多くの個人投資家が「自分なり」を追求した結果・・・
道を究めるには時間が必要
受講者さんから規定課題とする映画「日日是好日」の感想をいただきました。
「自分なり」を追求した結果どうなるか?
守破離の守ができていないうちから、「自分なり」のやり方を貫こうとする人の多いこと多いこと。「自分なり」を散々追求してきた結果が今現在の姿。これまでの自分のスタンスが間違っている事に、なぜ気付かないのだろう?
なんなら、世の中の投資を勉強しようとした人全てが、投資本を少しかじった程度で「自分なり」をふんだんに盛り込み、お金だけ失って退場していく。昭和の時代から変わらないので、数千万人単位で「自分なり」を追求してきたと言える。
それでも「自分なり」を追求する意味がどこにある?
数千万分の1の人間になれるとでも思ってるのか?
相場の世界の大谷翔平にでもなるつもりなのか?
守破離の守ができない茶道はもはや茶道じゃなく単なる喫茶。友達と「お茶でもしようか?」の世界。守破離の守ができないトレードは、もはや趣味か娯楽。競馬かパチンコ程度と変わらない。
決まった型を真似る事を守破離の守と言う。
こうすれば成功するというお手本があるんだから、それを完コピすればいいだけの事。「自分なり」を追求しても、数千万人と同じように失敗するだけなんだから、一度本気で守破離の守を徹底したらいいのに。
と言うか、それしか方法はないと思うのだが。