勉強なんて、と。
勉強は嫌いだ。はじめてしまえばそんな事もないのだけれど、最初の一歩を出すのが億劫になってしまって、何日もサボってしまう。
それは夏場クーラーの効いた部屋からお風呂場へむかう第一歩が出せない時と良く似ている。メイクは肌に悪いから落とさなきゃいけないし、髪も痛むから乾かさなければいけない。
「〜しなければいけない」
これは呪いの言葉だと思う。使えば使うほど、その行為への意欲が失われて行く。本当は自分にとって必要なことだからしているのに、いつだって強制などされていないのに、気がつくと無意識的に大きな圧力を己にかけている。
そう、一旦頭を第三者目線へと切り替えるだけで少しは意欲的に勉強に取り組める。そんな気がする。勉強はしなくてもいい。だが私は未来の私のために今必要な事をしてあげるのだ。未来の私から恨まれないように、精一杯の事を。
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