インターネットをはじめた頃
私がインターネットをはじめたのは、2000年です。
使っていたのはWindows98が入ったNECのノートパソコンで、メモリが258M程度なのに値段は30万近くするという、今では考えられないシロモノでした。
重さも3㎏ぐらいあって、CMで某女優さんが小脇に挟んで歩いていましたけど、実際に買ってみたら、あれ無理だよなって思ったりしました。
ネットの回線はまだアナログで(光回線自体がありませんでした)、固定電話と共用といった感じでした。
うちはたまたま、固定電話の回線が二つあったので、そのうちの一つをネット専用に使っていました。
つながるのは遅いし、重い画像や音楽などは読み込めないものが多かったです。
今では信じられないことだと思いますが、当時はトップが画像まみれだったり音楽が鳴ったりするサイトは嫌がられました。
特に、私が活動していたオンノベ界隈では、「小説読ませたいなら、重いイラストや音楽をトップに置くのはヤメロ」という人が多かった印象です。
ちなみに、電話代もめちゃくちゃかかりました(;^ω^)
なので私は、まずページを一度読み込んで回線を切り、そのページを読み終わったら、またつないで次のページを読み込む、といったことをよくやっていました。
ADSLが出始めたころ、なんとかそっちに変えられないかと思ってNTTに相談してみましたが、基地局から遠いので無理ではないかと言われました。
このころには光回線そのものはすでにありましたが、それは都会だけの話で、私が住んでいるような地方都市では、まだまだ無理な話でした。
うちが光回線になったのは、2002年か2003年ごろじゃないかと思います。
たまたまNTTのセールスの方が来て、「光回線にしませんか」と。「したいのはやまやまだけど、このあたり線が来てないでしょ」と言ったところが「いやいや来てますよ」って話になって。
キャンペーン中なので工事も無料です、ということで、光回線を引いてもらうことになりました。
光回線に変えて最初に感動したのは、実は速さよりも値段でした(爆)。
プロパイダー料金と合わせても、以前の5分の1になりましたからね。
もちろん、常時接続・使い放題です。
たぶん、速さに関してはパソコンのスペックの問題があったんだと思います。
ネットで動画がすいすい見られるようになったのは、今使っている3代目のパソコン(Windows10)からなので。
とはいえ、常時接続になったおかげで、これまではできなかったチャットに参加したり、イラスト系のサイトを見ることができたりするようになったのは、やはりうれしかったですね。