするという話の中で、これはありえません。

一番の同志となるべきAさんが、なぜいきなり僕たちに言葉の暴力を繰り出してくるのか、僕は正直、ものすごく面食らいました。」

八幡様:「それは予想外でしたね。」

僕:「はい。そして僕はその言葉を遮ることもできませんでした。

同席している友人もショックを受けていて、見るからに心が傷ついてしまった様子でした。」

八幡様:「つらかったですね。」

僕:「はい。でも、もっとつらかったのはその後です。

僕は言葉の暴力に対し、その場で直接反応しなかった自分を責めました。

久々に感じた怒りを収めることもできず、誰に当たることもできず、ただただ、その時自分はどうすることが正解だったのか、思い悩んだ1週間でした。はい。やっぱり、お恥ずかしい話です・・・。」

八幡様:「あの時の対応はあれで正解ですよ。」

僕:「え?」

八幡様:「そこでアニキがキレてしまい、担当Aさんの立場を落としてしまう事も、仕事を無くしてしまう事も、簡単だったでしょう。

しかし、それをしてしまっては、今まで時間をかけて、精力を注ぎ込んで大切に準備してきたものが、全て壊れてしまう可能性もありました。

ですから、それで良かったのです。」

僕:「そうですか・・・でも、本来、担当Aさんは僕たちと明るい未来を信じ合い、ともに創造していく仲間となるべきです。それがなぜあんなに酷いことを言ったのか、今も理解に苦しみます。」

八幡様:「Aさんの立場でいえば、自分の仕事を全うするための一環であったことと理解して、許しましょう。」

僕:「ど、どういうことですか?」

八幡様:「アニキの大切な友人様が

『自分の会社と仕事をする上で、あらかじめ傷つかないようにするため』

の未然の処理だったのだと思います。」

僕:「ええ〜? なんですかそれは?」

八幡様:「あらかじめ出てくるかもしれないクレーム処理をしたつもりだったのだと思います。それが自分の会社のためだと信じているのでしょう。」

僕:「そ、そういうことですか。。。

しかし、まだ起きていないことを危惧して、これから一緒に仕事をする人に対して、マイナスの言葉だけを大量に投げつけること。

リスク回避のためにそういうイメージを保険として最初に植え付けて、会社を守ろうとしたのかもしれませんが、それでは不信感が生まれてしまうと思います。

やっぱり、僕がそばについていながら、無力であった悔しさに、今でも何か胸の痛みが、こみ上げてきます。。。」

八幡様:「なるほど。その気持ちは理解しました。さて、確認です。アニキはAさんを許せますか?」

僕:「許せ・・・ました。はい。Aさんも悪気はなかったのだと分かりました。」

八幡様:「結構です。では、次は?」

僕:「次?」

八幡様:「そのお話とは別に、もう1件ありますね?」

事件その2

僕:「ああ、やっぱりきましたね・・・。はい。自分では当たり前だと思っていたことが、相手にとっては当たり前ではなく、むしろ迷惑だったことに気づかされた件です。」

八幡様:「一体どんな迷惑をかけたか、ここでシェアしてください。」

僕:「イヤです。イヤですけど、これも献体なんですかね・・・。」

八幡様:「献体験談です。」

僕:「な、なるほど。。。では思い切って、言います。

実は僕、曜日の感覚というものを、ずいぶん前から失っていて、世間のお休みの日は、全く頭にありません。」

八幡様:「はい。でも、そういう人は少なからずいますよ。」

僕:「そう思います。僕がしでかしたのは、そこからです。

先日、ある社長に打ち合わせ希望日をメールで打診しました。

そのメールの中で、その会社の社員さんの〇〇さんに、現状の進捗を聞いてみてくれますか? と頼んだところ、

「今日は日曜日だから、その子は出社していないし、今すぐやれる事ではないです。くまさん、正直申し上げて、日曜日の仕事のメールは、あまりしないほうが良いと思いますよ。」

と言われてしまったのです。」

八幡様:「素晴らしいアドバイスをいただきましたね。実際これは、アニキの非常に悪い癖です。」

僕:「はい・・・。」

八幡様:「頭のどこかで、自分は休みをとってはいけない人間だと思っているのではないですか? 

しかもそれを、頭のどこかで人に押し付けようとしてるのではありませんか? 

自分が働いているんだから、周りも働かんかい! という思考です。」

僕:「いや! まさかそんなこと、考えたこともありません。ただ、僕の生活習慣に、日曜日が存在しないだけだったんです。」

八幡様:「なぜ日曜日がなくなったのですか?」

僕:「まあ、頼まれ事が多くなったのもありますが、働いていることが楽しいからです。」

母:「お・に・い・ちゃんっ!」

僕:「あ、お母さんっ!! 元気?」

日曜日は、なんようび?

母:「元気だよ〜! 元気があれば、エイエイオー! 道後温泉の居酒屋の大将さん、最高だったね。」

僕:「あ。読んでくれたんだ! っしゃー!」

母:「おにいちゃんがアゴ出してるの、可愛い〜♡」

僕:「や、やめてっ! で、どうしたの今日は。」

母:「ほらおにいちゃん、日曜日は?」

僕:「日曜日は? え、いつだっけ?」

母:「覚えてない? 日曜日は、なんよう日だったでしょーか?」

僕:「ああっ! そっか。寝てよう日だ! おかあさん、いつも言ってたね!」

母:「ね。日曜日は寝てよう日なんだから、寝てなさいって。子どもたちはそういったらみんな笑顔で昼寝してたわよね。」

僕:「うん、そうだね。許されているなあって僕は、感謝してたよ。」

母:「私こそ、感謝だったわよ〜。かわいい三人の子が並んでお昼寝する姿なんて、本当に可愛かったんだから。

だからお兄ちゃんも、自分をもっともっと、可愛がってあげてね。私のかわりに。お願いよ。」

僕:「・・・ありがとう。うん。わかったよ。」

母:「それだけ言いたかったの。ごめんね、お話の途中で。」

僕:「ううん! 嬉しかったよ! またいつでも遊びにきてね!」

深夜のメール

八幡様:「日曜日は、休んでいい日だから、寝て曜日。お母様らしい、素敵な表現ですね。」

僕:「はい。前回は自分をいじめてはいけない、という話をお聞きしましたが、母はさらに『可愛がれ』ときましたね・・・。」

八幡様:「おっしゃるとおりです。自分自身を思いっきり可愛がって良いのです。」

僕:「はい。でも、苦手です。。。」

八幡様:「知ってます。」

僕:「だって、僕って、本当のことを言うと、お仕事が苦手なんです!」

八幡様:「知ってます。」

僕:「いや、お仕事は大好きです! 楽しいです。でも、それを円滑に進めることが苦手なんです。」

八幡様:「そんなこと、以前も少し言いましたが、アニキとある程度親しい人達なら常識です。今更なぜそれが問題になるのですか?」

僕:「問題というか・・・。いや、そんな僕だからこそです。だから僕は日曜日とか、お休みなんか関係なく、むしろそういう時にこそ、頑張るしかないんです!

人が休んでいる時間となったらそれこそチャンスタイムだし、とにかく僕はいつだって人の最低10倍は頑張らないと、追いつけないんです。」

八幡様:「アニキは考え違いをしています。」

僕:「え?」

八幡様:「10倍頑張らないと追いつけない? そんなことはありませんよ。」

僕:「そうなんですね?」

八幡様:「アニキは今の100倍頑張っても、常人レベルには達しえません。」

僕:「ガックリ100倍ーーーっ!!!」

八幡様:「であれば、アニキが普段休まずに頑張っているのは自滅的な努力だと思いませんか?」

僕:「ああ、おそらく、その方もそう思ったのでしょう。僕にこんなメールを送ってくれました。

『仕事、メール、出張等、色々あると思いますが、少しセーブして、休む時間を作ってください。』

と。ぬくもりいっぱいのメッセージでした。

そしてさらに、

『くまさんは、くまさんの得意なことをがんばってください。くまさんの苦手なことは全力で手伝いますから、もっと相談してくださいね。』

と言っていただけました。僕はそこで初めて気がついたのです。」

八幡様:「自分でしっかり休みを作らなくちゃいけない、ということをですか?」

僕:「あ、はい。それもそうなんですが、僕の生き方としての問題点です。僕は、自分を傷つけようとしていることに、気がついたのです。」

八幡様:「可愛がっていなかったのですね。」

僕:「おっしゃるとおりです。恥ずかしながら、まったく。

さらに今回、自分を傷つけようとすることが、その時点で相手を深く深く、傷つけてしまっていることが、わかりました。

自分が辛い思いをしていると、それを見ている相手だって辛い、ということなのです。

自分がこんなに辛いんだから、周りのみんなも気づいてくれればいいのに。

などと、実際には思ったこともありませんが、僕の行動がそう見せていたことに気づいたのです。」

八幡様:「なるほど。その考えがにじみ出る行動の一端が、アニキからの深夜メールだったというわけですね。」

僕:「そうです。。。僕はいままでよく、平気で深夜にメールをしていました。」

八幡様:「どんな内容だったのですか?」

僕:「内容はシンプルです。

  • 明日でいいから、これとこれをやっておいてください!

  • 仕事はここまでできました。報告でした〜!

  • この部分が難しかったので、明日また話し合いましょう。午前中時間ありますか?

みたいな感じです。

ただ、こういう仕事の仕方は、メールを受け取る相手にとっては、

  • 自分はこんな夜遅くまで頑張ってるんだよ。で、君はいつ仕事するんだ? もちろん朝、時間あるよね?

そんなふうに高圧的に伝わっていたのかもしれません。それを思うと、ゾッとするのです。」

八幡様:「悟ったのですね。」

僕:「はい・・・遅まきながら。

相手の気持ちを何も考えず、自分の都合の良いように仕事をし、相手のしんどさを考えないやり方は、最低の仕事のやり方だと悟りました。」

八幡様:「では、今のアニキの気持ちを数字の箇条書きでまとめてください。」

僕:「あ、はい。

  1. 僕は今まで、

  2. あまりにも思いやりがなく、

  3. 自分の生きたいように生きて、

  4. 人に心配をかけ、

  5. 体が思うように動かなくなってしまったり、

  6. それに関連して時折思いっきり落ち込んでしまったり、

  7. 眠れない日々が続き、

  8. 頭も全く回転せず、

  9. 本来やらなくてはいけないことができずにいる時が多くありました。」

八幡様:「はい。しかし?」

僕:「しかし? あ、しかし、僕の身近な方々はそれを知りながらも、僕を許し、応援をし続けてくれていたのです。」

八幡様:「アニキは愛されていますね。」

僕:「はい。。。それに気づいた時、涙が止まらなくなりました。情けなくなって。偉そうなことを言いながら、僕はなんにも気づけていなかったと、自分を恥じました。」

八幡様:「アニキは誰にも偉そうにはしていないので、そこは安心してください。

では続いて、今回の気づきを得て、今後はどうしていくのか、6W1H1Rで教えてください。」

僕:「む、むずいっ!!」

八幡様:「できます。落ち着いて、やってみましょう。」

僕:「はい。えっと・・・

  • いつ(When)=今日から

  • どこで(Where)=どこにいても

  • 誰が(Who)=僕が

  • 誰に(Whom)=僕と、みんなのために

  • 何を(What)=日曜日は寝て曜日にします。

  • なぜ(Why)=自分と周囲を可愛がるために

  • どのように(How)=仕事をしません

  • どうなったか(Result)=心配をかけない僕になります

って感じでしょうか。」

八幡様:「いいですね。だいぶ慣れてきたようです。つまり、日曜日を自分が休む日にするのではなく、周りを休ませる日だとするのですね。」

僕:「はい。自分を可愛がることが、周囲を可愛がることなんだと、ようやくですが、気づきました。」

八幡様:「そうです。アニキが休みの日も働いていると、周りはますます心配します。

周りの力を信じ、スタッフの力を信じ、読者の皆様を信じ、アニキは日曜日以外の日に、動きましょう。」

僕:「はい。今後、月に一度やりたいと思っているくま蝉以外は、そうさせていただきます。」

八幡様:「ということでぽせこさん。お分かりいただけたでしょうか。」

僕:「あれ? ごめんなさい。これで何をお分かりいただけたのでしょう?」

八幡様:「大きな問題が起きることも、心がグチャグチャになるくらい悔しいことも、そして自分の言動や行動を反省する日もあるでしょう。

しかし、それもあってこそなのです。

生活習慣には、メリハリが大切です。

ダメだダメだと禁止ばかりしていては、それこそダメになりますし、悪いなぁと思いながら続けていると、大切な人も、気持ちが萎えてしまったり、元気がなくなってしまう可能性もあります。

本当に相手の為を思うのならば、アニキのように、自分の足りないところに気づき、見つめ、落とし込み、実行に移していくこと。

その過程が、良い結果を運んでくると思いますよ。」

僕:「ああそっか、それも過程なんだ・・・。

ぽせこさんのおかげで、僕が学べる過程をいただいています!」

ラブラブの秘訣

八幡様:「さて、ずっとラブラブでい続けるための一番のコツは、正直でい続けることです。」

僕:「正直でい続ける・・・。」

八幡様:「つまり、ぽせこさんらしくあり続けることです。

自分を騙したり、相手を騙すことは、どこかで壊れてしまうきっかけを作ります。

お互いが、本音で、本気で話し合える環境を作ることです。

相手の考えを否定してしまったり、意地っ張りな態度をとってしまったり、不機嫌になってもいいのです。

それが、ぽせこさんの本当の姿であるなら、彼はそれを許します。」

僕:「ああ、それは許しますね。だって、それすらも可愛いと思えるからです。」

八幡様:「その通りです。

しかし、そこを反省するならば、ちゃんと伝えてください。そんな態度をとってしまってごめんなさいと言ってください。」

僕:「そっか。そこも正直に。」

八幡様:「そうです。正直に伝えるのです。心の中で悶々としていても、前には進みません。言葉で伝えてくださいね。」

僕:「大事なことですね。。。正直に伝えるって、すごく難しいです。総合的な技術が必要だと思います。相手の心を壊すことなく、愛情をもって伝えること。これが人間力ってやつですかね。」

八幡様:「ぽせこさんは、その人間力をじゅうぶんお持ちです。

あなたのエネルギーを周りに放散するためにも、彼をさらに喜ばせてあげてください。

そのエネルギーが、新しいやりたいことを持ってきてくれる人への芳香になります。

そしてだんだん集まってきた違う種類のエネルギーからきっと、なんでも選び放題になっていくことでしょう。

満ち足りたあなたに、いつかお会いできることを楽しみにしていますよ。」

僕:「エネルギーの芳香。いいですね。僕も嗅いでみたい! 

ぽせこさん。ご質問、ありがとうございました。

おかげさまで、僕自身の気づきにもなりました。

八幡様、今回も深いお話をありがとうございました!!」

八幡様:「どういたしまして。」

おわりに

ぽせこさん。

まず、愛する人を今まで通り、自分らしく、大切にして良いってことですよね。

もちろん、これからの生活習慣の中に、いろいろな迷いや悩みが出てくると思います。

  1. やるべき仕事は?

  2. やりたいことは?

  3. 自分のできることは?

  4. できないことは?

  5. 今悩んでいることは?

  6. 悩まなくてもできることは?

  7. これから試してみたいことは?

  8. 最初から無理だと思うことは?

これらの答えを見つける考え方はひとつなのだと思います。

八幡様のおっしゃる通り、目標に向かっていく過程にこそ、答えが輝いているのでしょうね。

だからぜひ、

  1. 僕と一緒に、

  2. 答えを探して生きましょう。

  3. そしてそれをそのまま、

  4. 楽しみましょう。

  5. では皆様、またお愛しましょう♡

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