ご相談 その15. 健康法を知りたいです。(ありがとう・ございますの回転運動)
ねこっちさん、ご質問ありがとうございます!
うう〜〜ん。耳が痛い。
正直言いますと僕は、永遠に食べていたい・・・と思うくらい、食べることが大好きで・・・。
体を壊していた時も、ムリヤリでも食べれば治るんだ! と思って食べ続けましたし、体が治った今は何を食べても美味しすぎて、全く食べやみません。
ほんとにどうしましょう。。。痩せられません。
それではわたくし、また反省とともにおりられます。
八幡様、どうぞよろしくお願いいたします。
腹筋と背筋のツイスト
八幡様:「ねこっちさん。少々お待ちいただけますか? アニキにどうしてもこれを伝えてから本題に入らなければいけません。」
僕:(身構えて)「な、なんですか?」
八幡様:「どうやって痩せるか。の前に、太らない体を作ること、これに尽きるのですよ。」
僕:「うっく、、、でも。。。」
八幡様:「はい。人は美味しいものを食べると、笑顔になります。平和になります。どんなに嫌なことがあったとしても、喉にご飯が通らないほど辛い思いをしても、きっかけさえあれば結局ご飯は食べちゃいます。それでいいのです。」
僕:「い、いいのおっ!?」
八幡様:「おいしいものを、美味しく食べる。それが最高の幸せなのです。でも、ネットでもたまに出ているような、健康を害してしまう食べ方や、健康を害してしまう食材を自分の体に摂り続けることが良いことではありません。
使う食材や、食べ方を失敗すると、様々な疾患が体に訪れてしまいます。自分が知らない間にむしばまれている可能性もあります。」
僕:「わかります。僕自身がむしばまれた本人ですから、よくわかります。では、どうすれば健康な体を維持することができるのか。どうすればそれを継続することができるのか。どうすればもっと体が強くなれるのか、八幡様、どうぞ教えてください。」
八幡様:「結論から先に申し上げます。回転運動をしてください。」
僕:「回転運動? くるくる回ればいいってことですね?」
八幡様:「ただくるくると回ればいいだけではありません。筋肉を収縮させるための『回転』をすることです。
世の中には、体操とか筋トレとか呼ばれる、筋肉を収縮させるためのメソッドがたくさんあると思います。それを参考にしてください。
中でもとても大切な運動があります。腹筋と背筋をツイストさせることです。」
僕:「(踊りながら)ツイストと言えばプレスリーとかの、これですか?」
八幡様:「いいですね。昭和初期の愛すべきダンス。違います。
まず、
両足を肩幅に開き、両腕を水平に開き、手のひらを上に向けましょう。
南を向いて立ち、目線は地平線。もしくは水平線をイメージして遠くを見ます。
床についた足はなるべく動かさず、水平に伸ばした腕を地面と平行に左のほうに、ゆっくり回します。つまり、手を伸ばしたまま足は固定して、顔も体も左にひねり、東向きになると言うことです。太陽が昇ってくるほうに向かって、息を吐きながらゆっくりひねりましょう。腹筋と背筋の力を抜かずに回転するのがポイントです。
次に、ゆっくり息を吸いながら南へ向き直り、一瞬力を抜きます。
今度は日の沈む方角、西に向かって息を吐きながらゆっくり、また腹筋と背筋に力を入れて、体をひねります。手のひらは上、水平なままです。その時、ゆっくり息を吐きながら回転です。決して慌てなくてもいいです。腹筋と背筋がしっかりと収縮するのを感じてください。伸びて縮む感じを体感していただきたいのです。筋肉に力を入れ続けることで、短時間で汗もかいてきます。
と、こんな感じです。」
僕:「たしかに、意外となかなかきついですね。でも・・・これだけで痩せられるんですか?」
八幡様:「慌てないでください。痩せることをメインに考えてはいけませんよ。これは健康な体を維持するための方法の一つです。
筋肉を収縮させる運動はいろいろありますが、その中でも、回転させて収縮させる手っ取り早い方法がこれだということです。皆様には、どんな体操でも、好きな動きを楽しんでいただければ良いのです。
しかし、やはり、いつでもどこでもできる運動でないと続けることができません。」
僕:「たしかに。痩せる方法というよりも、健康維持。そして、いつでもどこでもできる運動。これがまず基本ですね!」
八幡様:「さらに、オーソドックスなやり方ではありますが、運動するときの心構えがありますので、覚えておくと良いでしょう。
筋肉を動かすという事は、細胞が壊れていっていることになるので、その細胞にお礼を伝えます。」
僕:「細胞が、壊れちゃうんですか? っていうか、お礼?」
壊れゆく細胞
八幡様:「そうですよ。細胞は傷つきます。壊れます。そしてまた新しく生まれ変わり、増えていきます。筋肉痛は、細胞が傷ついた証拠です。
負荷をかければかけるほど、使えば使うほど傷つくのが筋肉の細胞です。しかし、人間は再生し、回復する力があります。新しい細胞が、もりもりっと生成されていきます。そこで大切になってくるのが、2つあります。
さて、それはなんでしょう?」
僕:「ええっと、新しく細胞を作るんだから、睡眠と、、、寝ること?」
八幡様:「ぷっ。でもひとつは正解。答えは、食べ物と睡眠です。
自分の傷ついた細胞に感謝し、ご飯を食べて感謝し、睡眠で新しい細胞を生成していただけることに感謝し、毎日回転運動をする。それがルーティン化されて初めて、健康な体を手に入れることができるのです。」
僕:「はあ〜っ。そういうことなんですね。壊れた細胞は、食べ物と睡眠で補う。そして新しい細胞を生んでくれる自分の体に感謝! 人間って凄い機能を持ってますね!」
八幡様:「はい、それでは、もう一度さっきの回転運動をやってみてください。その時、心の中で、唱える言葉があります。」
僕:「心の中で会話をしながら、運動するということですか?」
八幡様:「はい。ながら運動です。
たとえば、音楽を聴きながら気分を上げて、気持ちよく運動するのも良いのですが、自分の『細胞に集中する』というやり方に変えてみると、面白いことが起こってきます。唱える言葉は、簡単です。
『ありがとう・ございます』
です。心の中で、自分の壊れていく細胞たちに向かってお礼を伝えるのです。ありがとう。のあと、少し間をおいて、ございます。と唱えます。
いつも体を動かしてくれて、
いつも自分の好きな場所に運んでいってくれて、
いつも仕事をさせてくれて、
いつも元気を与えてくれて、
いつもおいしいご飯を食べさせてくれて、
この世の喜びを受けさせてくれて、
大好きな人たちに大好きだよって言うことができて、
ああ、この体がなかったら、この細胞がなかったら、私はこんなに面白い人生ではなかったかもしれない。
細胞たちよ、ありがとう!!!
とばかりに、心を込めてください。その気持ちをまとめて、
『ありがとう・ございます』
と唱えるのです。」
細胞を喜ばせる
僕:「えっと、声は?」
八幡様:「もし周りに誰もいないのでしたら、ぜひ声に出してください。さらに効果絶大です。言った言葉が耳から入ってくるので、細胞たちはさらに喜びます。」
僕:「ありがとう・ございます!」(早速やってみる)
八幡様:「良い感じです。
息を吐きながら西に向いてありがとう・ございます。息を吸いながら南を向いてもありがとう・ございます。息を吐きながら東に向いてありがとう・ございます。と唱えましょう。」
僕:「でもなんだか、ちょっと恥ずかしいかも?」
八幡様:「細胞たちも恥ずかしいです。むしろ最初はちょっとびっくりするでしょう。普段お礼なんて言われていないのに、急にお礼を言われたら誰でも驚きます。そしてすぐに、嬉しくなります。震えます。波動が生まれます。どんどん代謝が上がります。」
僕:「ああ、わかる気がする。。。」
八幡様:「細胞が傷ついて、たとえ死んでも、生まれ変わっていくのです。もっと新しい細胞が生まれてきて、入れ替わって、リフレッシュして、気持ちの良い体になっていくのです。健康な体になっていくのです。
それが嬉しくて仕方がなくなるのです。細胞たちを大いに沸かせて、大いに喜ばせてあげて下さい。」
僕:「細胞たちが、嬉しそうにキャーキャー言ってるのが聞こえるようです!」
八幡様:「まさに、そんな感じです。運動するという事は、体を大切に思っている証拠なのです。自分の体を動かさず、ダラダラと苦しめることになったら、細胞はどう思うと思いますか?」
僕:「あーそりゃいやだ。ていうか、細胞にも気持ちがあるんですね。植物にも気持ちがあると言われていますが、苦しいのはやっぱりみんな嫌ですよね。動かさない決断をしたら、細胞たちもきっと悲しむと思います。というか、残念な思いをするのかもしれません。」
八幡様:「はい。細胞レベルまで自分の意識を上げることによって、思いの伝わり方が双方向になり、はっきりとした通り道ができます。細胞とあなたとは、会話すらできるようになるでしょう。」
僕:「通り道!」
八幡様:「それを実感するためにも、今日から、ありがとうの回転運動を、120 日間続けてみて下さい。」
僕:「4 ヶ月!?」
八幡様:「必ず、何かしらの変化が現れるはずです。ちゃんと体が応えてくれるはずです。すると、ますますご飯が美味しくなって、食べちゃいました。とアニキはきっと言うことでしょう。そのかわり、アニキの筋肉量は増え、内臓脂肪が減っているはずです。」
僕:「うおおお! やったー! 内臓脂肪が減ったら、その分、余計に食べれるじゃないですか!」
八幡様:「幸せですね。その喜びを、細胞にも分けてあげてください。
細胞たちは、ありがとうの言葉に敏感です。運動する時だけではなく、普段あなたの言葉の中に、感謝の言葉が入れば入る分だけ、細胞たちは、聞き耳を立てて、それを待っています。
食べ物を食べる時も、眠る時も。食べられる幸せ。眠れる幸せを噛み締めながらお礼を伝えていきましょう。」
僕:「わかりました! 僕もありがとうを唱えながら回転します。120 日間ですね。 実際に数値の記録もしてみます。自分の体がどんな変化をしていくか、試してみようと思います。」
脱・歯ブラシ宣言?
八幡様:「それと、歯の健康についてですが、歯ブラシを使うのをしばらくやめてみるのをお勧めいたします。」
僕:「ああ。また訳の分からないことを。。。歯ブラシがないと、歯を磨けないじゃないですか。」
八幡様:「おや。歯磨きすらしたくないアニキから出る言葉とは思えませんが?」
僕:「二日に一回はちゃんと磨いてます!」
八幡様:「毎日磨いてください。ただし、歯ブラシを使わず。」
僕:「どうやって磨くんですか?」
八幡様:「指と爪で磨きます。付け爪などをされている方は、指では難しいのですが、そんな方は販売されている歯ブラシの種類の中でも、一番柔らかいものを選んでご購入ください。その場合の持ち方ですが、できるだけブラシに近いところを手で持って磨くようにしましょう。」
僕:「すみません。イメージがわかないです。」
八幡様:「理由を申し上げます。歯は頭蓋骨につながっていて、歯茎に支えられて立っています。歯だけで自立しているものではありません。支えていただいてるのです。支えている歯茎を、大切に思ったことはありますか?」
僕:「あ、ないです。。」
八幡様:「歯茎が無ければ、歯は存在できないのです。その歯茎に対してぞんざいな扱いをしている方は、歯が悪くなっていく可能性が高いです。
でも、今からでも間に合います。歯茎を指で、マッサージしてあげてください。血行を良くする意味もありますが、歯茎の細胞たちに、大切にしているよという気持ちを伝える直接的な方法でもあります。
歯についた歯垢や汚れは、うがいをしながら、指の腹や、爪で丁寧に落としていきましょう。細かいところまでは落ちませんが、その場合綿棒を使うと優しいです。最近は、先が尖った綿棒も売っています。歯間フロストでも良いでしょう。
歯ブラシを使わない生活をしばらく続けるだけで、歯茎も歯も復活していくはずです。」
僕:「いいこと聞いたっ! これも僕、やってみよう!!」
病院の活用法
八幡様:「最後にもう一つ。病院は、使い方によっては素晴らしい場所です。自分で考えて、診断を受け、自分で決めて(納得して)薬を飲みましょう。全て先生の言うとおりにしてしまってはいけませんが、あなたの健康状態を確認する場所としては必要です。
お薬も、あなたの体に合わなければ、使わない選択をすればいいだけですので、今、自分の体がどんな状態にあるのかをチェックする意味で、お使いください。お薬は、先生とよく相談してください。
体の調子が良くなるように、と信じて作られた薬で、調子が良くなると信じて先生が処方しているので基本的に大丈夫ですが、あなたの体がそれを受け付けなかったらただの毒です。
その場合は使わずに、他の方法を試したり、セカンドオピニオンで判断すれば良いと思います。そして、病院の大事な機能として、『保健指導』というものがあります。これは受けておきましょう。
親身にあなたのお話を聞いてくださいますし、生活習慣の指導と、食生活の指導などを、総合的に診て、ご提案いただけます。病院によってはできるところとできないところがありますが、呼び名を変えて、健康指導とか、健康相談などとも言われるかもしれません。
いずれにしても、健診を受けた後、病院にかかった後の不安部分を適切に解消し、今後の健康維持の動機づけを行なってくれる場所ですので、自分一人では不安なとき、利用してみるのも良いと思います。」
僕:「なるほど。誰かに話を聞いてもらいながら、気づくことってたくさんありますし、誰かのためになって、それがダイエットにもなれば辛くないですよね。」
八幡様:「ダイエットですか。なるほど。これは一度、どこかで特集を組みましょう。アニキに言いたいことがたくさんあります。」
僕:「あ! ダイエットは、大丈夫です。僕は痩せようと思えばすぐに痩せられます。」
八幡様:「痩せようと思ってないから痩せないのでしょう?」
僕:「も、もごもご。。。」
八幡様:「自分の健康のため、自らが痩せたいと思えるようになり、ちゃんと目標達成できるようになる方法をここでまたじっくりお伝えするようにします。それには準備が必要ですので、皆様にはお待ちいただきます。」
僕:「準備、、、といいますと? 体重計? でもあれはすでに電池が入っていないので、動きません。それと、好きなものを食べないで生きていくことは僕、できませんので、いくら八幡様のおっしゃることでも、いたしかねます。」
八幡様:「体重計には乗らなくても良いですし、好きなものを食べるなとも言いません。」
僕:「ほ。。。。」
八幡様:「健康に関するお問い合わせが増えてきて、皆様に必要だと判断した時にまた、お話しすることにいたしましょう。まずは、今回お伝えした、回転運動を続けてみてください。」
僕:「はい! まず、毎日やってみます。120 日間。一日3 分くらいかな。。続けられる範囲で! 僕はお風呂に入る前にやります!」
八幡様:「どうぞ。お好きな時に、お好きな時間だけ、やってみてください。」
おわりに
驚きです。
回転するだけではなく、細胞に感謝しながらのエクササイズ。これなら毎日続けられそうです。
ねこっちさんに必要なことは、もしかすると健康食品の選別ではなく、体を動かすことが優先なのかもしれません。
もしよろしければ、回転運動、一緒にやってみましょう〜!
それにしても今回もまるで僕のためにあったようなご質問で、大変ありがたかったです!
健康はしかし、皆さんのテーマでもありますよね。ダイエットに関してはやはり興味津々です。
いずれまた準備が整いましたら、ここで投稿させていただきますので、しばらくお待ちください。
それではまた次回、お愛しましょう♡
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KAMI ing out マガジン
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