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久しぶりの長編執筆

最近、久しぶりに長編の小説を書いています。
タイトルは、『サリの物語』です。

上記リンクは三つとも同じ『サリの物語』の投稿先です。
上からpixiv、ノベルピア、Nolaノベルで、一番先まで話が進んでいるのは、ノベルピアです。
Nolaノベルは一週遅れで更新、pixivは章単位でまとめて更新予定なので、現在は序章しか公開されていません。
なぜバラバラなのかは、あとで説明しますね。

さて。
もともとは長編が得意で、ひたすら大長編を書き続けて来た私なのですが、かつて自サイトで連載していた『神の眠る星』の完結後、長らく長編を書けていませんでした。
話自体も全然浮かばず、また長編を書く気力も集中力もない状態でした。
そんな中、視聴していた韓国の歴史ドラマ『オクニョ 運命の女』が最終回を迎え、脇役だったユン・シネのその後が気になりました。
いや、別に放送中すごく好きだった登場人物ってわけではないんです。ただ、他の登場人物たちのその後が描かれる中、彼女だけはどうなったのかがわからないままだったので、気になったのですね。
それであれこれ妄想しているうちに、自分がかつて書いていたファンタジー世界を舞台に、オリジナルの物語として書いてみたくなりました。
それで、プロットを立てて書き始めてみたのですが……途中から全然進まなくなり、結局放置する形となりました。

それが昨年、ふと思い立ってプロットを立て直してみたのです。
たぶん、『オクニョ』の放送から時間が経っていたことが、よかったのでしょう。
物語は最初考えていたものとは、全然違うものになりました。
ただ、その時もまた冒頭を書いただけで、放置する形になりました。

そして今年に入って、その冒頭を読み直していてふと、冒頭は主人公を子供にしてみよう、と思いつきました。
韓国の歴史ドラマは、多くが主人公の子供時代から始まります。
子供時代に何事かがあって、そして何年かが過ぎて――というのが定番の始まり方です。
私もそれを踏襲してみることにしました。
そしてその設定で書き始めてみたところが、わりとすんなり進み始めたので、ならばと、そのまま書き進めることにしたわけです。

投稿サイトへは、書けた分だけをアップしてみることにしました。
昔、自分のサイトで作品公開をしていたころは、長編は完成してから章ごとに分割して公開という方法を取っていました。
ただ、今そのやり方にしてしまうと、途中で挫折して完結しない可能性が高いと思い、ネット小説では一般的な「書けた分から公開」で行くことにしました。

で、なぜ三つのサイトで、公開範囲がバラバラなのかという理由ですが。
最初は、ノベルピアのみで公開するつもりだったんです。
ただ、ここは投稿ページがイマイチ使いづらいのと、あんまり読んでもらえてないっぽいので、使い方も慣れていてたまには読んでもらえているpixivでも公開することにしました。
でもpixivには他の小説投稿サイトのような、連載機能というか、連載小説が更新されたらそれが告知されるページがないのです。
なので小説を連載する場合、シリーズ機能を使って更新ページごとに新作としてアップするのが常なのです。
とはいえ、1作につき30万文字の投稿ができるので、章のエピソード単位で区切って投稿するよりも、章単位の方がまとまりがいいかなと考えました。
ただそうすると、結局新しいページが公開されるのはノベルピアだけになってしまいます。
そこでNolaノベルに一週間遅れで更新して行くことを思いついたというわけです。

長らく短編を中心に書いて来たこともあり、すっかり長編の書き方を忘れている部分もあります。
以前は細々と背景描写や心理描写も入れていましたが、今の若い人たちには地の文が多いのは嫌がられるという話も聞きましたし、自分自身も以前のような長文が書けなくなっていることもあって、比較的簡潔な文章になっている気はしています。
むしろ淡々としすぎていて、プロットはドラマチックなのに、あんまりそんな感じじゃないなあって気も自分ではしています。

最後まで書ききることができるのかどうかはわかりませんが、ともあれ少しずつでも進めて行きたいと思います。

#私の作品紹介

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織人文
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