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南野 森 京・江戸・博多・そして巴里 35 第15回南野ゼミ東京研修旅行

みなみの・しげる●九州大学法学部教授。京都市生まれ。洛星中・高等学校、東京大学卒業後、同大学大学院、パリ第10大学大学院を経て、2002年九州大学助教授、14年教授。AKB48の内山奈月との共著で好評を博した『憲法主義』(PHP文庫)ほか著書多数。

12月16日(月)から18日(水)まで、学生17名を引率し東京へ行ってきた。九大法学部南野ゼミの名物企画「東京研修旅行」については、本連載で2度書いたことがある(第13回「いも九、いざ江戸へ」、第24回「メリノールの!」)。二〇〇八年からコロナ禍の2年を除き毎年続けており、今回で15回目になった。
 毎回、最高裁、国会、中央官庁、マスコミなどを訪問してきたが、今回は、臨時国会召集が11月28日であったから、研修旅行の時点での国会の状況が直前までわからず、国会関係の予定を立てられないまま見切り発車で出発することになった。事前に約束が取れていたのは最高裁と法務省とNHKのみで、あとは国会次第。我々の予定は、月曜午後、火曜午後、水曜午前が空白になっていた。

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