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お見送り
昨日、私もよく知ってる主人の大学からの友達のサンドくん(仮)が亡くなりました。
癌でした。
進行がとても早く、癌だと診断されて一年経ってなかった様な気がします。
去年の9月には近場とはいえ主人らとツーリング行ったり、11月には他の友達ら家族も一緒にBBQやったり。
私は最後に会ったのがそのBBQだったので、その時の光景が最後のデータで、以降アップデートされてなかったのでそのイメージしか姿が思い浮かばないのですが、そこからすごい速さで癌が進行したらしく。
(そのBBQまでもかなり癌が進行してて、東京の方の病院にもかかったり…とかやってるとは聞いていたけど、でもその割にはまだ大丈夫そう!と勝手に思ってた)
それでもその時の姿が最後だったので、年末の忘年会はもうベッドから起き上がれず出席できない…と聞いた時は「え?でもまだ杖をついてでも自力で歩けるんじゃ…」と疑ったほどでした。
で、不謹慎と言えばそうなのですが、BBQの前だったので11月の中旬だったかな。
サンドくんはいつ亡くなるんだろう…と思った時に、ふ…と雪が降ってる光景が見えました。
【覚書】
— 公(koo)@2/16COMITIA151《東2-K44b》 (@koo_1095) November 12, 2024
雪が降ってるのがみえた
(プライベートの方での件)
「雪?え?もうすぐじゃん…」と思いつつ、それでも心のどこかで「いやいや、ゆーて早すぎでは?来季(2026年)の冬の話でしょ」と思ってました。
それでもやっぱ「雪、今年は降って欲しくないな…」と。
ちなみに我が家の地域ではだいたい初雪がクリスマス辺りなのですが、今季はクリスマスに雪が降らなくて「ほらね、やっぱ来季だよ」と思ってました。
(思い込もうとしてました)
が、年が明け、ここ数日急に寒波がやってきて夜中に雪が吹雪はじめ…。
単身赴任で遠方に行ってる、同じく主人の大学の友達の鯛くん(仮)が新年明けて単身赴任先に戻ったのに、早々に有給&リモートに切り替えてUターンし、平日ではありましたが主人と一緒にお見舞いに行きました。
サンドくん、ものすごく喜んでくれたらしく、いっぱい話をしたそうです。
でも薬の副作用で、話をしてる最中に意識が飛ぶみたいだった様ですが。
それでも、ツーリング先で知り合った方へ電話してみる?と聞いたら「話したい」と言って電話で話をしたり。
和やかに過ごしたそうでホッとしつつも、その晩は雪が少し吹雪いてて。
まぁでも自分が見た雪は、こんな吹雪くような雪じゃなかったしな…と思ってたのですが、翌日も少し吹雪いてて。
で、昼前。
駐車場へ行ってる時、風が止んでゆっくり雪がふうわり…と落ちてくるのを見て「あぁ、こんな雪だった」「やだな」と思いつつ用事を済ませて帰宅したら、主人から「さっき亡くなったそうです」と連絡ありました。
昔、ネットで知り合ったKちゃん(仮)が亡くなる時も、桜の花びらが舞ってるのが見えて、本当にそんな時期に逝った様ですが。
なんなんだろうな、あれ。
心の準備をするために見させてくれるのかな…。
亡くなった後、その魂が天国とか地獄と人が称する場所に行くわけじゃない、また願えば会えると頭じゃ分かっていても、やっぱなんとも言えない感情になります。
ちなみに主人は、「あの日、僕らがお見舞いに行って、たくさん喋ったりしたから疲れて早く逝ったのかな…とも思ったりする」「体調を考慮してお見舞いとか控えてたら、もう少し長く生きれてたのかな…」と。
まぁ、そう思うのはしょうがないけど、サンドくんは君や鯛くんに会えて、いっぱい話をして、すごく満足したと思うよ。
君らが体調を気にして会うのを遠慮したまま逝ってたら、サンドくんも、君も、きっと後悔だらけだっただろうけど、サンドくんは君らに会えたから、昔を懐かしむ話をいっぱいできたから後悔はしてないと思うよ…と伝えたら、小さく笑いながら「そうだね」と。
近しい人が亡くなったら、つい「あの時ああすれば…」「こうすれば…」と後悔の念が沸きがちだけど。
でも、自分に出来うる限りのことはやった…と思って欲しいな。
あっちで、「みんな、ありがとねー!」と嬉しそうに笑ってるサンドくんの姿が想像できるので、私も笑って見送りたいと思います。