トレードの成功への近道。<記憶と心の話>
真の敵は過去の記憶
受講者さんさんから
課題図書「勝負脳の鍛え方」の感想をいただき、
大事なことを思い出させていただきました。
そこで今日は、
トレードにおける記憶と心の関係についての、
重要な話になります。
人間の脳は素晴らしい能力を持っていることは、
「勝負脳の鍛え方」林成之著 を読んだ方なら
理解されたでしょうが、多分お忘れのことでしょう。
記憶なんてそんなもんです。
でも、それじゃあ、ダメなんですよ。
「勝負脳の鍛え方」では、記憶は特に重要で、
「イメージ記憶」について書いておられました。
記憶は、私たちの思考や判断、
表現の基礎となっているものです。
大切なのは、この記憶が単なる
情報の倉庫ではないということなんです。
記憶は私たちの心と
深く結びついているんです。
例えば、チャートと向き合っている場面を
思い浮かべてみてください。
・増玉のタイミングで増玉できなかったり
・勝手に天井だと認識しエントリーに躊躇したり
・少しの押しで含み益の減少を怖がったり
・びびって逆指値注文を引き上げて後悔したり
こんなことばかりでしょう。
「勝てる気がしない」
「やってられるか」
「住川は嘘ばかり言いやがって」
なんて思ってしまうのは仕方ないことです。
これらはすべて、
過去の経験や感情が
ネガティブな記憶として蓄積され、
現在の判断に影響を与えているんです。
いい影響を受けているなら問題ありませんが、
確実に悪い影響を受けてるんです。
そこで重要なのは、
心の状態を整えることです。
過去の失敗や負の感情に
覆われているようでは
正しい判断なんて
できるはずがありません。
でもね、
逆に言えば心の状態を整えれば、
多くの問題が解決できるんですよ。
実践投資家のための心理管理テクニック
具体的には、以下のような方法です。
相場日記をつける:
感情と結果の関係を客観的に分析する
週次報告を徹底する:
感情に負けたのか?確率の問題なのか?
客観的に分析するため第三者の視点を活かし
解決課題を洗い出す
モーニングメソッド:
アファメーションをフル活用し
自分史上最高の自分になると決意する
自分の感情や思考パターンを客観的に観察し、
コントロールする能力を磨くことです。
簡単ではありませんが、
不可能なことではありません。
一歩一歩、自己認識を深め、
心の状態をコントロールする技術を
磨いていけば、必ず結果はついてきます。
自分の可能性に蓋をするのは、
今じゃなくてもいつでもできます。
心の状態を整えることで、
1000万円プレーヤーになるぐらいのことは
できるんです。
今日から、「相場日誌」「週次報告」
「アファメーション」を駆使して、
自分の心と向き合い、
自分史上最高の自分になればいいのです。