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デザイン性の高さが魅力!モルタル外壁材のメンテナンスについてご紹介

近年、サイディングが人気となっている外壁業界ですが、改めて「モルタル」の美しさや機能が見直され、再び人気となっていることをご存知でしょうか。今回は「モルタル」外壁材のメリット・デメリットやメンテナンスについてご紹介していきます。


■モルタルとは

モルタルは砂とセメントに水を加えて混ぜ合わせた素材です。
塗り壁をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。

仕上げの仕方で、外壁の表情を変えることができ、世界でたった一つのオリジナルな外観に仕上げることができます。

■モルタルのメリット

①防火性・遮熱性が高い

モルタルの素材は不燃性であるため、万が一火事が発生しても延焼しづらいというメリットがあります。
また、遮熱性も高く外気温の影響をあまり受けないという嬉しい特徴も。

②継ぎ目がなく劣化しづらい

サイディング外壁のように、素材と素材を繋ぐ構造ではないため、継ぎ目の劣化が発生しません。

③デザインが豊富

職人が現場で塗布して仕上げるモルタルは、デザインの幅も無限大です。
選べるカラーも豊富で、塗り壁に模様を入れることもできます。
線を引いたようなボーダーパターン、ラフに仕上げるコテ仕上げなど、パターンを変えることで様々な表情を演出することができます。

■モルタルのデメリット

①劣化が目立ちやすい

モルタル外壁は表面に凹凸があり、その凹凸部分に汚れが溜まりやすいという特徴があります。
そのため、経年劣化が目立ちやすいですが、定期的なメンテナンスをすることで綺麗な状態を保つことができますよ。

②ひび割れが起こりやすい

塗装の際に水を使うため、塗装材が乾燥する過程で収縮が起こりひび割れが生じることがあります。
そのため、素材自体の吸水性も高く、外壁内部で水分の移動が起こり、ひび割れにつながる可能性があります。

■モルタル外壁のメンテナンスについて

モルタルは定期的にメンテナンスを行うことで、30年は持つと言われています。
ただし立地や使用した塗料によっても劣化状況は変わりますので、良い状態を保つためには、定期点検を欠かさず行うことがおすすめです♪

特に、変色・かび・外壁を触ると手に白い粉がつくチョーキング・ひび割れが見られたら、一度、外壁専門会社に点検を依頼しましょう。
放置しておくと、建物内部に水が侵入するなど、ダメージが広がり、余計な費用がかかってしまう場合があります。

塗装をし直す場合は一般的な30〜40坪の住宅で80〜140万ほどが相場となります。
劣化状況や選ぶ塗料によっても価格は変動しますのでお気をつけくださいね。


いかがでしたでしょうか?
モルタル材は耐火性やデザイン性が高く、優秀な外壁材です。
適切にメンテナンスを行うことで、美しさと機能性を保ちたいですね。

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