接客業と、話すこと、聞くこと
こんにちは。
かご屋で働くかこです。
人とのコミュニケーションについて思うこと。
それは「話すより、聞くことの方がパワーを使う」ということです。
本当にしっかり、じっくりその人の言いたいことや気持ちを受け止める、受け入れようと思ったら、それは結構たいへんなことではないでしょうか。
これは前の職場から店長を経験して、ずっと感じていたことです。
話しやすい状況や環境をつくれるようにはしたいけど、本当に心から聞き入れることはとても難しいことだと思います。
店長は聞き役の役目が多い仕事ですが、店長だって常に100%でお店に立てるわけではなく、忙しかったり、疲れていたり、体調が悪いときだってありますよね。
ちょっとくらいは許してほしいよ・・と思ってしまうことがあったりします(;O;)
甘えととらえられてしまうかなぁ。。
ありがたいことに今のわたしには、話を聞いてくれるボスがいてくれるので、とても心強いです。
ボスも聞き役大変だろうと思いますが…m(._.)m
以前、友人の看護師さんと話をしたとき、‘’傾聴‘’という言葉があるけど、これは結構大変だよね~と意気投合したことがあります。
特に、看護師さんが接するのは、患者さん。
わたしよりもっと本当にパワーを使うんだろうなぁと思います。
医療事務経験もあるわたしは、患者さんと話す機会もあったのですが、具合が悪いとイライラするし、不安な気持ちで病院に来ている方がほとんどで、待ち時間がより長く感じるであろうと思っていました。
医療事務とはいえ、患者さんを接するときは、できるだけ安心感を感じてもらえるよう、ゆっくり話を聞き丁寧に話すように心掛けていました。
病院に来て最初に話すのが受付のわたしたち。
そんなわたしたちがイライラ慌てていたら、患者さんは余計に不安になってしまいます。
また、診察の最後に話すのもわたしたち、医療事務員。
「おだいじに」と患者さんにお声掛けしていました。そんな気持ちで、数年医療事務の仕事を続けていたなぁ。
そう思うと、今の販売の仕事と似ている点が多いんですよね。
お客さまのサイザルはゴワゴワする、色落ちしそうなどの不安点をなくし、安心して気持ちよくお買い物していただく。
最後に「ぜひたくさん使ってくださいね」「活躍してくれると思いますよ」とお見送りする。
お客さまの話をよく聞くことが大切です🍀
「話すより聞くことの方が、 実はエネルギーが必要!」
これって接客にも共通することで、商品説明がうまい人より、お客さまの話を聞くことのできる人のほうが自然と売れていくことがあります。
お客さまの気持ちや好みを聞き出すことができないと、見合ったご案内ができませんしね。
その人の話に共感、同調して素敵に話が聞ける人、そんな人に憧れているまだまだ未熟な店長です(^_^;)
※そういえば、医療事務から販売に転職したばかりの頃、無意識にお客さまに「ありがとうございます」でなく「おだいじにどうぞ」と言ってしまったことがあったなぁ 笑
経緯を説明すると、お客さまは笑ってくださった優しい方でした(;^ω^)
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