外壁塗装のとき基礎部分は塗装する?しない?
外壁塗装工事を行う際、基礎部分はどうしていますでしょうか?
基礎部分の塗装工事について検索すると、塗装した方がいいという意見としない方が良いという意見をみかけますが、どちらも正解です。
今回は基礎の塗装について解説していきます。
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基礎とは?
そもそもお家の基礎とはどの部分なのでしょうか。
画像で説明すると、家の下のコンクリートの部分です。
基礎とは、建物を支えるための土台部分のことです。
地盤の硬さなどによりさまざまな工法で作られており、建物の重さを地面に伝えるという役割のある建物の中でも一番大切な部分なのです。
基礎を塗装するメリットと注意点
基礎を塗装するメリットは、以下の3点です。
①防水性が高まる
②美観の向上
③カビやコケ、シロアリの発生を防ぐ
基礎の部分は、コンクリートやモルタル、セメントなどでできているため、水分やカビ、コケ、シロアリなどには弱く、外壁同様、外からのダメージから守り、長持ちさせることができます。
塗装を行う場合の注意点は、基礎部分の劣化に気づきづらくなることです。
基礎は建物の一番大切な部分のため、基礎が劣化してしまうと家の耐久性が下がります。
基礎部分は外壁や屋根とは異なり、地面に接しているので、見た目でわからない内部から劣化してきてしまうこともあるのです。
基礎を塗装した方が良い場合
基礎を塗装した方が良い場合は、基礎部分にひび割れや水漏れなど、劣化が見られない場合です。
補強工事をした後などであれば、塗膜の耐用年数よりも早く基礎が劣化してしまうということもないため、基礎の補修をしてから塗装をすることで防水性や美観が向上し、カビやコケ、シロアリ対策になります。
特に、基礎塗装専用の塗料もありますので、専用のものを使用してもらうよう頼むと良いでしょう。
基礎を塗装しない方が良い場合
基礎を塗装しない方が良い場合は、基礎にヒビや水漏れなどの劣化が見られる場合や、床下の湿気が高い地域の場合です。
基礎が劣化してきている上から塗装してしまうと、基礎部分の劣化の発見が遅れてしまったり、塗膜もひび割れてしまいます。
また、床下の湿気が多い土地で基礎部分を塗装してしまうと、水漏れの発見が遅れてしまううえに、せっかく塗装した塗膜もすぐに剥がれてしまいます。
基礎の状態が良くない場合は、基礎の修繕や基礎の補強工事を行い、それから塗装を行うのが良いでしょう。
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いかがでしたでしょうか。
塗装といえば外壁や屋根を想像してしまいますが、まれに基礎の塗装はどうするか聞かれる場合もあります。
一番大切ですが忘れがちな基礎の部分です。しっかりと知識をつけて、土地の特性や基礎の状態から検討していけると良いですね。