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ニンジャスレイヤーTRPG(初版)・ファンメイド追加スキル 手持ちテック系武器のタツジンスキル及び関連スキル

サムネイル: 849356によるPixabayからの画像

はじめに

 この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」において「電磁ダガー」や「ヒートカタナ」といったテック系の近接武器に関するスキルを追加するファンメイドのプラグインです。
 手持ち型のテック系『特殊近接武器』は、比較的手軽に2~3の安定したダメージを得られるものの『◉タツジン(イアイドー)』の効果が適用されない為に取り回しが若干悪い、という特徴があります。本プラグインはそういったテック系の特殊近接武器の扱いを強くなりすぎない程度に改善することを目指しています。
 利用の際には参加メンバー間でよく確認を取ってください。また、本プラグインはニンジャスレイヤーTRPG公式「TRPGプラグイン基礎」の「追加近接武器とケンドー・オートマトン」記載のデータを前提としています。使用する際はそちらの確認もお願いいたします(要購読)。

この非公式プラグインで追加されるスキル

『◉タツジン(サイバーツジギリ)』:取得前提【ワザマエ】7以上:
 このスキルを持つキャラはテック系の近接武器の取扱いに手慣れている。「電磁ダガー」や「ヒートカタナ」など、手持ち型のテック系『特殊近接武器』装備時のみ有効。それらの『特殊近接武器』が持つ『攻撃難易度+1』を打ち消す。さらに『強攻撃』選択時の『精神力成功』と『精密攻撃』選択時に「素の『●連射』スキル値の『●連続攻撃』スキル値代わりの使用」が可能となる。それ以外に戦闘スタイルの変化は発生しない(『強攻撃』の「ダイス個数半分」や『精密攻撃』の「『サツバツ!』が発生しない」効果はそのまま残る)。 なお、このタツジンスキルでは『◉タツジン(イアイドー)』を取得前提とする『◉ヒサツ・ワザ』は取得できない。

『◉オーバードライブ』:取得前提:【ニューロン】6以上:
 自身の持つテック系武器をハッキングし、一時的に出力を無理やり引き上げる。手持ち型のテック系『特殊近接武器』装備時のみ使用可能。使用する場合、手番開始時に難易度Normalの【ハッキング】判定を行う。判定に成功すると装備しているテック系武器の出力を強制的に上げ、その武器の持つ属性ダメージを手番終了まで+1する。「高速振動ナイフ」など属性ダメージがない武器は代わりに追加ダメージ+1を得る。

 このスキルを使用した攻撃フェイズの終了後、使用している武器のルールに関わらず『出力低下』が発生し、武器の持つ属性ダメージ(属性ダメージが無い場合は基本ダメージ)が戦闘終了まで-1される。使用した武器が元から『出力低下』を持つ場合、この効果は重複し属性ダメ―ジはその手番で-2される。

 使用している武器が『ダメージ1』しか持たない(あるいは『出力低下』により『ダメージ1』しか残っていない)場合、このスキルは使用できない。

『◉ヒサツ・ワザ:256%過剰出力攻撃』:取得前提『◉タツジン(サイバーツジギリ)』+【ワザマエ】10以上
 テック系武器を命中させたのちに、武器のリミッターを解除し、武器の持つ全出力を敵へと叩き込む、サイバーツジギリの奥の手。手持ち型のテック系『特殊近接武器』装備時、1ターンに1回のみの使用。『サツバツ!』と同様、『近接攻撃』時に6の出目が3個以上あった場合、『サツバツ!』の代わりにこの『ヒサツ・ワザ』の使用を宣言できる。なお、この『ヒサツ・ワザ』は『精密攻撃』でも例外的に発動が可能である(『非殺傷』の武器では発動できない)。

 使用を選択した場合、【精神力】1を消費して難易度:HARDで【ハッキング】判定を行うこと(判定に失敗すると攻撃失敗とみなされてしまう)。【ハッキング】に成功すると『ヒサツ・ワザ』が発動し、敵はこのヒサツ・ワザを回避するかどうかを決められる。回避難易度はU-HARDである。『連続側転』後にも発動可能だが、【ハッキング】の判定難易度が+1される。

 回避されなかった場合、相手は武器の突き刺しや巻き付けによる「本来のダメージ」を受けた後、体内への高熱注ぎこみや感電などによる2D3ダメージの追加ダメージを受ける。
 命中後、攻撃フェイズ終了時にこのヒサツ・ワザに使用した武器はシナリオ終了まで『過負荷損傷』状態となり、戦闘終了まで武器の持つダメージが『ダメージ1』のみとなる。また、戦闘終了後も『過負荷損傷』を持つ間は属性ダメージ(属性ダメージを持たない場合は基本ダメージ)が-1される。

 武器が『ダメージ1』しか持たない場合は使用不能。また、『過負荷損傷』状態の武器でこの『ヒサツ・ワザ』を使用した場合、その武器は破壊される。

更新履歴

2020/11/22 『◉ヒサツ・ワザ:256%過剰出力攻撃』の文章微修正。

利用規約

 このルールセットのデータが含まれるリプレイなどを公開する場合、公式ルールとの混同を避けるため可能な限りこの記事を引用元として明記すること。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は法的に認められた例外を除いて原則不可とします。

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