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2/8 夜シフト

 週の6日くらい朝のシフトに入っているんだけれど、今日は急な欠員できたシフトの穴を埋めるべく午後の出勤。いつもスタッフには15:30から出勤してもらっているが、バタバタするのがいやなので14:00に宿に到着した。案の定、アウトするはずのアメリカ人君が今夜の宿探しに苦戦していたので、手伝う。無事に長野駅前の宿に空きがあった。その後はこの雪でなかなか乾かない洗濯物をストーブの近くに移動させたり、なんだかんだやっていたら、チェックインの時間。
 はじめに来たのはおっとりした雰囲気をまとった日本在住の中国人女性。流暢な日本語ではあるが、「観光できるところはあるか?」「これ飲んでいいのか?」「そうだな」というような語尾で話すので語気が強く見た目とのギャップが面白い。
 長丁場のイタリア人君は今日が最終日。あまりにもラウンジに馴染みすぎているので、カナダからの旅人が「どのくらいここに泊まっているの?」と突っ込んだところ、「3年(笑)」って答えていた(実際はトータルで10日ほどだったか)。イタリア人君の彼は、大きなレストランでシェフとして働いているが、もうそういう働き方ではなく、個人で小さな農園を持って、そこで採れた野菜をつかって小さなレストランを始めたいらしい。あぁ、なんだかわかるな、その気持ち。そんな話をした。
 中国、カナダ、チリ、オーストラリア、日本、イタリア、スペイン、アイルランド、という具合に世界各国からの旅人と話し、座る暇なくあっという間に23時の消灯時間を迎えた。疲れたがよき夜だった。


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