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RSGT2022の空気を吸って感じたこと
Regional Scrum Gathering Tokyo 略してRSGT。年初めに先輩が参加して「この発表よかったよ!」と資料のURLを社内展開してくれる、あのRSGT。自分にとっては雲の上の存在でしたが、今年は先輩と一緒にスポンサーセッション発表をすることになり、ついに初参加を果たしました。
1日目・2日目は会場から、3日目はオンラインでの参加です。
あの場そのものが学びの宝庫だったので、参加時の気持ちを忘れないよう書き留めておきます。
セッション内容ではなく感情の変遷について書いたレポートですので「ふーん、初参加の人はこう感じてたんだー」くらいの認識で読んでいただけると幸いです。
緊張でガチガチだったDay1
受付を済ませたあとは、とりあえず周りに倣ってFirstTimerリボンを名札にぺたり。(リボンを沢山つけている人が、いっぱいいるなぁ……自分、場違いだったかも……)と戦々恐々としていました。席に座りながら、ずっとペットボトルのお茶を飲んでいたと思う。
気が少し楽になったのは、Keynoteセッション中。Discord上で「プログラムマネジメントの解釈がわからない」という書き込みを目にしたときでした。その発言をうけて、色々な人がこうじゃない?ああじゃない?と返信している様子をみて(あ、わからないって言って大丈夫なんだ、ここ学びの場なんだ)と実感が湧いてきたのを、よく覚えています。
そこからギアが入り、セッションや質疑応答、チャット上の議論が頭にするすると入ってきて、なるほどー!面白いーー!とワクワクしながらメモを取りまくってました。twitterで呟くつもりだったのに、夢中になりすぎて忘れてしまった。
ただ緊張は継続していて、初日はインプットのみとなってしまいました。
徐々に慣れたDay2
2日目になると若干に緊張が和らぎ、
Discordで人が押したスタンプに追加で反応する
→自らスタンプを押して反応する
→自分でコメントを書き込む
と、ちょっとずつ能動的にアクションできるようなっていきました。引っ込み思案かつヘタレな自分にとってコレは大きな変化です。おお、これが場の力……!としみじみ感動していました。
発表をしたのも、この日です。資料はこちら
モバイルゲームの運用の安定化のためにプロセスマネジメントをチームで取り組んでみた
今読み返して気づいたんですが、これはリモート環境下でSmall World Networksを上手く作れた事例だったんだなぁ。この内容が誰かの参考に少しでもなればいいな。
ちなみにこの発表の前枠はソフトバンク株式会社さんの「新人だけで挑む!体当たりスクラム開発」だったのですが、そこで新卒だのに一人で登壇していたみっちゃんさんの姿に、実は勇気をもらってました!この場で、感謝を述べます。ありがとうございました…!
一歩踏み出せたDay3
3日目は自分の体力と道路の状態を鑑みて、オンラインでの参加を選びました。
個人的には、オンライン参加でもあまり距離を感じず、1日目・2日目と同じようにスムーズに参加ができました。特にOSTではDiscordのボイスチャンネルとMiroを通じてオフラインの会場と繋がれている感覚が確かにありました。口頭よりも書き言葉でのコミュニケーションのが得意な自分としては、リアル会場で参加するよりも寧ろ発言しやすかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1641721514013-8gPal8OyUx.png?width=1200)
あ、でもOSTを受けてFirstTimer同士でランチ時間に集まってたようなので、オフラインはオフラインの良さがあるんだと思います。その場に行きたかったな。でもあの体調で会場に向かってたら、凍った道路で転んで怪我する可能性が高かったしなぁ……
ともかく、最終日にはハイブリット開催の恩恵を受け、オンライン上でのTwitter連絡交換ができたのでした。
ふりかえって
心理的安全性が高く学びが行きかう場を作ろうとしたときに、RSGTそのものが非常によいお手本なるんだと思いました。3日間における自分の感情・感覚の変遷を噛みしめ、何がトリガーだったのかを追うだけでも、場づくりのヒントが沢山得られそうです。
一方で、場づくりのプロが集まるコミュニティであっても(少なくとも私という)ルーキーが馴染むのに数日かかったのですから、チーム・組織づくりが如何に難しいのかを改めて感じました。そりゃ1回チームビルドMTGしたくらいじゃ変わらないわ。頭では理解していたのですが、当事者になったことで経験としても理解できました。
そして何より、いくら良い場があってもそれを活かせるかは自分次第というのを痛感しました。今振り返ると、もっといろんなことができたのになぁ勿体ないなぁ……という気持ちでいっぱいです。DAY1の知り合いを増やす会に飛び込んだり、Discordの廊下部屋を覗いたりしてみればよかった。
次、機会があったときに生かせるよう、いろんなことに挑戦したり発信する練習をしなければ。頑張るぞ!