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ニンジャスレイヤーTRPG(初版)・ファンメイド追加スキル『◉タツジン(バッティング)』+α

Keith JohnstonによるPixabayからの画像

はじめに

この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」にスキル『◉タツジン(バッティング)』+α を追加するファンメイドのプラグインです。このスキルを獲得することでイアイドーとは一風変わった近接武器専用のドーを振るうことが出来るようになります。利用の際は参加メンバー間でよく確認を取ること。なお、データは随時、調整・変更修正・追加が入る可能性があります。

プラグイン追加スキル

◉タツジン(バッティング):取得前提【カラテ】7以上+【ワザマエ】7以上:これは近接と遠隔の複合的なタツジンスキルとみなされ、これを取得した場合、他のいかなる『◉タツジン』系スキルも持てなくなる。『近接武器』(二刀流は不可)装備時のみ、近接武器による戦闘スタイルの効果が以下のように置き換わる。

・『強烈なイアイドー斬撃』→『強烈なフルスイング』(略称:強振攻撃):選択時、この近接攻撃に追加ダメージ+1を得る。本来受ける「ダイス個数半分」のペナルティが無くなるものの、「精神力成功不可」のペナルティはそのままである。また、成功した『近接攻撃』に出目6が2個以上含まれていた場合、『サツバツ!』の代わりに『ホームランスイング』を宣言できる。

ホームランスイング:『サツバツ!』が『出目1:強烈な一撃』に固定されるが、この攻撃の回避難易度が+1され、『大型』を持つ敵も弾き飛ばせるようになる。加えて、まだ『連続攻撃』が残っているのであれば、以降の『連続攻撃』をキャンセルすることで弾き飛ばしによる衝突ダメージが+1される。なお、『連続攻撃』のキャンセルの宣言は相手が『回避判定』を行う前にしておくこと。

・『フェイント斬撃』:使用不可となる。

・『油断ならぬ防御的イアイドー』→『油断ならぬ防御的バント構え』(略称:バント構え):攻撃ダイスの総数が半分となるが、次の手番まであらゆる回避判定に−1の修正を得られる(他のマイナス修正は受け付けない)。 加えてスリケンに対してのみ有効なダメージ軽減1を得る。この近接攻撃時に『サツバツ!』や『ヒサツ・ワザ』は発生しない。なお、敵に対して攻撃を繰り出さず、防御に徹しても構わない。

・『マシンめいた精密攻撃』→『マシンめいた精密バッティング』(略称:精密スイング):この攻撃は【カラテ】ではなく【ワザマエ】で判定を行う。自身が持つ素の『●連射』スキル値を『●連続攻撃』スキル値の代わりに使用してもよい。『サツバツ!』が発生するようになるが、その出目は-1される(出目1の場合はそのまま出目1の効果となる)。また、次の手番までスリケンへの回避に対してのみ、回避の成功数が攻撃の成功数を上回った場合、射手への正確なスリケンの打ち返しにより遠隔のカウンターカラテが発生する。なお、敵に対して攻撃を繰り出さず、スリケン打ち返しに徹しても構わない。

さらに、近接武器による戦闘スタイルの変更に加えて遠隔攻撃スロットに「スリケン」が2つある場合、射撃として『スリケンノック』が使用可能になる。

・『スリケンノック』:この射撃は【ワザマエ】ではなく【カラテ】で判定を行う(自身が持つ素の『●連続攻撃』スキル値を『●連射』スキル値の代わりに使用してもよい)。『連射-1』となるが、与えるダメージが+1される。この射撃は『基本難易度HARD』であるが、近接武器の装備による難易度増加のデメリットを受けない。なお、この射撃は装備やサイバネによる『連射+X』の効果を得る事は出来ない。

※補足:近接武器系ソウルの読替により『◉タツジン(イアイドー)』の代わりに『◉タツジン(バッティング)』を獲得しており、なおかつ『連続攻撃2』『連射2』のいずれも獲得していない場合、大型武器の『連続攻撃-1』と同じようにこの『射撃』で振れるダイス総数は切り捨て半分となり、さらに射撃基本難易度がULTRA-HARDとなる。

◉殺人打法:取得前提【カラテ】14以上+『◉タツジン(バッティング)』:このスキルは最上位系スキルとみなす。『近接武器』(二刀流は不可)装備時のみ使用可能。スタイルに関わらず出目6が2個以上含まれていた場合、『ホームランスイング』を宣言できるようになる。また、『バント構え』選択時でも『サツバツ!』が発生するようになるが、『精密スイング』と同じくその出目は-1される。加えて『強振攻撃』及び『精密スイング』選択時、『サツバツ!』の出目6だけでなく出目2も「頭部をホームランした」と見なし即死(サヨナラ!ホームラン)となる。この出目2による即死は『第二の心臓』では防げないが、頭部防具を破壊されたことにして即死を回避することは可能である。

追加NPCデータ・ニンジャホーマー(アンドレ)

◆ニンジャホーマー(種別:ニンジャ/ヤクザ/アンドレ)
カラテ   7 体力  9
ニューロン 2 精神力 2
ワザマエ  4 脚力  4
ジツ 2(近接武器系) 万札 10

◇装備や特記事項
 『バット』:
  ニンジャホーマーは元野球選手の巨漢であり、その手に握られた棍棒やバットはたちまち殺人武器となる。
  ニンジャホーマーのバットは彼の近接武器系ソウルが有効となる特定近接武器とみなす。
◇スキル:『●タツジン(バッティング)』

ニンジャホーマーは『横浜御縄談合』に登場したアンドレに「もしも、ニンジャソウルが憑依したら……?」という設定のニンジャである。このニンジャをシナリオに出す場合、PC達あるいは他のニンジャに横浜御縄談合を壊滅させられたアンドレがソウカイヤやPC達への復讐に立ち上がったり、または、不公平な取引条件を呑まされたスミスらがニンジャとなったアンドレのカラテを頼りに取引条件の見直しを求めさせたりすることが考えられる。また、NMはPC達の強さにあわせ、適宜ステータスを調整してよい。なお、近接武器系ソウルのジツ値を上げる形でスキルを獲得させる場合、下記の様に野球っぽい名前に読み替える事を推奨する。

ニンジャホーマーの追加スキル例
『●ヒサツ・ワザ:マキアゲ打法』:暗殺野球の奥義にして禁じ手。猛突撃からバットを振り上げ、敵を巻き上げるように上空へと打ち上げ、敵が無防備状態で回転落下してくるところへと無慈悲なるスイングを叩き込む、血も涙もない殺人打法。ルールは公式の近接武器系ソウルの『◉ヒサツ・ワザ:マキアゲ』に準ずる。ただし、『ホームランスイング』を宣言した攻撃でこのヒサツ・ワザを発動させる事は出来ない。
『●●殺人打法』:近接武器系ソウル読替の場合、『●●殺人剣』をこれと置き換える。
『●●バットとの合一』:『●●剣との合一』と同様。

履歴

2020/1/13:記事公開(2020/3/7:トップ画像差し替え)

利用規約

このルールセットのデータが含まれるリプレイなどを公開する場合、公式ルールとの混同を避けるため可能な限りこの記事を引用元として明記すること。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は法的に認められた例外を除いて原則不可とします。

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