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【30年の投資経験から学んだ】私が伝えたい、本当に稼げる投資家になるための秘訣

実践投資家?
「お前、何の資格があって言ってんだ」と思う人もいるでしょう。

かれこれ30年ほど前の事・・・。証券会社の営業の口車に乗っかってしまい、高級外車を買えるほど損失が膨れ上がっていました。いよいよ自宅を手放すかどうかの状態にまで追い込まれていたのです。

あの頃は、身の毛もよだつ程のどん詰まり状態。

もうさすがに打つ手に困り、できることと言えば毎日神社に行って「神様。どうか助けて下さい」とお祈りをする事。地の底までたたき落とされた当時の私にはそれしか思いつきませんでした。当然、そんな事をしてもなんの解決にもなりません。

崖っぷちの大ピンチまで追い込まれたとき「神様とのツテがあるから訪ねてはどうだ」と知り合いが声を掛けてくれました。相場を長年張り続けてきた老相場師を紹介してもらうことができました。老師は何かを教えてくれることはありませんが、押しかけて行ってそばにいる事は許してもらっていたのです。

何をやってるか、じっと見てた。

老師といえど人です。人ができることが、私にできないはずがないという根拠のない自信だけはありました。側にいていいということは、見て盗めということでしょう。一挙手一投足、師のやってることを見落とさないようメモを片手に毎日観察していました。

師は手書きでグラフを書いていました。複数銘柄、そうですね20から30は書いていたと思います。毎日、その日の株価の動きを記録されていました。方眼紙に一日の足を書き込む。日に焼けた丸めた状態の方眼紙が1万本ぐらいあったでしょうか。

何をどうみているのか、その時はわからなかったが、手書きで記入することで相場の息吹というか、市場参加者の心理を感じとろうという姿勢だけは、私程度でもわかった。ラインもたくさん引いてあり、何本も何本も色分けをしたラインが書かれてありました。

そして何より、ど真剣。取り組む姿勢が違う。まさにチャート職人、いや、チャート仙人でした。

それを見習って私もラインを引きまくりました。さすがに今の時代手書きでチャートを書くなんて効率的ではありません。PCに表示されるチャートにラインを引いたり、毎日の動きをチェックしたり、同じようなことはいくらでもできます。手書きがいいとか、パソコンでラインを引くとか、その方法論はどうでもよくて、問題は・・・、

  • どのくらい真剣にチャートに向き合うか?

  • チャートから何を感じ取るか?

そして、

  • 他者への想像力を磨き自分の売買にどう生かすか?


結局、同じチャートをみても、儲かる者もいれば儲けられない者もいます。
儲けられない者も、それなりにチャートを見ているはずですが、所詮は儲からない程度の者がチャートを見ているつもりになっている。つまり、肝心な事は何も感じ取れてないという事です。まさに、その時の私の状態です。

チャートの背景などまるで見ていないし、見えていない。
相場参加者の息吹など微塵も感じていない。そこに、儲ける者と儲けられない者の決定的な差が生じているんです。

私自身もそうでしたが、テクニカルを当てはめて未来を予想することに躍起になっている人も多いことでしょう。私が師から学んだ事は、チャートから何を感じ取るか?なんです。

私がピンチを脱したきっかけは、チャートから相場参加者が次にどう動くかがわかるようになったからです。テクニカルをどう当てはめるかとか、 単純移動平均線がいいか、加重移動平均線がいいかなど、どうでもいいことだったんです。

他者への想像力も多少はわかるようになり、やっと稼げる売買ルールが構築できた事もあり私は短期間でどん底から復活することができました。神様はいたんです。生き神様です。神社に行ってお願いをした意味があったんです。

■ 老師から学んだこと ■

  • 真剣にチャートに向き合え

  • チャートから相場参加者の息吹を感じ取れ

  • 他者への想像力を磨き自分の売買に活かせ


私はこの経験から、こんなものがあったら誰でも楽にトレードで成功できるんじゃないかと、「投資力養成プログラム」をスタートさせました。投資教育事業を主宰し14年、6600名を超える受講者さんにご縁をいただき、正しい訓練を十分な期間にわたって継続することを伝え続けてきました。

相場の世界で私より稼いでいる人は山のようにいるでしょう。しかし、実践の場で稼ぎ出すと同時に投資教育のアドバイスをし実際に稼げるまで育成することのできる力を持った者の中では日本一だと自負しています。



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