2018春夏コレクション
「ORIGINE KOBE」では、季節ごとの共通のテーマに沿ってそれぞれのパティシエがお菓子を作る、“神戸パティスリーコレクション“を展開しています。
2018春夏コレクションのテーマは「Consistance(コンシスタンス)」(2018.4.15~8.31)※フランス語で食感を意味します。
お菓子作りにおける生地(pâte)は、ケーキの「基礎」であり、重要な役割を担っています。
それは味のバランスを取り、様々な食感を生み出し、時に外の素材を包み込んで「形」となります。
今シーズンはお菓子を構成する「要素」に着目して展開します。
基礎に立ち返り引き出されるシェフたちの想像力をお楽しみください。
「パティスリー モンプリュ」林周平シェフ
パートサブレは、カシスとホワイトチョコレートのなめらかな生地に食感と風味のアクセントとなる良さがあります。
「ラヴニュー」平井茂雄シェフ
儚く軽い食感を表現するため、生地の水分量を控えたパートサブレ。
レモンとグレープフルーツのフレッシュな風味を印象強く。
「パティスリー エトネ」多田征二シェフ
ムースの柔らかさを邪魔しない軽やかな食感になるよう改良を重ねたパートサブレです。
「マ ビッシュ」村田博シェフ
ホロホロと崩れるパータブリゼの食感とカシスの酸味を和らげるエアリーなメレンゲ、クリーミーなチョコレートのハーモニーが楽しめます。
「パティスリー アキト」田中哲人シェフ
ブルーベリーのクラフティにはパータブリゼが一番合うと思っています。
ホロホロと砕けるパータブリゼと柔らかいクラフティの食感のコントラストをお楽しみください。
「パティスリー アグリコール」奥田義勝シェフ
卵多めの生地を仕込みました。
シュー生地の外はパリッと中はしっとりとした食感を楽しんでください。
「コンパルティール ヴァロール」大西達也シェフ
パートシュクレは、コーヒーの奥深い風味にも負けない骨格のある生地です。
粉の香りが引き立つようにしっかり焼き込み仕上げました。
「パティスリー ラトリエ・ドゥ・マッサ」上田真嗣シェフ
日本ではまだマイナーなお菓子の「ババ」。
始めて食べて感動したフランス菓子の生地です。
今回は、マンダリンオレンジのシロップに浸したパータババです。