頭皮診断で何が分かるのか解説します
新潟県南魚沼市で「髪と頭皮のお悩み改善」のヘアサロンOrientalの代表をしております廣田勝也です。
頭皮は顔や手足と違ってご自身で確認しにくい(ほぼ無理)場所ですよね。
見えないだけに頭皮がどんなコンディションか分からないですもんね。
その為Oriental ではご希望の方にマイクロスコープを使って、頭皮診断を行っております。
お客様と私で頭皮の現状の把握を共有します。
Oriental の頭皮診断はただスコープで頭皮を見るだけではありません。
見る順番もありますし何処を注意して見ているかを、なるべく分かりやすく解説していきます。
その前に！
そもそも頭皮や毛穴の汚れってどんな状態？
⭐頭皮、毛穴の汚れとは酸化した皮脂と不純物のことを云います
・毛穴は汗と皮脂を出すところです
・毛穴は空気に触れることで｢空気酸化｣、紫外線に触れることで｢紫外線酸化｣を起こします
⬇ 結果
★酸化した皮脂になります。(酸化皮脂とは金属に例えると錆びが発生した状態です)
★さらにシャンプーやスタイリング剤の残留成分と混じり不純物になります
⬇ 結果
★これらが頭皮・毛穴に残ると薄毛や皮膚炎・臭いに繋がる可能性があります
★酸化した皮脂と不純物は残念ながら、どんなに丁寧に洗ってもシャンプーでは除去できません
※そこで重要になる「ヘアケア」があるのですが、それについては別の機会にお伝えします。
皮脂が酸化すると何でよくない？
酸化した皮脂
⬇
薄毛、抜け毛、細毛、痒み、赤み、悪臭、フケ、皮膚炎、脂性等
⬇
薄毛、頭皮トラブルの元❗
・良い皮脂→皮脂膜を残す
・悪い皮脂→酸化した皮脂の除去が理想
⭐皮脂を何でもかんでも取ればいい訳ではなく、大事なのは皮脂膜を残しながらのクレンジングが効果的です❗
・黄ばんだ皮脂=古い皮脂=悪い皮脂
・透明な皮脂=新しい皮脂=良い皮脂
⭐AGAの人やAGAになる可能性の人は、後頭部より頭頂部の髪の方が明らかに細い毛が多いのも特徴です❗
頭皮診断の見る順番と箇所
１、《毛髪》後頭部から見ます
・１つの毛穴から２～３本の毛髪が生えてると良い
・頭皮の色は青白いのが良い
・毛穴は黄ばみがなく透明だと良い
・後頭部はＡＧＡや薄毛の影響を受ける場所ではない（後頭部はその人の髪のポテンシャルが分かる場所）
・大事なのは太さと本数
続いてこの順番で見ていきます
２、額の生え際
３、頭頂部（頭のてっぺん）
４、つむじ
《頭皮》
※青白い⇒健康な頭皮
※黄色⇒危険信号で注意が必要（酸化した皮脂）
毛穴だけじゃなく頭皮にも皮脂が残ってる状態です
・脂漏性皮膚炎の可能性⇒ギトギトした頭皮です
・日焼けは血行不良や老廃物が溜まり、皮膚の機能低下のサインです
※赤い⇒赤信号
・乾燥してる⇒皮膚炎の可能性があります
・乾燥なし⇒シャンプーが原因（シャンプー剤や洗い方）
・外傷か皮膚炎(引っかいたり傷など）
・皮脂欠乏症
・接触性皮膚炎（アレルギー性、刺激性）
【頭皮の色】 【原因】
・頭頂部が赤い → ・シャンプー(シャンプー材自体、洗い方)
・サイドが赤い → ・ストレス
・汗(雑菌)
・後頭部が赤い → ・汗(雑菌)
・ぼんのくぼや耳の裏等は汗が溜まりやすい
《毛穴》
・毛穴詰まりより大事なのは色です！
・透明が理想です
・黄ばんでる⇒トラブルの元となる酸化した皮脂は黄ばみます
⬇ 結果
それにより薄毛、皮膚炎、悪臭を招きやすくなります
※頭皮環境が良くなると薄毛は起こりづらくなります。
そのため髪の毛から得られる情報は多大です！！
・後頭部から見る⇒毛穴から何本生えて太さはどれくらいか
↓
それがポテンシャルになります
さらに
※生え際、頭頂部、つむじなど特に気になるところは
何本？
太さは？
もし少なく細くなってたら・・・
・何本＝２本が１本に⇒ヘアサイクル（毛周期）の乱れ
・ＡＧＡにより早く抜けてしまう＋休止期が長く頭に存在できる期間が短い
・毛穴が萎縮（縮む）して本数が生えれない＝老化＋ＡＧＡ
orientalで行う頭皮診断では「髪と頭皮のお悩み改善」のプロとして、「正しい知識」と「正しいヘアケアのやり方」をお伝えしております。
・抜け毛が気になる
・薄くなってきた
・髪が細くなってきた
・髪がパサつく
・頭が痒い
・正しいヘアケアを知りたい
些細なことでも構いませんので、気になる方はお聞きください。
少しでも皆さんの大切な髪のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。