【NFT用語】いまさら聞けない「フルオンチェーンNFT」について
NFT界隈で出てくる言葉
「フルオンチェーンNFT」。
あなたは説明できますか?
「よく見聞きするけど実はよく知らない…」
そんなあなたもご安心ください。
今回はフルオンチェーンNFTについて
初歩的なことをまとめます!
1.フルオンチェーンNFTとは?
すべてデータをブロックチェーン上で管理しているもの。
それをフルオンチェーンNFTといいます。
「え?NFTってそもそもすべてのデータが
ブロックチェーン上にあるものなんじゃないの?」
…って思われたあなた。
ぼくもそう思ってました。
実は、違うんです!現状、NFTといわれる作品のほとんどはフルオンチェーンではなく、データの一部の情報のみがチェーン上にある状態です。
なので「フルオンチェーンNFT]と聞くと
特別感があるのではないでしょうか?
また、オンチェーンの反対は「オフチェーン」です。
ブロックチェーンを使わない処理のことをいいます。
オンとオフなのでわかりやすいですね。
繰り返しになりますが、オフチェーンの場合、すべての取引がブロックチェーン上に記録されているわけではなくデータベース上に記録されるので、いままでの中央集権的な管理とあまり変わらないですね。
2.フルオンチェーンNFTのメリット&デメリット
「じゃあフルオンチェーンNFTのほうがいいの?」っていうと、必ずしもそうとは言いきれません。フルオンチェーンNFTのメリットをデメリットをまとめます。
非中央集権的で、第三者が改ざんできないため、本来のブロックチェーンの性質に近い状態が保てます。
実は、ブロックチェーンは1つのブロックに書き込めるデータ量は少なく、それによって問題が起こります。いわゆる「スケーラビリティ問題」。具体的には処理速度の低下や、ガス代(手数料)が高くかかるなどです。
なので現在のNFTコレクションの多くは、一部をブロックチェーン上で管理し、その他は別のサーバーで管理している状態なのです。
3.フルオンチェーンNFTで有名な作品は?
フルオンチェーンNFTってどんなものがあるんだろう?って思いますよね。たとえば超有名なこちら!
あなたも1度は見たことがあるんじゃないでしょうか?
世界的に有名な「CryptoPunks(クリプトパンクス)」です。CryptoPunksはイーサリアムブロックチェーン上の世界最初のNFTコレクション。シンプルなドット絵ですが、現在は1枚で数千万円とかなりの高額な作品です。
4.さいごに
今回は「フルオンチェーンNFT」についてお伝えしました。なんとなくでも全体像がわかってもらえたら嬉しいです!ぼくも少しずつ勉強中なので一緒に学んでいきましょうね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!