ファーマーズマーケットを終え、泣いた訳~悔しかったこと~
12/15(土)、自身初となったファーマーズマーケットの開催を終え、その日の夜にinstagramで投稿した内容、、
「泣いています。
ネットカフェで1人反省会をしてたら涙が流れてきました。。。(以下省略)」
この投稿を見てくれた人に、、
「感動して泣いたん?」
「なんで泣いてたん?嬉しくて?」と、
よく聞かれます。
嬉しくて泣いた、確かにそれもあります。けれども、そこには本当にたくさんの感情が複雑に混ざり合っていました。なので、その涙の訳を整理してみることにしました。
今日は"悔しかったこと"について。
"悔しかったこと"
『まあ、こんなもんやな。って出店者さんが口に出したこと』
この言葉が僕にとっては一番悔しかったです。
確かに、初の開催で完璧な"場"を創ることはできないのかもしれません。
でも、これまで全力で取り組んできたからこそ、この言葉を聞いた時は悔しくてたまりませんでした。
「こんなもん」ではないことをこれから証明していきます。今ではこの言葉が原動力になっていると思います。
『12店舗、完全に完売することができなかったこと。』
14時の終了時にざっと全体を見回すと、用意された商品の6割以上は売ることができたように見えました。でも、残った商品を持って帰られる姿は見たくなかったです。
保存することができる商品だといいが、葉物野菜などのように繊細なものは鮮度が落ちてしまい、商品としての価値がすぐになくなってしまいます。
わざわざ、ファーマーズマーケットで販売するために収穫された野菜が廃棄されてしまう、ということを考えると、、場内、完全に完売さすことを理想とするため、それができなかったことは悔しかったです。
『商品が売れ残ってしまうことが課題だと認識していて、そのための解決策も考えることはできていたのに、そのプロジェクトを完成できなかったこと。』
"野菜を収穫して商品として持って来たけれども、売れ残ってしまう。"ということが、マーケットに出店する農家さんにとって、悩みであるということを早くの段階で把握していました。
そして、これを解決するためのプロジェクトを考え、着手していました。けれども、それを完遂させることはできませんでした。
だから、農家さんが売れ残ってしまった野菜と一緒に会場を出て行く姿を見ることに。
認知していたのにも関わらず、どうすることもできなかったのは完全に自分の実力不足でしかなく、ほんと悔しかったです。
『ファーマーズマーケットへ野菜を買いにくる、という目的で来てくれた人でいっぱいにならなかったこと。』
ファーマーズマーケットの会場は常に人が滞在していて、自分でいうのもなんですが、いい雰囲気が会場全体に流れていました。
子供連れの家族や、大学生のカップルが、ストーブを囲みながら思い思いの時間を過ごしている様子は、自分の想い描く理想とする場そのものでした。
お茶のたい焼きや米粉パン、有機安納芋の焼き芋 など、その場で食べることができるようなものは、すごく売れていました。
ファーマーズマーケットの会場内を歩く人の片手には、焼き芋が必ずある、みたいな感じ。冬の風情だなあ、という感じで、すごく絵になっていました。
でも、、
「新鮮で美味しい野菜を買いにファーマーズマーケットへ行こう。」
「スーパーでは買えないような野菜をファーマーズマーケットへ買いに行こう。」
「想いを持っている農家さんから直接お野菜を買いにいこう。」
↑こういう動機で、ファーマーズマーケットに来てくれていた人は、まだまだ多くなかっただろうな、と思います。
事前にブログを通じて情報を発信していたけれども、現実は厳しかったな、と悔しい思いをしました。
ファーマーズマーケットへ足を運ぶ目的の一つに、このような動機が含まれるようになってくると、さらにファーマーズマーケットが面白いものになってくると思います。
『雨が降ったこと』
一週間前から12/15(土)の天気予報は[晴れ]。前日の予報でも[晴れ]。
だったのに、当日の朝 5時に目を覚ますと外では雨が。すぐに止んでくれるだろう、と思っていたけれども、開始の9時になっても止んではくれませんでした。
その影響か、予想していたよりも来場者の数は少なく、合計来場者数は約500人。もっと多くの人が来てくれて、野菜ももっと売れていくと思っていただけに、雨が降ったことは悔しすぎました。
どうすることもできないことだけれども、、雨というだけで来ることを諦められてしまうような存在であったことがさらに悔しかったです。
"最後に"
今回が最初で最後ならば、ただただ悔しくて終わってしまうのだろうけど、僕たちは次を予定しています。
この悔しさから学んだことを次に活かして、理想とするファーマーズマーケットを創りあげていきます!
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明日は[感謝]について書きます。
(↓は、昨日書いた嬉しかったことについてです。合わせてどうぞ)