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最も重要な判断材料はチャートです

買いたいと思う人と売りたいと思う人の理由如何に関わらず、買いたい人の総和と、売りたい人の総和の綱引きの結果が現在の株価。その株価を時間の経過ごとに結んだものがチャート。

理由や動機に関わらず、もっとも客観的な情報がチャートに表現されます。

ある銘柄の株価が870円だとしたら、誰に聞いても現在の株価は870円であって、870円である理由を知る必要はありません。

ファンダメンタルズを100%無視していいのではなく、あまり当てにする必要がない。感覚的には20%程度で十分。チャート分析に80%以上の労力を割くべきなんです。なぜなら、チャートは最も客観的な情報だから。

ただし、これだけは忘れてはいけない事があります。

チャート分析した結果はあくまでも分析者の主観であり、どうみるかは人によって相違して当たり前。見え方、感じ方が違って当然。カリスマのテクニックはカリスマだからできる事であって、カリスマでない者が真似したところで同じように再現できるわけがありません。カリスマと一般人では見え方が違うからです。

「チャートという事実にのみ従う」という意味から実践家を名乗っています。自分のチャート読解力を磨き有利な状態で戦う事がトレードで稼ぐ事につながってきます。

多くの個人投資家はチャートが読めません。トレード教育事業に関わっているのでよくわかります。テクニカル指標を当てはめる事が、株価を占う事と盲目的に信じて疑わない人。チャートの本質がわからないので、需給関係がまるで見えてこないし、当然売買のタイミングもわからない。だから95%の人が消えていなくなるのです。


平均株価は、すべてのものを織り込んでいる

ダウ理論では、次のように考えています。

毎日毎日の終値の変化は、現在、そして予測されるものを問わず、全市場参加者の判断のすべての結果です。したがって、この過程で株式の需給関係に影響を与えるものは、すべて相場に織り込まれているというわけです。いずれにしても、こうした考え方に基づかないと株式のテクニカルチャート分析は成り立ちません。

ダウ理論(ダウセオリー)



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