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日本航空〜企業研究〜

これまでビジネス目的での渡航者の需要よりもレジャー目的の需要を満たす方針で海外就航を進めてきた日本航空ですが、ここ数年ビジネスが盛んになっているアジアを中心とした路線の拡大に務めています。

というのも日本人や訪日外国人のマーケットはすでに取り込んでおり、今後新たなマーケットを拡大してシェアを伸ばすには日本人や訪日外国人以外の顧客を取り組む必要性に駆られているためです。そういった背景から、日本航空は、2019年から2020年に「ネットワークを磨き上げる」ことを目標に掲げ、提携パートナを広げ、2020年度中にグランドデザイン「世界主要都市500への乗り入れ」早期実現を目指しています。とくに日本日本北米〜東南アジア路線の拡大に力を入れ始めています。具体的には全日空が先に提携を結んでいてガルーダインドネシア航空と、2018年にかけて、ベトナムで急成長していベトジェットエアやニューデリーに拠点を置くビスタラ航空、とも提携を始めていますこのいずれかの会社が所属するアライアンスであるワンワールドに所属しているのではなく、アライアンスを超えて積極的に提携を進めていることが伺えます

線路拡充に向けて、合わせて同社は顧客が同社のサービスをより快適に利用できるよう「旅客基幹システムの全面刷新」「アジア路線でのビジネスクラスシートのフルフラット化」「成田、羽田でのラウンジの改修」も進めています。この動きは、2019年4月より同社内に東京をはじめとするシンガポール、上海、ロンドン、ロサンゼルス、に拠点を置くグローバルマーケティング部を新設されたことでより一層全社で統一感を持ったグローバル戦略のもとで加速しています。


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