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『家で働くカレッジ2024』に参加しました。

9月に入っても、相変わらず暑い毎日が続いて、へたり気味の私です。
さて、今回は9/3~9/5までの3日間、県からの委託で行われた『家で働くカレッジ2024』に参加して来ましたので、それについて書いてみたいと思います。

講座の内容については、上記のリンク先を見ていただければわかるとおり、自宅で自営でテレワークで働く人を養成するためのものです。
私自身は、地元の新聞の広告を見て応募しました。
レジを辞めて以降、自宅であれこれやってはいるものの、なかなか食べて行くには難しく、方法を求めていたこともあって、多少迷ったものの、参加を決めました。

講座の内容

3日間は、なかなか楽しく、そして濃い内容でした。
1日目は講座と『自営型テレワーカー』の説明のあと、自己紹介の時間があって、それからチャットワークとクラウドワークスに登録しました。
クラウドワークスでは、プロフィールを書いたり、気になるリストに気になった募集を登録したり、アンケートの依頼をこなしたり……といったことをやりました。

2日目は、クラウドワークスにて講座の主催者側から依頼を受け、データ入力とライティングを体験しました。
この、「実際に体験してみる」というのがすごく良かったです。
「依頼受けて仕事するって、こんな感じなんだ」というのが、すごく実感できました。

3日目は、2日間のふりかえりと、データ入力やライティング、デザインといった個々のお仕事について、「こういうものが必要で、こんな感じで進めて行きます」といった詳細な説明がありました。
また、参加者同士の交流時間もあり、とても楽しかったです。

クラウドワークスのこと

実は私、以前にもクラウドワークスに登録していたことがありました。
2022年の末、職業訓練が終わったあとのことです。
私はこのころすでに、年齢的にも地の利的にもリアルで雇われるのは無理だなあと思っていました。

私が住んでいる都市は、もともとバスや電車の便があまり良くなく、最低でも自転車がなければ、買い物にすら行けないような土地です。
その上に、近年の合併や都市開発によって、いわゆるドーナツ現象が起こっていて、でも広がった外郭へ向かうにも車やバイクがないと難しい状態なのです。
職業訓練を受けている間にも、パートの募集はそれなりにありました。ただ、その多くは広がった都市の外郭にあって、毎日通勤するのはバイクでは難しいと思えました。また、雇用条件の中に自動車の免許必須の所もありました。
ちなみに、私が若いころに勤めていたような、旧市内の個人経営のお店のほとんどは従業員の募集すらしていません。
もともと後継ぎがおらず閉店したり、営業は続けていてもコロナ禍で従業員が不要になったようなお店が多かったのではないかと推測します。

そんなわけで、在宅の仕事を探そうと決めた私は、クラウドワークスに登録したわけですが――当時は、どれもこれも敷居が高すぎて、結局1件も応募すらしないまま、登録を削除しました(;^ω^)

ですが今回は……登録して、募集をあれこれ見たところ、「これできそう」と思うものが、けっこうあることに気づきました。
デザインというか、絵に関しては、1年余りBOOTHとイラストAC用に描き続けたのがよかったんでしょうか。募集を見ても、ちゃんと「これは難しいかも」「これならなんとか」というのがわかる感じになってました。

あとプロフィールに関してですが。
講座の中で「プロフィールは履歴書ではないから、かしこまらなくてもいい」と教えていただいたことが、私の中ではすごく役立ちました。
2022年に登録した時には、プロフィールとかスキルとかの自分のことを書くのが、まず何を書いていいかよくわからず、なんかいろいろ苦痛だった覚えがあります。
ですが今回は、講座が終わったあと練り直して、なんとなく自分らしいプロフィールになったかな? とも思いました。

『自営型テレワーカー』という言葉

今回の講座で印象に残ったものの一つが、『自営型テレワーカー』という言葉です。
私にとっては、それまで全然知らない言葉だったのですが、1日目に説明を受けて、すごくしっくり来ました。
「自営型テレワーカー」についての説明は、以下の引用をご覧ください。

自営型テレワーカーとは、クラウドソーシングなどのwebサービスの出現により、スキルや経験を積み上げ、資金を貯めて独立しフリーランスになる、という既存の流れではなく、気軽に仕事ができるようになり生まれた職種です。「(副業系)すきまワーカー」と呼ばれることもあります。
通常のフリーランスであれば、何かしらの形でスキルや経験・資金を貯め、ある程度業界のことを把握してからスタートしますが、自営型テレワーカーはPCやスマホなどのデバイス、そしてインターネット環境さえあれば始められます。

自営型テレワーカーとして「すきまワーカー」を脱出するためのステップ | 紀南Good (tetau.jp)

企業に雇われず、在宅で仕事をする人を、ネット上では『フリーランス』という場合が多いですよね。
ですが、私はこの言葉にはずっと違和感があって、自分を『フリーランス』ということには、ためらいがありました。
というのも、私の中ではフリーランスというと、「若い・有名大学出身のエリート・前職は大企業勤務・IT関連に詳しい・スキルや実績をたくさん持っている」というイメージだったからです。
一方の私は「初老・オタク・高卒・前職はスーパーのレジ・特別なスキルも実績もなし」という上記のイメージからしたら、正反対の人です。
絵のスキルもたいしたことないし、文筆も「長く書き続けて来た」ぐらいしか誇るところがありません。そもそも、ネットで小説の発表をやめたのだって、公開しても誰にも読んでもらえなくなったからです。

もちろん、『フリーランス』も実際には私が思っているような人ばかりではないのかもしれませんが……ただ、フリーランスで仕事とかエージェントとか検索すると、上記したようなことばかりが出て来るので、完全にハズレてもいないのだろう……とも思います。

ともあれ、そんなわけで『自営型テレワーカー』になろう! と改めて決心したのでした。

最後に

行く前は、ちょっと緊張したり、「若い人ばっかりかも」と気後れしていた私ですが、今は本当に参加してよかったと思っています。
何よりいろいろ知れたのがよかったですし、他の参加者さんたちと話せたのも楽しかったです。
参加者の中には、年齢的に近い方や年上の方もいて、それも刺激になりましたね。
そして、先達であるコーディネーターさんたちのお話も、どれもとても楽しく参考になりました。

講座自体は、来年の3月まで続きます。
よほど何か問題がない限りは、全部参加しようと考えています。
にしても、サポートしてくださる方々がいて、仲間がいるってこんなに心強いことなんだなあと、改めて知ったことでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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織人文
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