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「iDeCoってさー、会社に出すアレが面倒だよね…」という方へ:暮らし派FPの家計カイゼン日記256日目
iDeCo嫌がるオットシリーズを書いていたら、意外と会社の証明をもらうことに、ネックがあるとの話を聞きましたので、情報を追加します(^^)/
うちのオットもそのくちで、
「会社に出すの、めんどくせー」というのです。
(自分の老後資金だろがーっ👹)
という感情はさておき、
わたしがどのようにオットを介さずに、事業主の証明を取ったのか、報告します。
ずばり、レターパックです。
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「手順」
①青いレターパックを2枚購入。
青のレターパックライトなら、ポスト投函なので事業所が休みでも届きます。
赤のレターパックプラスにしてしまうと受領印が必要なので平日しか配達されません。
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②送付状をつくる。
件名は、
iDeCo加入にかかわる「事業主の証明書」発行の件。社内向けの依頼文だから、簡潔にしました。
備考欄には、
(同封した申込書の事業所記入枠の)青枠内に記入していただき、同封のレターパックで返送をお願いします。
と、事務的に書きました。
③送る前に事業主の証明書に、オットの基礎年金番号を忘れず記入を。
加入に際して、証明書には本人が記入する箇所もあるので、忘れず記入しておきましょう。
年金番号、わっかんないわーってときは、本人がねんきんネットに電話すると教えてもらえます。
④返信用レターパックに自分の住所を書いて、2つ折りして同封する(厚紙ですが、ためらわずに2つ折りOKです)。
往き用も、返送用も、レターパックの追跡用のシールをはがして保管しておく。
※わざわざ、370円×2冊のレターパックになぜしたか?
普通郵便よりは、レターパックで来た書類の方が、緊急度や重要度が高い印象を与えるし、返送封筒つくる手間もなく、優先的に処理しようという気持ちが働くから。(受け取る相手方への印象大事。)
※さらに追跡サービスで配達状況も分かりますから、受け取る会社側としても、うっかり出来ないというプレッシャーがあります。
(実際、会社員時代にそう思って処理していました)。
我が家のオットの場合、勤務地と総務部門が別オフィスなので、必然的に郵送処理になったのですが、面倒くさがっていたオットを介さずに出来て、むしろ好都合。
(同じオフィスなら、総務部か人事部(給与・厚生担当部署)に行って、お声をかければ、
「はいはい、わかりました」となるのでしょうが)
無事、事業主の証明が返ってきたら、マイナンバーのコピーをつけたiDeCo加入申込書と合わせて、証券会社へ封書で送ります。
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何だかんだ面倒臭い、iDeCoの開設ですが、投資は1日でも早く始めることが利益を生むと、お経のようにとなえながらやると、意外とすんなり終わります。
朗報!!iDeCo事業主の証明、10月から不要
めんどくさがりさんに、朗報です!
2022年10月1日からは、加入者本人の意思だけでiDeCoに加入することが可能となります。
所定の用紙を事業主に記載してもらい、提出するのは手間がかかりましたが、2022年の改正後は事業主証明書の提出が不要になります。
こうして、法改正の追い風もあり、利用しやすくなるiDeCoですから、金融機関のキャンペーンなど今年は運用の営業も盛んになるでしょう。
とはいえ!!
iDeCoは、投資信託による運用で元本を割ることもありますし、60歳までは資金ロックされるので、商品の特徴や制度をよ~く理解してから進めましょう。
iDeCoは申込みから、運用スタートまで2か月ほどかかります。
iDeCoは拠出開始までに、ねんきん機構の審査もあるため、2か月近くかかります。事業主の証明がいらない10月まで待って始めるという方法もありますが、その場合、実際のスタートは来年になるかも。
もうすでに気になっているなら、今からササっとはじめて、今年の3月~12月分の節税メリットを享受することをお薦めします!
☆運用嫌がる・オット・シリーズ☆
暇つぶしにどうぞ。