敵意ではなく、情熱のMTV LIVE MATCH

10月5日に横浜のぴあアリーナMMにてMTV LIVE MATCHが開催されました。このライブの出演者は、日向坂46、緑黄色社会、マカロニえんぴつの3組で、さらにオープニングアクトとして花ちゃんズが出演していました。

このnoteでは、そのライブに行ってきた感想を自分勝手につらつらと書き綴りたいと思います。現在の時刻は10月5日の23:56。記憶力には自信がありません。加えて、当方、完全におひさまなので、内容に偏りがあるかもしれません。ご容赦ください。

そもそもこのライブに行くきっかけは、

「日向坂46を拝みたい！聞くところによると出演予定のMTV LIVE MATCHのチケットはまだ余っているらしい！行きたい！」

という、なんとも短絡的でオタク丸出しな理由で、

さらに、一緒に出演していた緑黄色社会さんとマカロニえんぴつさんにも前から興味があったので、その場の勢いで2、3日前に行くことに決めました。

そんなこんなでギリギリのチケット購入だったので、座席は4階スタンドの天空席。それでもステージはとても見やすくて、ぴあアリーナMMが大好きになりました。あ、でも、電波は悪かったな。

花ちゃんズ

オープニングアクトは、日向坂46の富田鈴花さんと松田好花さんのコンビ、花ちゃんズ。花ちゃんズが入場すると、会場一面に黄色のサイリウムが広がってとても綺麗でした。

なんだ、フェスだからまばらなのかと思ったけど、おひさまいっぱいいるんじゃん。これで心置きなく一般人の姿ではなく、おひさまの姿で臨めます。

一曲目はテイラースウィフトの「We are Never Ever Getting Back Together」

英語の歌詞というだけですごい。しかも歌が上手い。図らずとも全肯定オタクになってしまいます。

これは余談なんですが、ライブ前に双眼鏡を買っていて、今日がその双眼鏡のデビュー戦でした。デビュー戦が花ちゃんズなんて、ツイてる双眼鏡だよ、まったく。

続いて、花ちゃんズの代表曲「まさか 偶然...」

いつかこの曲を生で聴きたいと思っていたので、ここで聴けて本当によかった！この曲を聴くといつも、246の骨董通りを曲がってまさか偶然...という世界を夢見てしまいます。

すーじーとこのちゃん、2人とも歌上手かったなあ。

日向坂46

MTV LIVE MATCHの口火を切るのは、我らが日向坂46。

アーティスト紹介の時点で、察した会場の大部分の人達は早速サイリウムを付け始めました。さすがの対応力。

そしてOVERTURE。自分まじでOVERTURE大好きなんですよね。これはもうライブのたびに言い続けます。

OVERTUREが明けると、“釣られてしまいました～♪”の「アザトカワイイ」。

「くぅ～～！！！」

双眼鏡を駆使しながら眺めていましたが、最高すぎました。個人的な双眼鏡ポイントは「君の思惑に 僕は振り回されてる～♪」で影山優佳さんがセンターに走り込んでくるところです。今日はガオーってやってました。かわいい。

次の曲は「君しか勝たん」。

この曲、曲調のレトロな感じもあって個人的にめちゃくちゃ好きです。でもスティックバルーンがないと、クラップなのかペンライトを振るのかでちょっと右往左往しがちですね。個人的双眼鏡ポイントは「My heart～♪」の高本彩花さんのハートでした。

君しか勝たんは、音楽番組のスイッチングとか見て、なんとなく全体の双眼鏡ポイントを掴めていたように感じます。完全に自己満足の領域ですが。

そして続けざまに「キュン」。

君しか勝たん、キュンが並び立つセトリ、ほんとに最強だと思います。例えが合っている自信はありませんが、新旧の球団の顔という感じ。言うまでもありませんが、どちらも現役バリバリのメジャーリーガーです。

その後、「My fans」「NO WAR in the future」「キツネ」と盛り上げブロックへ。

最近、My fansがマイブームだったので聴けて嬉しかったし、ほんとにこのブロックは盛り上がる。キツネ前の河田陽菜さんの煽りも良かったし、ここで会場が一体になれた感じがしてとても楽しかった。

最後には新曲の「ってか」。

めちゃくちゃカッコイイ。この前の日向坂の単独ライブで初めて聴いたときからすっかりこの曲の虜です。タイトルはあれだけどね。

そういう訳で日向坂46のライブは終了。まだ一組目ですが、ここまででも既に来てよかったと余韻に浸っていました。

緑黄色社会

リョクシャカさんは、申し訳ないことに事前知識がなくて「Mela!」を知っている程度だったんですが、ライブパフォーマンスに圧倒されて、心揺さぶられてしまいました。

緑黄色社会が登場すると、多くのおひさまは、緑黄色ということでペンライトの色を緑色に変更。対応してくるね。

「これからのこと、それからのこと」「たとえたとえ」「LITMUS」「想い人」「始まりの歌」「sabotage」「Mela!」というセトリ。

想い人での、日向坂46の齊藤京子さんのゲストボーカル、すごかったな。

自分の無知ゆえで初めて聴いた曲ばかりでしたが、全部自分好みかもしれません。始まりの歌、sabotage、Mela!の並び、好きぃ～。緑黄色社会、軽率にハマってしまいそう。

これは意訳ですが、曲間のMCでこの会場でしか作れないライブを作りたいとおっしゃっていて、その言葉が心にグッときました。

表現が合っているかは分かりませんが、リョクシャカさんからは圧倒的なプラスのパワーで包み込まれる感じがしました。これで明日からの人生も頑張れそう。

マカロニえんぴつ

そして、MTV LIVE MATCHのトリを飾るのは、マカロニえんぴつ。

普通マカロニえんぴつじゃなくて緑黄色社会がトリでしょってボーカルのはっとりさんは言ってたけど、ソンナコトナイヨ。めちゃくちゃ盛り上がってましたよ。

セトリは「愛のレンタル」「レモンパイ」「恋人ごっこ」「ブルーベリー・ナイツ」「八月の陽炎」「ヤングアダルト」「はしりがき」。

マカロニえんぴつは、約1年半前に猛烈にハマった時期があって、いつかライブに行きたいと思っていたので、ここで運命的にマカロックを聴けて本当に良かった。

それにしても、愛のレンタルの衝撃ったらない。

愛のレンタルは、私立恵比寿中学、通称エビ中というアイドルグループにマカロニえんぴつが楽曲提供した曲で、自分はエビ中のオタクもしているので、やってくれないかなあとどこか期待はしていましたが、まさか一曲目に来るとは思わなかった。間違いなくあの場にいたエビ中ファミリー（おひさまの姿）は全員もれなく優勝していたと思う。

それと全く関係ないけど、今、ヤングアダルトの歌詞通りの若者になってしまっているなって思ったな。愛情が足りない。

あと、マカロニえんぴつの出番のときは、ペンライトがなぜか赤色で統一されていて、「歓迎されてる？赤はブーイングかと思っちゃうよ」というはっとりさんの発言、普通に笑っちゃいました。

マカロニえんぴつといえば、はっとりさんの熱のこもったMC。紡ぎ出される言葉の数々が、心にスッと入ってくるんですよね。さすがだ。

それにしても、緑黄色社会もマカロニえんぴつも、キーボードがカッコイイ。自分もあんな風にキーボードを弾けるようになりたかった。これでも姉の真似をして、ピアノをずっと習ってたんですよ。全く上達しませんでしたが。

終演

花ちゃんズ、日向坂46、緑黄色社会、マカロニえんぴつ。今回のライブは錚々たるメンバーだったので、ライブ終わりの余韻がいつも以上にすごかったです。

こういうフェス形式のライブで思い出すのは、

アーティストに煽られて始める「put your hands up」は本当の「put your hands up」ではなく、

本当の「put your hands up」とは、自分の中で気持ちが高ぶって、もう抑えられない！あああ！「put your hands up!!!!!」であり、それには拍手だったり、体を動かしたり、気持ちが高ぶってついしてしまう行為全てが含まれるという理論で、

今回のMTV LIVE MATCHは、本当の「put your hands up」が何度も出てしまうくらい最高のライブで、行ってよかったなと強く思いました。また、このMTV LIVE MATCHを通して、音楽の力はすごいと改めて実感させられました。

日向坂46、緑黄色社会、マカロニえんぴつ、それぞれの単独ライブにもまた行ってみたいな。