今だからわかること

2021年7月1日 17:03

こんにちは！
かご屋で働くかこです。

社会人○○年。かなりの大人になりました😓

この歳になっても、わたしは知らないこと、できないことがいっぱいあります…(^-^;
『社会人』ってもっと大人かと思っていたけれど、そんな変わってない気がします。。

みんな、案外そんな感じだったりして笑

初めて社会人になったのは、かなり昔のことですが、初めて就職したのは、都内の総合病院。医療事務の仕事でした。
受付業務の他、会計業務、レセプト作成などが主な業務ですね。

総合病院の医事科。外来担当、入院担当など含め、かなりの人数が在籍していました。

そんな職場に、『さつきさん』（仮名）というひとりの女性がいました。

さつきさんは、かなりの先輩で、
「もうおばちゃんだから、定年までしっかりここで働かなくちゃ！他に行くとこないんだから」と、自ら笑顔で、可愛らしく話す元気な方でした🍀

そんなさつきさんは、毎朝、受付カウンターからバッグヤードのデスクまわり（共有スペース）を雑巾できれいに拭いてくれていました★
患者さんが来てカウンター業務が始まる前の時間帯です。

その雑巾がけは、特にさつきさんの仕事と決まっていたわけではなくて…
さつきさんが、自らすすんでしていてくれたこと✨

ぴよぴよ社会人のわたしは、そんな姿を見ても「拭いてるんだ～」くらいにしか思ってなかったんですよね。。

今だから思うこと。

さつきさんは特に義務感でその雑巾がけをしていたわけではなくて、おそらくみんながきれいな環境で仕事できるように…

また、自分が心地よい環境で働いていたいから。
なにより、自分自身がその方が気持ちいいから、そうしていたんだろうなぁと思います😊

そういうことが、今になってちょっとわかるようになった気がしています。

そして、今のわたしなら…
「さつきさん、毎日きれいにしてくれてありがとうございます！」
お礼を伝えられるのに…とも思います🍀

そんなさつきさんのおうちに一度だけ遊びに行ったことがあります。
しかも同期５人でわいわいと(^-^;

お琴の師範の資格をもっているさつきさんちで、初めて間近でお琴を見ました👀
演奏会を見に行ったりして、いつもと違うさつきさんは、とてもキラキラして見えたんだよなぁ(*^^*)

そんなさつきさんの清らかな心得（朝の雑巾かけ）は、わたしの中にほんわりと残っているのです🍀

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