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心をスッと軽くしてもっと幸せな生き方を|執着を手放して「幸せ」になる本


ORIKAGO cafeへようこそ。店長のひかるです。

今回は、心理カウンセラーとして約20年活躍されている根本裕幸さんの著書「執着を手放して幸せになる本」を参考に、『心をスッと軽くしてもっと幸せな生き方を』というテーマでお届けします。

心理カウンセラーとして2万人以上の相談者と向き合った著者によれば、人の抱える悩みの多くは、『執着』という心の歪みが原因だといいます。

みなさんは、『人』や『もの』、『状況』や『考え方』などで執着していることはありますか?。いつも「〜しなければならない」と考えがちな人は、執着を抱えている可能性が高いかもしれません。

『執着』と似た気持ちに『こだわり』がありますが、何かに『こだわる』ことはもちろん悪いことではありません。こだわりには充実感や希望がありポジティブな状態を指します。一方で、恐れや不安、悲しみや無価値感など苦しい感情を伴うのが『執着』です。

そしてこの『執着』を上手に手放す方法を身につけることが、毎日の生活をもっと楽しく過ごすための秘訣だと本書では紹介しています。

最近、悩みが多くてモヤモヤしている、心もズッシリと重く感じる日が多い、という方は何らかの『執着』によって心が囚われている可能性がありますね。この動画では、①なぜ執着が不幸の原因なのか?、②執着の本質とは?、③執着を手放す方法とは?、の3つに分けてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

では、早速始めましょう。


①なぜ執着が不幸の原因なのか?

まずは、なぜ執着が不幸の原因なのか。1つ目の理由は、選択肢を奪われるからです。

例えば、仕事面。新たにやりたいことができたり、魅力的な仕事に誘われたりといった機会があったとします。ただ、現状の仕事に慣れていて、生活も安定していると、思い切った決断ができなかったりするものですよね。

そうした現状維持や安定性に対する『執着』も、新たな挑戦に踏み出せない原因になり得ます。本当にやりたいことがあったのに、自分に正直な判断をできずに後悔をするのはもったいないことです。

人間関係でも、例えば、別れた異性や脈のない異性に『執着』し続けることも、多くの選択肢を奪うことになります。生活の中で色々な人との出会いがあっても、視野が狭まっているため目に留まらず、可能性の芽を摘むことになってしまいますね。

また、執着が不幸の原因になる2つ目の理由は、心の余裕が失われることです。

執着している状態は、言い換えると、たった1つしか選択肢がないと思い込んでいる状態とも言えます。そうすると、恋人や友人、仕事やモノなど、それを失わないようにすることに必死になり、焦りや不安、恐れが生じてきます。毎日、ソワソワとした気分がまとわりつく感じでしょうか。

恋愛だと、そうした執着心がかえって相手の気持ちを遠ざける結果になり、悪循環に陥ってしまうことが増えてしまいます。


②執着の本質とは?

次に、執着の本質について。表面的には、人やもの、状況への『執着』に見えますが、本当に執着しているのは、その背後にある『感情』です。著者によれば、執着が生じるときには、必ず『強いネガティブな感情』が存在しているといいます。幾つかパターンを紹介しましょう。

◯身近なものへの執着

お金や人、仕事や人間関係など身近なものへの執着は、『恐れや不安』を回避しようとする気持ちです。例えば、いつも誰かの誘いに断れない、周囲に合わせて場の空気を読んでいる、という人は、孤立する恐れや不安が根本にあるといえますね。

◯怒りへの執着

誰かに対する怒りへの執着は、『自分を否定された痛み』を回避しようとする気持ちです。何年も前のことに対して、未だに『怒り』が収まってないの?という人もいますよね。そうした『怒り』を持ち続ける背景には、自分の存在を否定された痛みが影響していると言えます。

◯嫉妬への執着

友人や同僚、隣人を羨ましいと思う嫉妬への執着は、『自分への自信のなさ』に起因しています。『同僚が上司から褒められると妬んでしまう』、『友人の結婚式で素直に祝福できない』、など嫉妬心が強い人は、言い換えると、自己嫌悪に陥りやすい人とも言えます。

このように、身近なものや怒り、嫉妬などへの執着の根本には、自分自身のなかのネガティブな感情があります。そうした気持ちをまずは自覚することが、執着を手放して、心をスッと軽くして毎日を過ごす第一歩と言えます。


③執着を手放す方法とは?

では、具体的にどのようにに執着を手放すことができるのでしょうか。

本書では、プロセス1、2、3と段階的に執着を手放すステップを紹介しています。この動画では、最初のステップだけを紹介するので、さらに興味のある方は、ぜひ本書を読んで試してみてください。

1)自分軸を取り戻す

1つ目は、自分軸を取り戻すこと。

何かに執着している状況だと、その何かに依存したり、自分よりも相手を優先する癖が付いている状態です。そうした『他人軸』から脱却するためにも、『私はこう思う』『私はこうしたい』という自分軸を取り戻すことが大事になります。

具体的な方法としては、普段の生活から、『私は私、人は人』という意識を持ち、『私はどうしたいか?』といった言葉を増やしていくことが重要です。ランチで何を選ぶか、休みの日に何をするか、といったことでも、誰かに意思決定を任せるのではなく、『私はどうしたいか?』という主体的な意思確認の日頃から心がけることで、自分軸を取り戻すことに繋がります。

2)自己肯定感を上げる

2つ目は、自己肯定感を上げること。

自己否定感が強く自信をなくしている状態だと、頭ではわかっていても、感情がネガティブな方向に進みがちです。そうすると、執着も手放すどころかさらに強まってしまいます。しっかりと自己肯定感を上げることが、執着を手放しやすい心理状況に繋がっていきます。

具体的な方法としては、自分の魅力や価値をきちんと認識するために、『自分なりに頑張ったこと』を自問自答することから始めましょう。まずは自分で自分を認めることで、他人の評価も素直に受け取れるようになっていきます。

また自分を褒める習慣をつけることも大切です。普段の生活の中で毎日5つ自分を褒めて記録していきましょう。『ゴミを拾った』『一駅分歩いて帰った』など些細なことでもいいので、スマホや手帳などの書き出します。それを習慣化していくことで、自然と自己肯定感も高まっていきます。

以上、今回は『心をスッと軽くしてもっと幸せな生き方を』というテーマでお届けしました。
なかなか外出できない状況なので、おうちで1人で過ごす時間が長いと、ついモヤモヤとした考えが頭をよぎることも増えますよね。
本書では、執着を手放す方法をもっと詳しく紹介しているので、関心のあるかたがぜひ手にとってみてください。



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