むらさき色の花をあつめて
もうすぐ五月です。
日差しも少しずつ強くなり、夕暮れ時にはどこか湿った空気を感じるようになりました。
春から初夏へと向かう季節。外へ出ると、色とりどりの花が元気に咲いています。
この時期、特に目を引くのは紫色の花です。
新緑に映える、涼しげで、穏やかで、どこかほっとする優しい色。
この春、たくさんのむらさき色の花を集めました。
ムスカリ
すずらんに似た小さな花が、葡萄のように連なっています。濃い紫に、うっすらと白い縁取り模様。
真上から見ると、傘がぱっと開いたみたい。
オオアラセイトウ(大紫羅欄花)
あぜ道に咲いていた、野生の花です。黄味がかった色。ほんのり湿った場所で、ひっそりと佇んでいました。
ヒヤシンソイデス(和名・ツリガネズイセン・釣鐘水仙)
街路樹の横で群生していました。ベルのようなかたち。たくさんの日差しを浴びて、きらきらと輝いていました。
ツルニチニチソウ
淡い色。斜めに広がった花びらが、風車のようでとても涼しげ。
アネモネ
福島県白河市のフラワーワールドで撮影したもの。大きな花びらが幾つも重なって、華やかなドレスのよう。
集めた花は、ほんの一部。
オダマキ、ベルフラワー、クリスマスローズ、ルピナス、ビオラ、あやめ、藤、ラベンダー。
春から初夏にかけて咲くむらさき色の花は、まだまだたくさんあります。
街中で、公園で、しずかに咲く花たちとの出会いがとても楽しみです。
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